平成20年12月12日 天候晴れ
日中きれいな青空が広がり、甲府盆地から南アルプスや富士山がすっきりと見える。ようやく雪がついて山らしくなってきた甲府盆地を取り囲む山々。今回は夏に下見しておいた飯盛山に、八ヶ岳に沈む夏の大三角形を見に行った。現在8時半ごろに西に沈んで行く白鳥座は、あと1ヶ月もすると見られなくなってしまう。12月中が最後のチャンスだ。
野辺山から、左に宇宙線観測所の大パラボラアンテナを見ながら平沢峠に車で入る。時期外れのこの季節は車は1台も停まっていない。広い駐車場は、5時にゲートを閉鎖すると注意書きがされていたため、道脇の空き地に車を停め、午後3時に歩き始める。途中の北側につけられた道は、雪が溶けて再び凍り、アイスバーンになっていてスリップに注意しながら登り、ちょうど1時間で山頂に到着した。南アルプス鋸岳の右端に真赤な夕陽が沈んで行くところだった。
飯盛山山頂
金峰山とミズガキ山.こちら側の眺望も良い.
南アルプスに沈む夕陽
気温はマイナス5度くらいだろうか、風が吹くと結構寒い。オーバージャケットとオーバーズボン、さらに目出し帽という冬山スタイルで星が輝き出すのをじっと待つ。やがて南アルプスの上空、南西の空にひときわ明るい金星と木星が輝き出す。金星は本当に明るく、まだ夕焼けの赤い空が残っているうちにもう光っているのが見える。さらに東の空から十四夜の明るい月が昇り始める。予想以上に明るかったこの月、自分の影がくっきりと地面に映る。さすがに明るすぎたこの月のおかげで、星はうっすらとしか見えない。7時を過ぎた頃から夏の大三角形が見えてきたものの、写真に撮っても全く輝いてくれない。
十四夜の明るい月が昇る
南アルプスの夕暮れと一番星
八ヶ岳の夕暮れ
もうひとつ、突然八ヶ岳の中腹が明るくなったと思ったらスキー場のナイターゲレンデの光だった。もうオープンしているのだろうか。全部点灯したり、下半分だけ点灯したりしているところを見ると、試運転中なのだろうか。それにしても星の撮影には明るすぎるナイター照明、8時半まで粘ったのだが、八ヶ岳に沈む夏の大三角形は満足な写真が撮影できずに終わる。
流星一閃 金星の上に偶然流星が走る.下の線は残念ながら飛行機です.
月光の赤岳と権現岳 明るすぎるゲレンデのナイター光・
八ヶ岳に沈む夏の大三角形 画角は最高だが,月光が明るすぎて全く星が写らない.また狙いに行きます.
日中きれいな青空が広がり、甲府盆地から南アルプスや富士山がすっきりと見える。ようやく雪がついて山らしくなってきた甲府盆地を取り囲む山々。今回は夏に下見しておいた飯盛山に、八ヶ岳に沈む夏の大三角形を見に行った。現在8時半ごろに西に沈んで行く白鳥座は、あと1ヶ月もすると見られなくなってしまう。12月中が最後のチャンスだ。
野辺山から、左に宇宙線観測所の大パラボラアンテナを見ながら平沢峠に車で入る。時期外れのこの季節は車は1台も停まっていない。広い駐車場は、5時にゲートを閉鎖すると注意書きがされていたため、道脇の空き地に車を停め、午後3時に歩き始める。途中の北側につけられた道は、雪が溶けて再び凍り、アイスバーンになっていてスリップに注意しながら登り、ちょうど1時間で山頂に到着した。南アルプス鋸岳の右端に真赤な夕陽が沈んで行くところだった。
飯盛山山頂
金峰山とミズガキ山.こちら側の眺望も良い.
南アルプスに沈む夕陽
気温はマイナス5度くらいだろうか、風が吹くと結構寒い。オーバージャケットとオーバーズボン、さらに目出し帽という冬山スタイルで星が輝き出すのをじっと待つ。やがて南アルプスの上空、南西の空にひときわ明るい金星と木星が輝き出す。金星は本当に明るく、まだ夕焼けの赤い空が残っているうちにもう光っているのが見える。さらに東の空から十四夜の明るい月が昇り始める。予想以上に明るかったこの月、自分の影がくっきりと地面に映る。さすがに明るすぎたこの月のおかげで、星はうっすらとしか見えない。7時を過ぎた頃から夏の大三角形が見えてきたものの、写真に撮っても全く輝いてくれない。
十四夜の明るい月が昇る
南アルプスの夕暮れと一番星
八ヶ岳の夕暮れ
もうひとつ、突然八ヶ岳の中腹が明るくなったと思ったらスキー場のナイターゲレンデの光だった。もうオープンしているのだろうか。全部点灯したり、下半分だけ点灯したりしているところを見ると、試運転中なのだろうか。それにしても星の撮影には明るすぎるナイター照明、8時半まで粘ったのだが、八ヶ岳に沈む夏の大三角形は満足な写真が撮影できずに終わる。
流星一閃 金星の上に偶然流星が走る.下の線は残念ながら飛行機です.
月光の赤岳と権現岳 明るすぎるゲレンデのナイター光・
八ヶ岳に沈む夏の大三角形 画角は最高だが,月光が明るすぎて全く星が写らない.また狙いに行きます.
雪をまとってなだらかな金峰山、対照的にゴツゴツとした岩山の瑞籬山がこんな感じで見られるのかと興味深かったです。
「流星一閃」、鮮明なスカイラインの上に流星とその下に飛行機の航跡?、気に入った写真の1枚です。
それにしても、オーバージャケットにオーバーズボンと目出し帽の防寒スタイルで数時間もたった1人。
樽前山からそのうちに私もと考えていますが、腰が引け、傍観者でいたい。
何とも意志薄弱・・・です。
私も同感です(^^ゞ
よくぞお一人で寒い中いらっしゃいましたね。
私たちも星を眺めに行きましたけど、テント持ちでした。時間が遅くなってしまいましたから観察は出来ませんでしたけど、竜ヶ岳で楽しんできましたよ。
私は星座詳しくないので、こちらで勉強させていただいてます。それから望さんのところでも(^^♪
ヨッシーさんは行動範囲が広いですね。
山頂からの写真にはちゃんと富士が写っていますよね。そうですよね、ここからも見えますよね。私は夜景狙いはやりませんが、冬にここを歩くのも楽しそうですね。
美しすぎます。
その腕前を、是非とも盗みたい。と思ってしまいます。
はっ~!
流星群とダイヤモンド富士,残念でしたね.正月の竜ヶ岳は混雑しすぎるので私はパス,行くなら4日以降に行こうと思ってます.ただ,雪がないとなんとなく竜ヶ岳らしい風情にならないですね.