私の実家である酒蔵で造る清酒「あい娘」にまつわる話題をまったりとお話しします。お酒・グルメ好きな方との交流の場です
長崎の地酒あい娘倶楽部



じょういつの間にか2012年になっていた。投稿もさぼっていて何とかせにゃーならんなーと思いつつ何書こうかと思っていたところに2月の某日に我があい娘酒造の取材が舞い込んできました。
蔵の取材は何年かぶりである。


この日は長崎国際テレビNIBの「ニュース・エヴリー」の出張取材であります。
レポーターと商品や仕込みの説明をしながら撮影の確認をしていきます。


収録は何といってもお互いのコミュニケーションが大切です。
和やかなムードの中からも緊張感があります。


レポーターの島田さんがほのかに甘くなった麹米(こうじまい)を試食しているところです。
実際、麹米を食べることができるのはこの時期でしかというかほとんどありえないことです。
甘い栗のような感じといったとこでしょうか。


タンクの撮影模様です。高級酒(大吟醸クラス)のタンクに麹米を加えて攪拌(まぜて)する作業ですが、我輩のシーンは兄貴(社長)に代わっていました。。。


商品の撮影です。単純な撮影に見えるのですが、光の具合やピント、角度など思った以上に慎重に撮影していました。カメラマンの技術に脱帽です。意外にも撮影用のカメラは想像よりも昔ながらの大きいものでした。失敗が許されないため(不具合や保存状態を考えて)こちらの方をあえて使用しているとのことでした。


この日はあい娘のお酒を扱っていただいている諫早市の居酒屋さんとそのお客様が温泉旅行の行程で立ち寄られました。みなさんやはりお酒が大好きな方たちなので撮影の雰囲気が一気に賑やかになりました。タンクのもろみをまぜたりとほとんどアドリブでその様子が撮影されました。


見学の後はやはり試飲会です。お酒はもちろん大吟醸酒粕を使って去年デビューした「純米大吟醸カステラ」をほおばってまた粕汁も堪能しておられました。こうして撮影は終わりました。
後日、放映されましたが、写真ではない、下の姪っ子のカステラをがっつりほおばる絵は見事でした。

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3月下旬に今年も恒例の長崎市夢彩都での雲仙市物産展が開催されてあい娘酒造も出店しました。
すっかり春の風物詩になったかんじです。

東日本の震災の直後でお客様の入りが心配されましたが、多くの方がお目見え頂きました。


この時期は丁度、今年の新酒ができるので「にごり酒」「初しぼり」が好調です。
もうすぐ花見の季節なので花見で一杯にもってこいですね。

去年までは日本酒に焼酎のみの出店でしたが、「純米大吟醸石鹸」と酒粕が初登場しました。
お酒の新ジャンルとしてひそかに人気があります。酒粕は健康食品やグッズとしてテレビでも紹介されていますよね。

新登場といえば、前記事でも紹介した「純米大吟醸カステラ」も物産展お目見えです。
今回は雲仙の和菓子店「百花亭」で販売されました。

今年も上の姪っ子も手伝いに来てくれました。去年は電波チラシに出演するなどテレビ中継に引っ張りだこでした。
今年はお酒の売り子として大活躍です。「おすすめはですね。。」とお客さんにも物おじせずにアピールしてました。可愛らしさもあり、今回の売上No.1でした。まさに稼ぎ頭!

おっと!我輩のカメラの気配に気付いて振り向きざまにレンズから消えてしまいました。恥ずかしがり屋さんだったっけ?春から5年生。勉強にミニバスケ、ピアノも頑張ってね。

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今年も新酒を造る季節がやってきました。ここだけでなく今年の冬は寒いですね。それでも寒い冬は日本酒を造るにはいい条件なのですが、特に洗米のときは手が冷たいです。

さて雲仙のお酒の蔵人と菓子職人の夢のコラボが実現しました。
雲仙の地酒あい娘酒造の最高峰「純米大吟醸」と同じく雲仙市の和菓子の名店「百花亭」さんとが合体して新しい雲仙の名産「純米大吟醸カステラ」が産声をあげました。ふんわりした生地に純米大吟醸の酒粕を盛り込み、表面に純米大吟醸酒を使って香りをかもしだしています。

販売を前日に控えた2月4日のNHK長崎のニュースにONエアされました(NHKなので銘柄や店名は「雲仙市の・・」と紹介されたのは残念ですが・・)。


この日は雲仙市の市役所でお披露目された純米大吟醸カステラの試食を兼ねての取材でした。市役所のマダムスィーツ隊におやじスィーツ隊が評価してくれました。また、「チャンポン番長」が酒粕(サケカス)とカステラをかけてネーミングしていただきました。なかなかの好評でしたよ。


2月5日の午後からの発売でしたので我輩も早速、雲仙市国見町の「百花亭」にでかけて買ってきました。和風的な包みあい娘のロゴに大吟醸の文字。いかにも和菓子的ですが。。


包みを開くと茶色の表面のお菓子が見えてきました。チーズケーキに似たようなスィーツです。ふんわりしておいしそうです。


早速いただくことにしました。パックを開けると甘いお酒の香りが漂ってきました。純米大吟醸の神秘的な香りが最高です。スィーツなので紅茶かコーヒーなのですが我輩はお酒とともにいただきだぜい!


いや~おいしいです!ふんわりとした生地に酒粕の風味を出すためなのか甘さは少し控え目で食べながらお菓子のうまみとお酒の香りを味わうといったとこでしょうか?どちらかというと大人のスィーツなのかなという感じでした。お酒が飲めないという方にもお酒のおいしさを味わうことができる逸品だと我輩は思うのであります。ただ、純米大吟醸酒の酒粕はあい娘のお酒の最高峰ですので少量生産なだけに限りがあります。よって、この純米大吟醸カステラも限定品になりますので売り切れごめんになりやすいのでお早目の購入をお薦めしますですよ。


この「純米大吟醸かすてら」は雲仙市国見町の菓子店「百花亭」にて販売しております。1個1,200円です。是非ご賞味あれ!!

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2010年の10月に長崎初の特産品アンテナショップ「キトラス」が福岡市の中洲川端にオープンしました。
そこで我輩もどんなお店なのか福岡まで出向いてまいりました。


キトラスは中洲川端駅の出入り口の南側の福岡銀行ビルの1Fにあります。上川端商店街の北側でもあります。


道路を挟んで向かい側には博多リバレインの大きなビルがあって目印になります。


その斜め向かいには「博多座」があります。目印的にはすごくわかりやすいです。


早速店内に入りました。キトラスには長崎市、佐世保市、そして雲仙市の様々な食材や地酒を取り扱う3市合同のアンテナショップです。カステラにチャンポン、海産物にかまぼこ、野菜と新鮮な食材が並んでいます。地元出身ながらこんなのもあるんだとか。。


そしてお酒のコーナー。我が「あい娘」のお酒も雲仙市を代表して堂々と並んでいます。あい娘のお酒が県外のお店に並ぶのはおそらく初めてです。


あい娘のエース級のお酒である「雲仙市の逸品」の特別純米酒「輝(かがやき)」に純米大吟醸をはじめ、原酒徳利に麦焼酎「長崎くんち」を取り扱っています。


こちらは小瓶がそろった冷蔵棚です。横は蒲鉾や海産物等お酒のいいツマミも揃っていい眺めです。


いも焼酎「愛夢」ももちろんあります。長崎は麦が主流ですが、いも焼酎がお好きな人も味わうことができます。濃いブルーカラーが印象的ですね。


入口近くには旬の野菜のコーナーがあります。産地直送は当たり前。特に雲仙市愛野町のじゃがいもはおすすめです。福岡は食のレベルはピカいちです。こうした激戦区に出店するのは特産品に自信があるからです。長崎はそれだけ食材や特産物の宝庫だといえます。


店内には佐世保バーガーの販売店があります。注文してから作るので美味でした。また奥には長崎の食材や地酒を使ったメニューが豊富な料理店もあります。もちろんあい娘のお酒も取り揃えてあります。ご堪能あれ。

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久々の更新です。時間が空きすぎてとても反省しておりやす。
さて、今回の話題はお祝い事に欠かせない「酒樽」です。
酒樽が登場するシーンとすれば、選挙の当選祝い、成人式、結婚式といっためでたい場面に登場しますね。うちの兄貴(あい娘社長)の結婚式はケーキカットではなく樽割りでお祝いしました。我輩の樽割りはいつのことやら。。


地方では定期的に市議会の選挙がありますが、運動期間中に酒樽の注文が入ります。最近は運動中の飲酒は御法度の流れがあるのですが、みなさんも動き回るので大変疲れますよね。せめて終わった後はねぎらいの乾杯があっていいのではないかと我輩は思うのです。お酒は人と人をつなぐオアシスだと思うのです。


まずは樽の本体を竹と木材で作ったものを桶屋(おけや)さんに注文します。もちろん手造りでありますし、桶を作る職人も少なくなっているのが現状です。これは三斗樽(やったかな?)であります。木や竹の香りがとてもいいのです。これがおいしいお酒と融合するハーモニーは日本の国宝ものです。


まず、木樽の周囲を保護材として発泡材で包みます。木樽は手造りですので簡単にはまらないので意外と苦労します。これだけでも汗だくになります。


次に畳の表面のゴザのようなものにあい娘の絵柄や文字をペイントしたもので囲んでいきます。


継ぎ目をいぐさで作った紐で結んでいきます。このときの結び方は「男結び」というものなのですが、我輩も聞いただけではどんなものかわかりませんでした(女結びというのも存在しますが)。ここにも伝統の技があります。


逆さにして樽の底部を縫い合わせていきます。まだ樽にはお酒は入ってないので動かしやすいのですが、これでも体力が必要です。

それから周囲を太い縄で囲んでいきます。だんだん酒樽らしくなってきました。ふたの部分に穴が空いています。ここからお酒を注いで最後に木の栓を打ち込むのです。

周囲を細い縄で太い縄が動かないようにします。

樽にお酒を注ぎこみ木の栓を木槌を打ち込んで完成です。あとはお客様にお届けしてお祝いの報告を待つのみです。テレビの速報ではこちらも自分のことのようにドキドキします。そして、至福の樽割りの瞬間を迎えるのです。

父も酒樽を前に誇らしげです。これも日本の伝統技術のひとつではないでしょうか。木の香りのするお酒はなかなかおつなものです。

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今回の記事は6月に行われた福岡の「西部ガス」御一行様の蔵見学の模様です。
長崎・雲仙の社員旅行でルートの一つとして我があい娘酒造の訪問となったのです。

事前に旅行会社から問い合わせはありました。大型バスが入りますか?と・・
確かに国道から数百メートルは狭い町道に入らないといけないのですが、高校のスクールバスが入れるので大丈夫と思っていたら、写真にあるような50人乗りのゆったりした観光用の大型バスだったので途中、進行困難な場面があって我々は出向いてナビしてきました。

玄関の店舗は華やかに商品コーナーを設けました。雲仙市の逸品である純米大吟醸に特別純米酒に原酒徳利、長崎くんちや愛夢といった焼酎と勢ぞろいです。

我が家の可愛い番頭も玄関に愛想ある笑顔でお待ちしています。ハッピがなかなか似合うね。

今回の見学者は総勢30人以上。これだけの人数は我輩の記憶でも経験のない大人数でございます。玄関前がかなり賑やかになりました。

今回は人数が多いので二手に分けました。一つは社長(兄)が酒蔵を案内してパンフを元に手造りの酒造りの説明をしていきました。年季のある蔵の木造や大きなタンクといったものに興味をもって眺めていました。時期的に実際の酒造りの場面が見せられないのが残念です。

ここぞとばかりに会長(父)も張り切って説明をしています。長年あい娘を支えてきただけあって言葉に重みがあります。今回の参加者は我輩より年配の方が多く、団塊の世代の方もおられたようでほんとにお酒が大好きな方多いです。会長の話に同意したり、熱心に質問する人もおられました。

もう一つの組は何といっても試飲会です。やはり自分で味わうのが酒蔵見学のもうひとつの楽しみでもあります。中でも焼き物の器に入った「原酒徳利」の評判がよく、おみやげに買っていかれる人も多かったですよ。ほんとにお酒が好きな人たちなんだなと思いましたよ。

お酒に焼酎と堪能されてこれから小浜温泉に向かうとのこと。まだ、温泉に料理とお楽しみは続きます。買っていただいたおみやげのお酒を家まで待たずに空けてしまうのでしょうか?みなさまありがとうございました。これからもあい娘をよろしくです。

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さて、今回の酒の肴は我輩も大好きな(といっても今までも自分な好きなものばっかりであるが)つまみの上位でもある「さば鮨」です。ちまたでは「ばってら」とも呼ばれるものです。


長崎の夢彩都での雲仙市物産展でも出店している海産物の「ヤマジョウ」(雲仙市小浜町)の目玉商品で長崎県水産加工振興祭受賞品でもあります。サバの半身を丸ごとのせて表面は薄い甘酢昆布が重なっています。さあ、これだけでもおいしいのですが、やはりおいしいものにはうまい酒でっすね。初しぼり原酒ににごり酒といった新酒とのコラボで贅沢な時間です。


どうですか!このシャリの上のサバの厚み!シャリの方が薄いのではないかというくらいの迫力です。刺身醤油でもいいですがこのまま食べても充分美味です。そしてあい娘のお酒を飲めばもう言葉はいりません。
ちなみにバッテラというのはポルトガル語で「小船」を意味していて魚の半身の尾の部分がはねあがって「小船」に見えるというらしいです。それではいただき!

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つい先月の話題なのですが、遅ればせながらの記事です。昨年、北京で長崎県物産展にわが「あい娘酒造」も出展したのはバックナンバーでも紹介しておりますが、その時にお会いした中国からの輸入業者の方々が蔵見学に来訪されました。


今まで、あい娘でも過去に蔵見学を実施しておりますが、わがはいの記憶では海外からの客人は経験がありません。いつも以上に緊張感がありました。玄関前での記念撮影です。わが社長(兄)も180センチを超す長身なのですが、それをしのぐ長身の方が来られて、中国という大陸のイメージと国家の勢いを感じます。


年季が感じられるレンガのエントツに昔ながらの道具に中国の方々も興味津々で記念撮影をされていました。ほとんどが初来日のようでした。


蔵の中は独特の雰囲気です。季節的に酒造りは終わっていて写真資料を見ながらの説明をしながら進めていきます。大きな金属製のタンクに感嘆してるようでした。


我輩らは当然中国語は話せないので二人の通訳の方の協力で会話してます。みなさん熱心に社長の話に耳を傾けています。通訳の方は中国人ですが、ほんとに日本語が上手なので頭が下がります。こういうときは外国語が自在に話せたら思ってしまうんですよね。


さあ、蔵見学が終わった後はあい娘のお酒で試飲会です。というか、友好を深める飲み会、食事会といったところです。さあ!国境を越えて飲んで食べてといったところでしょうか。
原酒の徳利に興味が多いようです。やはり、お目が高いですね。料理はエビチリに皿うどん、海の幸豊富な刺身の盛り合わせです。びっくりしたのはワサビをたっぷり使って刺身を食べていました。姉貴も「辛いよ~」と心配してましたが、中国の方はケロっと刺身食べてました。味覚が日本人とは違うのかなと思いました。


今回は二人の通訳の方がおられたので助かりました。中央の女性は長崎市でのガイドを経験しており、知識が豊富です。幼いころ水と思って飲んだのが白酎(ばいちゅで)ぶっ倒れたと笑いながら話してましたが洒落になりませんよ。右の男性は日本人と思ったくらい日本語が達者でした。自分で話せたらといつも思うのですがね。。語学は大事です。

国境を越えて「一杯いかがですか?」とお酌します。そういえば、このお座敷がこんなに賑わうのはいつ以来だろうか。自分が小さい頃は休日の夜は賑やかな宴会がここで行われてましたね。時代は流れ海外の客人を迎えて人と人とのお酒を酌み交わす宴会が復活したような気がします。
そして近日、最初の発注がありました。あい娘のお酒が国境を越えて中国の国民に飲んでもらえる喜びをかみしめてこれからも広がることを願ってやみません。小さな一歩ではありますが、あい娘酒造にとっては大きな一歩でもあります!私もまた中国に行きたい!!!

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このコーナーも久しぶりである。あい娘はそのまま飲んでもお酒がおいしいのは当たり前であるが、やはりおいしい肴(さかな)があればお酒タイムは至福の時間なのであーる。
ちなみに「さかな」という文字は「魚」と「肴」がありますよね。前者はそのままで魚類のことをいい、後者は「酒を飲むときにそえて食うもの」ということで魚料理に限定されるものではないようなのだ。
吾輩、去年あたりから釣りをするようになりました。実際、子供の時以来なんですが、まったくもってのどしろうとです。それでも近くには橘湾があるので釣り場にはすぐに行くことができます。


これは、諫早市森山町唐比(からこ)漁港で釣り上げたメジナです。これで20センチくらいの手の平サイズです。引きが強いので釣れたときの喜びが一味違います。目標は30センチオーバーです。


こちらは、メバルです。夜の諫早市有喜(うき)漁港で釣り上げたのですが、ルアーで釣れると聞いてたのですが、オキアミで釣れたのびっくりです。まさにビギナーズラック。20センチの容器に入りきれないので25センチ近くあります。下は15センチくらいのアジです。夜に狙っています。


釣果は実家に持って帰ってお袋や姉がさばいて料理してくれます。クロは塩焼きにして食べました。これは親父の大好物でもありますね。酒の肴もそろってあい娘のお酒で味わいます。○ろっと○りっと・・ではなく「やわらかなのどごしの」あい娘で今日も最高の晩酌だぜい

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日本酒の仕込みも終盤にかかりました。今回でいよいよ新酒ができあがります。


熟成されたもろみはすっかり軟らかくなり、乳製品のようになっています。ちまたでは「どぶろく」ともいわれるのですが、これをくみ出して、目の細かい木綿の袋に入れていきます。


この作業は機械でするわけでなく、人手でひとつずつ入れていきます。この日は長崎新聞社の記者が取材に訪れて、「手造り」と題した記事を掲載していました。


もろみの入った袋はタンクに吊り下げて放置します。すると重みで袋の表面から粗ごしされた「にごり酒」が滴り落ちていきます。静寂の中で聞こえるにごり酒の奏でるハーモニーには芸術品です。


さて、この後、お酒を搾り出す作業を行う、通称「船場」を掃除します。姪っ子達も掃除に大奮闘です。しっかりブラシで磨き~よ。何故「船場」というのかは確かではないのですが、搾ったお酒が流れ出る場所が縦に長いので舟にたとえてるのではないかと思われます。


「船場」ではもろみの入った袋を圧接プレスで重い圧力をかけてお酒を搾り出していきます。鉄板を敷いてその上にもろみ袋を並べていきます。今日は学校は休みなので家族総出の賑やかな作業となりました。


鉄板と袋を交互に重ねてどんどん積み上げていきます。どんどん積み上げていくと。。。


このように大人の背丈くらいの高さまでになっています。これを油圧プレスで上から押していきにごり酒がにじみ出て、下の「船場」に流れていくのです。


このようにして搾られたにごり酒がどんどんタンクにたまっていきます。金属の容器には氷水が入っていて温度があがらないようにしています。この状態のにごり酒は甘みと酸味があいまってフルーティな味がします。


プレスされた後のもろみ袋はこのようにまな板のようなペタンコになってしまいます。


もろみの水分(にごり酒)が抜けたことで、袋から出てきたのはいわゆる「酒かす」です。まるで生菓子のように新鮮です。「かす」という表現はもったいないくらいいろんなことに使われますよ。粕汁、粕漬、石鹸といったものです。ちなみに吾輩は魚の切り身を酒かすにつけた焼き魚が大好きでござるよ。鮭(駄洒落じゃないが相性抜群!)にタラ、ブリはいいですね。


濾し取ったにごり酒は一部はにごり酒「春」として瓶詰されて売り出されて、ほとんどはにごり(米こうじの沈殿物)はフィルターにてろ過されて透明なお酒となります。


このようにして出来上がった新酒です。白いタンクですが見事な黄金色の原酒です。どうです!おいしそうでしょう!まだ糖質の甘さが残っているせいか、カクテルのような味がします。
このようにお酒をお米から作るまでには手間と時間がかかります。杜氏(とうじ)いわく、「お酒を造るのは子育てのように手間と子を想う親心が大事」といっています。まさに愛娘「あい娘」なんですよね。
今年もいいお酒ができました!

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