伝説のブログ

スポーツや音楽、社会批評など、感じたことを語ります。

浜田省吾「僕と彼女と週末に」で反原発

2011-05-29 13:02:42 | Weblog
最近、原発のことを調べていてこの曲を知った。何と発表されたのは1982年である。
すぐには、反原発とは分からないように、直接的な歌詞ではないのだが、よく聴くと原発の危険性を強く訴えている。被爆者二世の浜田省吾だからこそ、説得力もある。
よく発売禁止にならなかったものだと思うが、日本人がこの楽曲のことを真剣に考えなかったのも、事実である。

福島原発が爆発してしまい、日本が危機的な状況にある今、「僕と彼女と週末に」は、現実のものとなってしまった。
この歌が願うように、日本が原発のない国に転換できるか。今、大きな岐路に立っている。


未だ原発擁護の暴言を吐き続ける与謝野馨

2011-05-21 16:34:13 | Weblog
福島原発事故は、「神様の仕業」という暴言を吐いて、傾いた政権をさらに傾かせつつある与謝野馨。
既に、国と東電が起こした人災であることは確定事項なのに、このような発言をするかと言えば、与謝野は、根っからの原発推進派であるからだ。
若いときは、日本原子力発電で働き、政治家になってからも原発利権でいい思いばかりをしてきた。ゆえに、国や東電に責任を負わせたくない、と暴言を繰り返すのである。

今後、時代は、原発廃止に向かい、新しい原発建設も、浜岡原発の再開も、もはや日本の選択肢の中にない。10年後には、稼働している原発はひとつもなくなるだろう。

与謝野は、人生をかけて原発推進してきたため、非を認めるのは、人生を否定することになるのは分からぬでもないが、やはり与謝野は、原発推進の非を認めるべきである。
そして、血筋だけで政治家ができる時代もまた終わったことも。

原発事故による日本の放射能汚染を予測していた宮崎駿

2011-05-15 16:55:13 | Weblog
宮崎駿監督がCHAGE&ASKAの名曲「On Your Mark」に合わせて、制作した短編映画『On Your Mark』。
制作された1994年には気付かなかったけど、舞台は、原発事故による放射能漏れにより、地上に人が住めなくなった近未来である。人はいないが、周辺には残った民家と美しい緑の風景が連なっている。
宮崎監督は、このままでは近い将来、そういう時代が来るんだ、という警告を込めて制作したのだろう。
そして、人間は地下に都市を作って暮らしている。しかし、当時、宮崎監督は、インタビューでそれは不可能で、人間は、汚染されながらも地上で暮らしていくのだろう、といった旨の発言をされている。

ご存知の通り、今の日本は、それが現実である。

世論に逆行する東京電力と民主党

2011-05-04 12:10:58 | Weblog
どこまで、世論に逆行すればいいのか。
そう言わざるを得ない東京電力と民主党。
東京電力は、役員報酬を得て、ボーナスも出しておきながら、電力料金を値上げするという。
民主党もそれを容認。こども手当やガソリン税暫定税率維持など、世論に逆行する政策をとり続けた挙句、東京電力を過剰に擁護。
そもそも、利益どころか莫大な損失のある企業にボーナスがあること自体、ありえないこと。
大震災も、津波は天災だが、原発事故は明らかな人災。
ここの切り分けをきっちりしてほしい。
それにしても、衆議院選挙が基本的に4年に1回しかないのは大問題だ。政権担当能力のない内閣が4年間続くこともあり得るから。
せめて2年に1回にすべきだ。