今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

渡瀬恒彦の「震える舌」

2017年03月18日 | 作品・作家評

俳優の渡瀬恒彦が亡くなった。
低音の声が印象的だった。

早速、彼の俳優人生を偲ぶため、主演映画を観たい。
「皇帝のいない八月」もいいが、私がお勧めするのは「震える舌」。

この映画は、渡瀬恒彦だからという理由に限らず、一度は観るに値する(レンタル DVDになっている)。
内容は、”破傷風は恐ろしい”、というそれなりに啓蒙的価値のあるテーマなのだが、その子役の演技のリアルさに、映画館で観た私は、スクリーンを正視するのがこれ以上ないほどつらかった。

そういうわけで幾度も観たい映画ではないが、”一度”は観るに値すると断言できる。
私がここまで言うのは他にない。

この映画に出演した渡瀬恒彦のためにも、できるだけ多くの人が観てくれることを期待する(たぶんテレビ放映は難しい)。


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2 コメント

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Unknown (GGB)
2017-04-01 07:52:03
こんにちは。湯治に関する情報を探していてこちらのブログに出会うことができました。
とても内容の濃い温泉情報はもちろんですが、私が目を止めたのは『震える舌』という文字です。分かります!子供の演技のリアルさ!たった一度、土曜日の夜にテレビ放送されたのを、おそらく小学校就学前か低学年の時に観たのですが、子供が白目をむいて歯をぎゅーっと噛み合わせたか、舌を噛んで血が出たか定かではないのですが、とにかく痙攣して震えているシーンが強烈で、そこだけ鮮明に憶えています。渡瀬恒彦さんや他の俳優さんの記憶は無です。それだけあのシーンが子供ながらに強烈だったのだと思います。

今、医療系のカレッジに行っていて、教科書の中でTetanus (破傷風)という文字を目にした途端、この映画を思い出しました。やっぱりあの映画は破傷風がテーマだったのですね。
震える舌 (山根)
2017-04-03 00:42:16
GGBさん、コメントありがとうございます。この映画はテレビ放映されていたのですか。お茶の間にはショッキングな映像だと思います。ああいう映画は今は作れないかも。でも一度は観る価値がありますよね。レンタルで観れるのでお勧めします。

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