今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

暑さを防ぐには氷でなく水

2014年06月01日 | 健康

東京も名古屋も35℃を超えた(我が私設気象台による)。

真夏並の猛暑だ。

体が暑さに慣れていないため、熱中症になりやすい。

それを防ぐには皮膚温を上げないこと。

室内なら、肌の露出を多くして、体温よりは低い空気に触れる面積を大きくする(

室内気温を確認のこと)。

屋外では、逆に、肌の露出を少なくして、日射による温度上昇面積を小さくする。そのためには風通しのよい”日傘”が最適。

積極的に皮膚温を下げるには、水で濡らした保冷バンド(吸水ポリマー入り)を頸や額に巻く。

この保冷バンドは、絶対に「氷」でなく「水」であること。

この基本を理解していない人が多い(中学の理科で習うはず)。

氷用は気分的な冷たさを与えるが、30分と持たず、その後は無用の長物と化す。

皮膚温を下げるのは、低温物を当てるのではなく、水の気化熱を利用するのが本筋。

水分がある限り、気化熱という熱を奪う現象は長時間確実に作用する。

すなわち、あちこちの水道で浸し直して、保冷時間を自由に延長できる。

そもそも0℃の氷は皮膚への刺激として不自然に低すぎ、凍傷を誘う。
身体的にいいわけなく、あくまで短時間の”心理効果”しかない。
せいぜい使えるのは火傷の時。

氷を使うのは素人で、物理法則を分っている人は水冷式を使う(使われている材質が異なる)。

吸水ポリマー入りは100円ショップでも実用に耐えるのが売っている。

使用前はたっぷり1時間ほど水に浸して、ポリマーをぱんぱんにして使おう。


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