山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

山岳連盟自然保護グループの有志植物観察会  平成29年5月14日

2017年05月15日 | 番外編
 山梨県山岳連盟の自然保護グループ有志メンバーによる山梨県東部の山の植物観察会が開催された。開催が告知された当初は参加メンバーが3人しか集まらず、静かな山行になるかと思いきや、開催2日前から参加者が集まり始め、総勢10人となった。天気予報では晴れるはずだったのだが、高度を上げると小雨となり、カッパを着ての山歩きになってしまう。


    沢沿いで咲いていたシコクスミレ。途中から小雨となりカッパを着る。


    ヒナスミレはもう終わり。雨にうなだれている。


    ツルネコノメもほとんど終わっていたが、咲き残っているものも一部あった。


    ワチガイソウとイワボタン


    ミツバコンロンソウ


    雨に濡れるミツバコンロンソウ


    ヒメイチゲも雨でうなだれている。


    居ました。ミヤマスミレ。


    思ったよりもたくさん咲いていた。


    山中の林床に咲いていたヒナスミレ。ほとんどが終わっていた。


    ザレ地に咲いていたアカネスミレももう終わりかけている。


    どっさり咲いていたフモトスミレ。


    色の濃いフモトスミレ


    山頂で記念撮影。

 本降りにこそならなかったものの、1日中天候に恵まれず湿度に弱い一眼レフカメラはレンズが結露して撮影もままならなかった。三脚を出す機会もほとんど無く、使ったのは山頂での記念撮影くらいだった。


    奇妙な葉っぱの群落に遭遇。沢沿いでしか見たことが無いが、山の上でも咲くのか?


    花を見ないとわからないが、これはアズマイチゲの葉だろう。花が咲いた様子は無い。


    バイオリン型のアザミの葉。これはタカオか、コウシュウか?花が咲かないとわからないヒゴタイの仲間。


    満開かと思いきや、以外にも散り始めていた秩父のシロカネソウ。


    皆さん速過ぎ。帰り道は毎度のことながら私が最後尾でした。

 植物観察会とは名ばかりで稀少な花の情報を拡散しているだけではないのか?とご批判される方も多くいらっしゃるかと思う。案内役を買って出た私自身もこのような会の全てが良いと思っているわけでは無い。しかし山梨県の自然保護グループは観察だけでなく保護の面においても熱心な方が多い。昨年何度も通った南アルプス前衛の山に咲く貴重な花は同じような観察会を開催したことにより、山岳連盟からの自治体や山梨県への強い働きかけがあって、その年の秋にはもう保護柵で囲うこととなった。そのほかにもカモメランの咲く御坂山塊の山も保護柵で囲われることがほぼ決まっている。信頼できるメンバーであり案内することにより必ず保護に繋がって行くと信じているからこその植物観察会である。
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6 コメント

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ご苦労様です (るたん)
2017-05-17 18:23:11
実態調査と保護、そんな積み重ねなのでしょうかね?微力ですが、何かあればお声掛けください。遠征収穫あるといいですね。
るたんさんへ (ヨッシー)
2017-05-18 23:01:23
 山岳連盟のレインジャー活動は、今はまだ稀少植物の調査が主な目的ですが、いずれは保護活動のほうに舵を取る時が来ると思っています。私(たち)がやっている活動はその走りのようなものです。
迷いましたが・・ (花好き)
2017-08-08 12:58:28
日頃 植物の保護活動大変有難うございます。色々と積極的に活動されていること、素晴らしく思っております。
私も花が大好きなので、こちらのブログをよく拝見致しますが、ずっと前から気になっていたことがありましたので、迷いながらも投稿致しました。

この日の観察会の時 お会いしています。交雑のスミレを見に行きました。途中 すれ違いそうになりましたので、私は登山道からはみ出さないように足元の植物に注意して待っていましたが、「待たなくていいです、適当に降りていきますから」と観察会のメンバーの方
全員が(全員ではないかもしれませんが)登山道以外のところを降りて行かれました。足元には貴重な花はなかったかもしれません。でも、皆がこのようなことをしていたら、やはりまずいのではないかと感じました。バリエーションルートをやる方もいますから、私の言っていることはおかしいのかもしれませんが、山梨県では、登山道以外のところに立ち入るのは条例違反であるということも目にしておりますので、観察会の時は多くの方が参加しているので、そういったマナーは守られた方が良いではと思います(啓蒙という点からも。うまく言えませんが)

https://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?info_id=1088


また、貴重な花をブログで紹介されるときに、もう少し場所がわからないようにできないでしょうか? 私のような者にでもだいたいの場所がわかってしまうので、詳しい方はすぐにわかってしまうように思います。花見たさに、写真撮りたさに、あちこち探し回る人が出てくるのではないだろうか、たくさんの人が探し回ったら踏みつけたり、荒れたりしないだろうかと心配になってしまいます。最初は数人の方が見に行っているような場所でも、拡散されていき、多くの方が立ち入ってしまうようになるということはよくあることだと思います。実際にこちらのブログのおかげで場所がわかったと聞いたことも数回あります。検索で、上位に載ってくるで、見ている方は大変多いのでしょう。
勿論、こちらのブログだけが、そういう配慮を最大限にしても、他のところで書かれたりしてしまうので、同じかもしれませんね。ヤマレコとか、ヤマップとか、ルート 時間 花の写真を載せる方も多いので、もう仕方ないのかもしれません。

生意気なことを書いてしまって申し訳ありません。私も、山に行って花を見るので、負荷をかけています。見に行かないのが一番なのかなと思ったりもします。でも、見たくなり・・・
なので、一度見たところにはなるべく行かないようにしています。一回で我慢しています。ブログもやりません。人にも言いません。知れ渡ってしまって、荒れてしまった場所にはもう行きません。ヨッシーさんは(馴れ馴れしくてすみません)調査 保護のために行かれているのでしょうが、私は今は見たいということだけが目的なので。(登山道以外のところには入らないようにしていますので、見れる花は限れてしまいますが・・・)

もう少し、ヨッシーさんのように積極的な保護活動に参加しなくては、何かやらなくてはいけないとは思うのですが・・・

ネットによる弊害 減らせる方法はないものでしょうか。時折、ふと思ったりします。
花好きさんへ (ヨッシー)
2017-08-08 15:54:07
 ご指摘はごもっともと思います。私のブログは花探しの上でヒントが多過ぎて、このブログを嫌っている植物保護団体もあって、しばしばお叱りを受けています。花のブログをやっている方のほとんどが花だけをアップしていますが、私は故意に周辺環境を広く含めた写真を撮っています。それは、花が咲くためには環境が重要で、周辺の環境が整ってはじめて花が咲くものだと思っており、その記録を残しておくことは保護を考えるうえでも必要だと考えています。その代わりに、花を見てネットに掲載するのだから、保護活動を行うのは当然であると考えています。

 登山道を外して歩いたことはうかつだったと思いますが、この時は人数が多かったのでほぼ道通りに歩いたと記憶していますが、不愉快な思いをさせてしまったのであればお詫びします。

 絶滅危惧種の花はいつ無くなってもおかしくないものばかりです。隠しているだけでは保護は出来ません。花が無くなるとすぐに盗掘だと言われる方が多いのですが、人による盗掘以上に鹿による食害とそれによる山肌の乾燥化による植生の変化のほうが酷いです。櫛形山が最たるもので、保護柵の外は何も残っていない荒れ果てた山になってしまっています。かつてあったというキソエビネも、コアツモリソウも見られなくなり、そしてホザキツキヌキソウももはや風前の灯です。私のブログが参考になるならば見に行ってやってください。そして、見るだけでは無くてその花たちを守るにはどうすれば良いのかを真剣に考えてください。環境変化が著しい中にあって、隠すだけでは無くて積極的な保護が必要な時代になっていると思います。
有難うございます (花好き)
2017-08-08 19:32:14
お忙しい中、返信くださり有難うございました。

鹿の食害はひどいですね。温暖化など環境の変化も大きく関係しているのかなとも思います。
開発や農薬の使用で虫が減ったり その他色々なことが関係しているのでしょうか。
私も無農薬のものを買うようにしていますが、その程度で積極的にやっているわけではないので、ヨッシーさんの活動素晴らしいと思います。

見るだけでなく・・・ご指摘の点 ごもっともだと思います。私に何ができるのか、考えてはいるのですが・・・
他のボランティアなどに参加しているため、なかなか手も回らず行動力もなく、すみません・・・


私が気になっているのは、盗掘もそうなのですが、写真を撮る方のマナーが大変気になります。写真を撮るために、踏み荒らす方が多いように思います。すこしでもだいたいの場所が分かれば探しに行って踏み荒らす方が多いと思うのですが・・・

その方がまたブログに載せ、それを見た方がまた探しに行き・・・・・

植物の生えている環境、花に寄ってくる虫など色々と記録しておくことは大切かと思いますが、地名等を入れる際はもう少し配慮いただけたらとお願い致します。人によって配慮の尺度が違うかと思いますので、私はこう感じましたということで、私の言っていることが正しいということではありません。

あくまで私のお願いです。色々と考えてやっておられると思いますので、参考にして頂ければ幸いです。



花好きさんへ (ヨッシー)
2017-08-09 16:46:01
 私のブログで花を探し出せる人は中級以上のレベルの人だと思います。そのような人たちはこのブログを見なくともいずれはその花を探し出せるレベルの方だと思います。私自身も、人からいただく情報よりもネットの情報や自身の勘と山の環境を見て探しに行くことが多いです。危険でネットに出せない秘密の花もいくつかあります。ネット検索で引っかからないように花の名前は工夫しているつもりですが、地名に関しては少し配慮が足りないかも知れないですね。気をつけます。

 花好きさんのように花を目的で訪れる方は花に配慮していただけるのであまり問題は無いかと思いますが、中には柵やロープが張ってあるのに平気で踏み込んでくる方もいらっしゃいます。そのことを考慮に入れながらどのように花を守って行くか考えるのが保護に繋がって行くのだと思います。御坂黒岳のロープもある程度の成果が出ていますが、ロープでは不十分でネットか柵が必要だろうと考えています。三ツ峠ネットワークを中心に保護活動に取り組んでいる三ツ峠はやはり凄いです。

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