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災害大国であることの自覚

2017年07月15日 | 防災

例外がないくらい、気象災害は毎年発生している。
その理由は、まず低気圧の出現(発生・移動)分布をみると、日本付近が真っ黒となり世界的にも低気圧の通り道地帯であること。

そして国土の75%が山地なので、いわば国土の75%に土砂災害が発生しやすいこと(平地の一部でも発生する)。
またそれはほとんどの河川が急流であることを意味し、増水被害も発生しやすいこと。
ついでに残りの25%は人口が密集する沖積平野で、大きな河川による洪水被害と沿岸の低地は高波などの被害に見舞われる。

さらに日本付近は地球上でも格別な地震火山の密集地帯でもあるため、当然これらの被害のメッカでもある。

地震は75%の山地には山崩れなどの大規模土砂災害をもたらし、25%の平野には軟らかい地盤による激しい揺れと沿岸部と低地に津波被害をもたらす。

火山は地震よりは頻度が低いとはいえ、過去数百年の間に御嶽山、雲仙岳、三原山、磐梯山、富士山、浅間山などが被害を発生させている。

25%の平地のうち最大面積を占める関東平野は、大河川(利根川、渡良瀬川、鬼怒川、那珂川、荒川)が洪水のたびに運んでいた土砂と箱根・富士による火山堆積物によって形成されたもの。
面積第二位の濃尾平野は、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)が運んできた土砂と養老断層をはじめとする活断層によって造られた。

いや日本自体が、火山と地震(活断層)と洪水によって形成されたと言っていい。

このように、われわれは地球上でもすこぶる危険な場所に住んでいることを自覚したい。

では何をしたらいいか。 

わが勤務先の大学では、全学部生を対象とした防災の授業があり、その一部を担当している私は、受講者に自宅近くに「土砂災害危険箇所」があるか確認させている。
これと地震・洪水・津波のハザードマップの確認は、全国民にとって必須だ。

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