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H29.8.11 山 の 日

2017-08-11 09:51:50 | 日記
 何時の間にか「山の日」が出来た。そこで調べてみました。

     


  祝日がない月は6月と8月の二月だけとなっていますが、2016年から8月にも祝日が導入されることになりました。
 
新しく追加される祝日は「山の日」で8月11日となります。
 
この法案は事前にあまり報道されなかったため、突然のことで驚いた人も多いかもしれません。
 
しかし、このプロジェクトは2010年から始まった、わりと大がかりなものだったのです。
 
2011年に東日本大震災が起きたことで一旦立ち消えになったものの、2013年に再び体勢を立て直して制定運動に励んだ結果、成立となりました。
 
日程に関して元々は8月11日ではなく、全国で山開きが行われる6月の第一日曜にしましょうというのが当初の計画だったようです。
 
山開きの日というのは納得ですが、祝日なのに日曜日というのは変な話ですよね。
 
この6月第一日曜という意見は、企業などからの反対によってなくなり、8月11日に決定しました。
 
つまり、6月はまとまった休みも取りづらいが8月にはお盆で連休にできるため、山の日に山に行く人が多くなるだろうということでしょう。
 
「お盆の時期に故郷に帰り、地元の山を見つめ直す機会」
「親と子供とのふれあいの時間も作れる」
 
このような後付けともいえる理由によって山の日は8月11日に制定となりました。
 
また、お盆の連休にするならば8月12日が良いのでは?といった意見も当然出ました。
 
しかし、8月12日は日本航空123便が群馬県の山に墜落した日なので、遺族の方々に配慮して避けられました。
 
ただ、「一日ずらしただけでホントに配慮できているか…」という疑問の声も上がっているようですね。
 
この「山の日」制定までの流れを見ていると、「結局いつでもよかったのでは…」という思いが拭えませんが、祝日が増えるのは国民にとってはうれしいニュースですよね。
 
ただし、学生からすると8月は夏休みの真っ只中なので、祝日が増えてもほとんど関係ないのは残念なことかもしれません。

 
 
山の日となった由来や目的は?
なぜ新しい祝日に「山」が採用されたのか疑問に思うのは当然のことでしょう。
 
山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」とされています。
 
発端は、日本山岳会をはじめとする山岳5団体が中心となり、山の日を作ろうという取り組みをスタートさせたことでした。
 
日本は「山の文化」と「海の文化」の融合によって形成されているため‟美しい自然を次世代につないでいけるように”との目的が込められているのです。
 
「海の日」がすでにあるので「山の日」があってもいいのでは?といった安易な考えもあるのかもしれませんね。
 
このように、山を愛する団体の人たちの運動によって「山の日」は生まれたのです。
 
 
 
最後に…
日程や名称、理由はなんであれ、祝日ができてお休みが増えることは社会人にとって素直にうれしいですよね。
 
一方で、8月に祝日が制定されたことにより、6月だけに祝日がないという現状に今まで以上に不満の声もあるようです。
 

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