目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

佐渡は子育てしやすい島ですか?という質問に

2015年09月24日 | 佐渡だいすきネタ
このブログが、ブログタイトルに似つかわしくなく、
戦争法案反対一色になっているにも関わらず、
不思議なことに「佐渡」からみの検索ワードで、
このブログにひっかかる方が多いようで恐縮しています。

特に「佐渡 子育て」ワードで検索されて、ひっかかる方が多いというのが
個人的には恐縮、あるいは申し訳ないような気がしています。
その手の話題から、最近はかなり遠ざかっていまして、すみません。

大変ズバリなご質問にお答えしたいと思います。

「佐渡は子育てしやすい島ですか?」

そんな質問に対し、私ならどう答えるか、

私は「うん、普通にいいんじゃないですかね」と答えます。(答えました)

育児環境に求めるものは人それぞれですが、
私個人は「子どもは自然の中で育てたい」という強い願望がありましたので、
それさえクリアできれば、あとはその後考えよう的なものがありました。

なので、結果オーライ

という感じで。

おばあちゃんが島の人口には割合的に多いので、
かなり話しかけてくれますが、それだけでも雰囲気が
ほがらかになるように思えました。

バスの運転手さんが、赤ちゃんの泣き声に対して
「お母さん、気にしないでいいですよ」って声をかけてあげただけで
たちまち、全国のツィートで「素晴らしい対応!」と賛美されるくらいの
世の中です。

本当にお母さんたちは、しんどい状況の中で子育てしているなあ、と
しみじみ感じます。



付随するような形で申し訳ないですが、
佐渡は子育て支援が、結構充実しているのではないか、と思えるので、
純粋にありがたいです。
以下、思いつく限りですが、

●妊婦検診の時は、1回5000円かかる受信料が(保健が適用されないので)
 2人目から全額無料になったのは、純粋にありがたかったです。
 1人目の時は…お財布にきつかった~。

●保健師さんのマンパワーの充実感がありました。
検診の時に保健師さんがついて、子どもの健康状態をチェックしにきてくれるのですが、
とても親身になってくださる保健師さんにきてもらい、
相談にいろいろのってもらえました。
一人目の時は、(一人目ということもあり)
かなり神経質な質問に対しても丁寧に答えてもらったこと、
今更ながら有り難かったです。
3歳すぎた後でも、保育園で発生した悩みに対応してもらえて、すごくほっとしました。

真冬に集落が数日停電した時、大分夜遅くに担当の保健師さんが
「◯○さーん(息子の名前)」と大声で呼びながら、
車からおりてきてかけつけてくれたことは
なんというか、すごく胸にじーんと来ましたね。

我が家は電気で暖をとっていなかったので、大きな被害は何もなかったのですが、
6ヶ月の息子は大丈夫か、と親身になってくれたことしみじみ思い出されます。

行政の担当課の方は、ちょっと…な対応をされることが多かったのですが、
その不足分を補っているかなあ、と今なら思えます。




●保育園の保育料が2人目からは無料っていうのが最近からなりましたが、
これもありがたかったです。
(今は、上の子が小学校にはいったので適用解除になりましたが、
1年間無料っていうのは、ありがたかったです)


●中学生以下の子どもの入院負担金が無料というのが今年度からなったのも
いいなあ、と思えます。
我が子は、ありがたいことに入院は最近はしなくなりましたが、
入院しやすい子どもを持つお母さん達には、すごいありがたい処置なんじゃないでしょうか。

もちろん、望む声の大きさ、角度がもっと様々な面からあるのは
十分承知していますが、
私は、(大変失礼な言い方かもしれないけれども)
市のサポートに対して「大きな期待をしていなかった」側の市民なので、
産んでみて、こんなのもあるんだ、あんなのもあるんだ、へー
っていう感じで、ありがたかったのです。



佐渡での子育てが100%おすすめ、とは言いきれませんが、
(いろいろな理想がありますからね)
一考してみるのはよいと思います。

まずはご自身の「子育てのイメージ」をふくらませ、羅列してみて、
そこに近いか、どれくらい近いか、遠いなら、どこが遠いのか、シュミレーションしてみると
よろしいかな、と思います。
もちろん、ダンナさんとの対話は何にも増して大切だと思いますが。







追記:

今年の2月に、子育て世代と市長との対話集会があり、
子育て世代の親限定で、市長(と各種担当課長)の方々との意見交換会が
行われました。
「行きたかったけれども、行けなかった」という声もいくつか聞いたので、
その返答についても併せて、載せようとおもいます。





(子育てに対する全意見・要望に対する回答が書かれた用紙が、
質問者全員に送付されました。)

その中でも、個人的に興味深いものをピックアップしました。
(内容は要望と返答のみです。興味のある方だけどうぞご覧ください)

●図書館、室などを充実させてほしい
・専任職員をつけてほしい
・平日の放課後時間帯に専任職員を配置してほしい。
・学校図書室への司書の配置を1校1人にしてほしい。
・子どもスペースを設置してほしい

回答:
◯図書室業務は専任職員が対応していますが、職員不在の場合は教育事務所の
職員により対応しております。
職員については、不備がある場合には改善に努めたいと考えています

◯学校図書館については、図書館担当教諭が中心になり、教職員、学校司書、
図書委員(児童生徒)、図書館ボランティアなどと協力して行っています。
今後も市立図書館とも連携しながら、読書活動を推進し、探求学習を支援します。

学校司書の配置人数については、平成27年度の運営状況を把握したうえで、平成28年度
以降の方針を検討します。

◯図書館•室への子どもスペース設置については、現状では場所の確保が難しいのですが、
今後、部屋の移動や施設を改築する際に、タタミ・ジュータンしきなど子どもスペースを
設置したいと考えています。



●屋外で子どもが遊べる場所や、雨の日や冬でも子どもが遊べる屋内施設を確保してほしい

「回答;屋外での遊び場の中で多くの要望をいただきました公園につきましては、
都市公園や、児童遊園を含め、24カ所の公園を「佐渡子育ち親育ち応援ブックはぐりん」で
紹介しております。
ご指摘にもありますが、遊具が壊れたため撤去あるいは使用禁止になっている公園もありますが、
公園では状況を見ながら計画的に遊具の整備を行っていますので、
今後もご利用いただきたいと思います。

ただ、現在のところ、新たな公園の設置につきましては計画がございませんが、
保育園の堰堤を土日・祝日に開放しております。
近くに公園がない場合はこちらもご利用いただけます。」


一方で、遊具はコストがかかる(設置費や管理費のことかな?)
(早期撤去し)もう設置しないようにという声もあるとも聞きましたから

様々な意見があるなあ、とも思いました。

「回答;屋内の遊び場につきましては、土日に開放している専用の施設がないことから、
金井および両津地区にそれぞれ計画している統合保育園に
「地域子育て支援センター」の整備を計画しており、土日祝日に親子での遊びや、
相談をできる施設としての整備を検討しています。


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