今回もまたドル円は114円台まででレンジ上限を試したところでエネルギー切れになった模様だ。中期サイクルからみても年内高値は114円台までだったのではないだろうか。とは言え、このまま下に行く材料も当面ないので、しばらく、下を目指すが110円台までは届かないというあたりを第一シナリオとしておきたい。ただ、ドル円買いの勢力も強いので、強い材料がない限り、下降のスピードも遅いだろう。今回は、ついにレンジ上限を突っ切るかと思わせたが、トランプの税制改革の足踏みから、ダウがまず頭打ちになって、次にドル円に波及したものだろう。
米国国債金利は、短期は上昇、10年債はやや下降ということで、イールドカーブはフラット方向に動いている。これはごく一般的には景気後退の指標とされており、その点も注目される。もちろん、景気が良くなるという解釈も不可能ではないので、注意してみていきたい。
トレードとしては、またドル円は4時間足の雲下に大きく出てきたので、戻り売りとしている。113円台から軽く売っているが、今回はどうか。このところ、ドル円ショートはまったく報われていないのだが、今回はやや長めの調整になる可能性もあり、期待しておきたい。
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動きがなかなか読めません・・・
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-16/OZI3GL6KLVR601
トレーダーは18年の長短利回り格差ゼロに備えよーTロウ・プライス
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-17/OZJV656JTSE901
2017年3Q米国GDP、アメリカ経済に忍び寄る金融引き締めの影響
http://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/6971
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米税制改正案は米下院を通過するもガンドラックは否定的で
ビル・グロスは米国株式市場のピークを宣言した模様ですね
ITとエネルギーの米株の動意を気にしているんですけれども
本邦個人投資家の待機資金は13兆円超えで過去最高となり
日経平均のEPSは過去最高なので大きな調整は考え難いとか
(現金比率が低水準と言われる外国人投資家の動向も注目)
12月の米利上げの織り込みで短期金利は上昇するも
ドル円が112円を割り込んでいけば相場観は変わる?
レイ・ダリオは1937年と今が酷似してるとか
アインホーンはITバブル崩壊前夜みたいとか
株が季節的には節分天井まで強い時期の中
調整どの程度になるかよく解りませんけれども
もう一番底は過ぎて今は二番底なんでしょうかね
ところで...やまはさん
ブログ更新とツイッター
今回は連動してませんが
よかったんでしょうかしら?
ファンダメンタルズからは読みにくい相場ですね。リズムではドル円は日足で下向きなのでそれに乗ります。
Mr.Tさん
ブログとツイートの連動はクラウドのソフトがやっているのですが、ためにサボるようです。笑 ありがとうございます。繰り返すようなら設定を見直します。