山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

盗掘に遭ったエビネのその後 武田の杜  平成28年10月12日

2016年10月16日 | 番外編
 今年の春、開花を待たずに武田の杜遊歩道の藪の中に生えていたこの界隈でも最大級のエビネがそっくり盗掘に遭ってしまった。画像を確認してみると、ピンクのエビネが15株、白いエビネが7株花を咲かせていた。春に確認に行った時は跡形も無く消えており葉も確認できなかった。その後はいったいどうなっているのか?他のエビネも見回りながら訪れてみた。


    ヤクシソウか?


    こんな近場でシモバシラを見ることが出来るとは、新たな発見。


    ヤマハッカだと思うが、未だに区別が出来ないこの類の花。


    コウヤボウキはたくさんあるが・・・


    こっちがあるのは初めて知った。オケラ。

 藪の中に踏み込んでみると、初めて踏み込む林の中でエビネに出会うことが出来た。結構な大株もあり、種を付けている。


    初めて訪れる場所で出会ったエビネ。どんな花を咲かせるのか来年が楽しみ。


    種を付けている。あれほどたくさんの花を咲かせながらも実はそれほどたくさん付くものでは無いらしい。


    こちらは春先に見つけた株だが、小さな株はどうも実を付けないらしい。


    こちらはピンクの花を咲かせた株。小さな株もあったはずだが、実を付けているのは大株だけだ。


    こちらが問題の盗掘の被害に遭った場所。何も残っていないと思ったのだが・・・


    良く探してみると小さな葉が2枚出ていた。

 盗掘現場に行ってみると、春には発見できなかったエビネの葉が2枚出ていた。ラン科の植物であるエビネはアツモリソウと同様に共生菌と関わり合いを持ちながら成長する植物である。株が無くなると共生していたラン菌も消滅してしまい、その場所に再び生えることは困難になってしまう。しかし、このように葉が残っているということはラン菌の活性も残っているということであり、うまくすれば再生が出来るかも知れない。しかしそれも5年から10年がかりでの再生になるだろう。ひとまず少しでも葉が残っていてくれたのは不幸中の幸いである。

 夕暮れ間近、富士山を見ると雲の中に山頂付近が浮かんでいた。展望台まで行って甲府盆地の夜景とともに撮影を試みるが、残念ながらその頃には雲の中に隠れてしまった。


    甲府盆地の夜景と月。


    日没の頃は雲の中に頭だけ出していた富士山だったが、この頃にはもう雲に隠れてしまった。


    それにしても、甲府盆地の夜景は美しい・・・と思う。
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3 コメント

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Unknown ((山梨に近い)東京都民)
2016-10-17 21:57:15
はい、甲府盆地の夜景、美しいですね、、、

日没前(直後?)は藍色なんですね(^^)
復活か? (うーさん)
2016-10-18 11:08:44
こんにちは

準絶滅危惧種のエビネランを検索すると
オークションや育毛効果のサイトに当たります。
やはり、潜在的なニーズがあるのでしょうか?

これから下草が枯れると目立つので心配です。
うーさんへ (ヨッシー)
2016-10-18 13:32:20
 アツモリソウのように厳しい規制の対象にはなっていないので、普通に売買されていますし、栽培もさほど難しくないようですね。

 残っていた葉は白花のエビネなので、ピンクを復活させたいですね。ミッションは予告通り行ってきました。

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