FX(外国為替証拠金取引)についての随想です。リンクはどうぞご自由に。
やまはFX



QE停止の報に続いて、その資金の穴を埋めるかのように、黒田日銀が国債購入の30兆円増加、総額年80兆円のサプライズ追加緩和を決めた。これで相場の流れはしばらく上を向く可能性が高くなった。しばらくはこれに乗っていくほかはないだろう。しばらく下向き予測だったので、105円からの上方向に乗れなかったのは個人的には残念だったが、そこまでのショートの相場ではそれなりに利益を得たのだから、逆を取れなかったのはやむを得ない。
 
ということで遅ればせながら、ドル高に向けたポジション構築をはじめてみたい。今日は午後からおっかけでドル円ロングを始めたが、まだNYでは上げ余地があるものと思う。昨日のGPIFでの株の割合増加、外債、外国株の増加など、円安・株高をめざしたシフトをしいてから、サプライズの追加緩和というぐあいで、政府・中央銀行が本気になると、当面の相場を動かすことは容易であることを改めて思い知った。この緩和の効果はかなり強いと思われ、例年のごとく、春先までは上昇する相場と考えられるのではないか。ドルストレートの方向性はわかりにくいが、円安を基本として考えるなら、クロス円も上昇ということで考えられる。ここは気を取り直して新たな方針で進めてみたい。





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いよいよ30日午前3時(日本時間)にFOMCからの声明が出て、QEの完全停止が宣言されるはずだ。万一、延期ともなれば大サプライズで、すさまじいドル安になると思うが、まずそれは99パーセントないだろう。あとは毎度のゼロ金利をかなり続けるというところの解釈論が展開されるはずだ。サプライズがない場合、やはりドル高なのか、あるいは材料出尽くしのドル安なのか、どちらかはちょっと読めない。チャートの雰囲気からはドル安(ユーロ買い)に振れそうな気がするが。

ダウのその後についても、この17000ドル回復からの方向性はまだ読めない。踊り場状態の、不安定な相場がしばらく続きそうで、中期スイングトレードはしばらく難しそうだ。

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先週はとくにイベントもなく相場は回復傾向で進展した。思ったより戻ったとは言え、ドル円で108円ちょっとというのは上値は重かったという感じだ。しかし、流れとしては中立的であり、短期に上・下を予測することは難しいと思う。次のトレンドが出てくるまでは様子見としたい。

自分の考えとしては、まだ下方向を考えているが、いろいろなブログや予測は大半、上方向であり、確かにそれなりの根拠もあるので、否定しさることはできない。しかし、不確定要素が多すぎる相場であり、原油価格のチャートがさらに下向きを示しているところで、景気回復へ向けてのポジションを増加させていくことには疑問符がつくのである。

長期的にはドル円の上昇、ユーロドルの下落を考えているので、その固定長期ポジションは残しているが、それ以外は週末に一時撤収して、月曜の動きを見て次の流れを探っていきたい。今週は焦点のFOMCがあり、ついにQEの終了が宣言される予定だ。その他いろいろな要素があるが、国内も含め、気になる金利動向について、このロイター記事がよくまとまっているので、読んで予習しておきたい。




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思ったよりドル円が上げてきたので107円半ばでドル円ショートは損切り。自分はドテンはしないのであとは見るだけ。ここは短期ではロングの場面だったのだが、それは仕方ない。VIXも十分に下げて来たので、下げの第一幕は終了ということでいいだろう。
 
問題は、おおかたの見るようにこれで上昇ラインに乗り直して無事にQE停止を乗り切っていくのかどうかだが、これには相変わらず疑問符をつけておきたい。理由は繰り返さないが、相場の流れとしては、クロス円における円売りが本格化して豪ドル円などが十分に上昇ラインにのらない限り、それにはついていけない。今回も昨晩ドル円が108円を超えそうなあたりで、キウイ円、豪ドル円は売っておいたが、案の定、現状どちらもその時点より下になっている。ドル高が進行しているせいであるが、このあたりの動きに注目していきたい。当面、ドル円はちょっと触らず、クロス円の売り目線、そして長期に手がけているドル買いというところで様子を見ていきたい。




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昨日あたりから、ドルストレートでのドル買いが再開されてきた。ユーロドル、豪ドル等がどんどん売られ、クロス円でも下がってきている。相場の基調は長期ドル買い(QE停止をみすえて)なので、それ自体は不思議でもないが、ここしばらく急激なドル高への反動からか、ドル売りが目立っていたので、面白く感じる。しかも、ファンダメンタルからは、QE延長あるいは再開を囃してのドル売りだっただけに、これはFOMCで断固としたQE停止が打ち出されるのか?とうがった見方をしてしまう。
 
ただ、ここでの注目は、ドル買い、ドル売りというドルストレートでの現象ではなく、ユーロドルが売られてドル買いになっているにも関わらず、ドル円の上昇が鈍いあるいは横ばいというところだ。すなわち、このドル買いは、いわゆる古いタイプのドル高・円高(投資資金の現金化・安全資産化)というものであって、リスクオフの局面に見られるタイプなのではなかろうか。とするなら、今107円台に上げてきたドル円も近々106円、そして105円と、円高に押されて下げていく可能性が高いと思う。
 
最近、自分のトレードにはこういうタイプの思考が多い。ファンダメンタルでも、テクニカルの順張り・逆張りでもなく、ロジカルに通貨の動きを分析して、現象の背後にある市場参加者のロジックを見てトレードするというものだ。昨日あたりの、ドル円の上昇に連れてのクロス円の上昇への違和感もそうだった。こんなところでクロスで円売りするロジックはあり得ない。ドル円は万一108円もありかと思えたが、クロス円はドル高が絡むのでそんなにどんどん上がる理由はまったくない。ということで売りだった。これがうまくいくようになると、相場予測も不要、いわゆるテクニカルも不要となるのだが。
 
いずれにせよ、次のイベントの28日からのFOMCでは大きく動きそうなので、じっくりとポジション構築していきたい。基本は、やはり円高シフトおよび長期のドル高志向と考えている。


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105円近くまでの円高、そして株売りのミニクライマクスが終わったが、市場はあく抜けしたという感じはしない。やはり米国経済の先行き、そして世界経済への先行き不安が市場全体を覆っているせいだろう。QE停止、まもなく利上げという一直線の方向性は不透明となり、ドル安が進行しているが、テクニカル的にもドルインデクスの急激な上昇の巻き戻しというところで解釈可能だろう。ドル高(ユーロ安)時には上昇していたドル円も、こうなるとだんだんと下がってくる。また、金の上昇からわかるように、リスクオフの色合いもあり、円も買われやすい。

ということで、ドル円はレンジを上下しながら、レンジ自体が下がっていくと見られる。105円台はかなり強いサポートだが、おそらく、もう1回、ダウの大きな下落があってそこで105円が割れるというあたりのシナリオを考えている。

ドルストレートは基本ドル安と考えるが、株価の下落時にはドル買いになるのでむずかしい。ユーロドルが1.3くらいになれば新規に売りたいが、まずは、現状、ドル円の戻りを売るのが一番確実だろう。じわじわ下げつつ、たまに大きく下げるので、タイミングをはかってポジションを構築していきたい。





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前に書いたようにVIXは上昇は急激で、下降はゆっくりという傾向がある。だから、まだこの後もダウの下落があるなら、それほど間を置かないで再下落になるはずだ。もし2週間も小康状態なら、今回はここまでということでいいだろう。ということで、今週の動きには最も注目される。

現状ではダウ先物は昨日終値よりも150ドル程度低く、軟調な動きであり、ドル円もそれに引かれて106円台となっているが、じっさいの市場のオープンを見ていきたい。

なお、前のエントリーのコメントにも書いたが、ようやく、富士フイルム(富山化学)のエボラ薬のアビガン錠が、大量生産に入ったようだ。昨日も書いたように、現状、大量生産可能なのはこの薬だけであり、今後、各国で治験的な投与が行われるにつれて、その効能が明らかになってくるだろう。インフルエンザ薬としては「失敗」だったこの薬が、エボラ薬としてよみがえるとは、開発者も想像していなかっただろう。薬学の分野の面白さと言える。国内には、インフルエンザ対策の備蓄薬としてあちこちに備えられるはずであり、今後エボラが国内で発生した時には、たいへんに頼りになる存在である。




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米国の悪い指標とエボラショックで大きな下落を見た相場だったが、とりあえず小康状態になった。月曜日からも小康状態を保つと思われるが、それほど間を置かず、次の下落が来ると考えている。
 
まず、エボラだが、おそらく米国ではダンカン氏起因のウイルスのこれ以上の拡大は阻止されたと思う。今回の件で、ウイルスが、患者の発熱あたりまでは極めて感染力が弱いこと、逆に末期には予想以上に感染力が強いことがわかった。これなら先進国では医療が発達しているため広まりにくいと思われるが、問題は、リビア・シエラレオネ・ギニアの三国の問題および、そこからその他の途上国(たとえば、アジア圏など)へ広がらないかだろう。ここで、確実に効く薬がひろく行き渡れば拡散防止にかなりの効果はあるはずだ。今のところ、ある程度効果があって、大量生産可能なのは、富山化学(富士フイルムの子会社)の開発した、アビガン錠(ファビピラビル・T-705)だけのようである。アビガンは元来インフルエンザ薬なので、2010年にはすでに大量生産の工場がたちあがっているため、これを稼働させれば問題ない。もともと大量生産をもくろんでいたわけだが、催奇形性の弱い副作用が認められたため、現状ではインフルエンザ薬としての大量生産はストップになっている。しかし、副作用の治験は済んでいるわけなので、エボラへの薬効についての治験的治療がさらに進むことを期待したい。なお、国内で患者が出た場合には投与が決まっている

ということで、薬の生産もまだまだであり、今後西アフリカでの拡大が続き、各国での散発的発生もあると思われ、気を許すわけにはいかない。やはりしばらくはエボラもリスク要因だろう。

QE停止については、先送りなどという話も出てきているようだが、先送りになれば、世界経済の不安定は続くということの証明であり、現状はむずかしい。さまざまなリスクを考えて、月曜日からも米国株価の不安定は続くと見ている。次の大きな下落もほど遠くはないだろう。

(補足)今回の下げはたいしたことはないという立場からの理由として、以前の大きな崩れの時にはTEDスプレッドの上昇が伴ったということがあげられる。今回はいっさいTEDスプレッドには変化がない。一応、公平のために、このチャートを掲げておく。参考資料とされたい。




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このチャートはVIXの日足である。あえて細かく見えるように日足にしてみた。見てわかるように、VIXが高くなるのにはだいたい2種類がある。ひとつは20程度までの日常の株の普通の下落、もうひとつが50位まで上昇する数年に一度の普通ではない下落である。今回のチャートは後者の方である可能性が高いことがこの日足を見るとはっきりする。MACDの方も見るとなおさら明確になる。しかも、まだ今回の頂点は30程度(上ヒゲ)なので、十分に上に余力がある。近いうちにさらにVIXが上昇する局面が来る可能性が高いと思うわけである。
 
なお、サブプライム・リーマンショックの折には、90まで上がっている。今回がそれではないという保証はないが、それは40を過ぎてさらにどんどん上がればわかることである。
 
とにかく、VIXは、日常にも、また長期的にも大変に使いやすい指数である。これは、オプションという人間の心理に関わる数値を用いた指数だからだろう。株価そのものよりも、人間の心理を織り込んだ指数という点で、貴重なものだ。



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ドル円は105円半ばまで下げたところでとりあえずの達成感を得て軽く上げてきた。ダウも16000円を本格的に割り込むまでには到らなかった。いずれもこのあたりを底と見る市場参加者が多いため、買いが入ったものだ。ただ、それにしては、戻しが弱いということは否めない。やはり、下げの背後にあるのがQE停止という大きな流れであるためだろう。
 
ということで、基本的な相場観は変わらず。リスクオフ局面であるので、基本は円買い。ドル円を中心に戻り売りということで行きたい。ドルストレートは問題が米国であること、ここしばらくのドル買いの反動があることから、ドル売りが強くなっている。ユーロドルはしばらく触らず様子見し、リスクオフが強くなる時の短期の豪ドル売り(ドル買い)を中心に行っている。ドル円100円が迫るまではこの方針で進めていけば問題ないだろう。

またこのドル円の下げの過程で80円程度で買ったものを若干処分した。これは万一、この先の下げで100円を大きく割れる場合がある時の保険ということである。今回の下げはおそらく根深いということ、また、ドルの金利上げがかなり遠くなり、ドル円のスワップによる長期ロングのうまみが出てくるのはかなり先になりそうなことなど、環境の変化ということもある。

前にコメントで指摘していただいたが、サブプライム前のドル円のスワップ益は、今から考えると本当に多かったと改めて思い返している。

 






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