FX(外国為替証拠金取引)についての随想です。リンクはどうぞご自由に。
やまはFX



さて、欧州のリスクイベントはほぼ予想通りの結果で終了し、軽いリスクオフで通過した模様だ。次は中旬のFOMCまでは特に大きな動きもないので、徐々に上昇する相場が続くものと思われる。まずは必ずあると思われる利上げによって、ドルは、とりあえずの売りになるのか、更に買いになるのかはわからないが、大幅が下落がある状況とは思えない。今からもしドル買いがあるなら、軽くついていくのがよいと考えている。万一、利上げがない場合には、大幅なドル安になるだろうが、その確率は今回は極小だと考える。

当面のトレードは、雇用統計は今回は様子見で特になにもせず。今朝の下げも様子見してその後113円ハイでちょっとドル円を買い足した程度だ。年末はあまり無理せず、今までのポジを育てる感じで過ごしていきたい。年が明けたら新規分を少しだけ利食って、餅代とするくらいだろうか。








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雇用統計の数値自体は現段階ではそれほどの意味は持たないと思われる。たぶん、現状維持的な数値となり、ドル円は上昇して115円を超えると考えているが、もし悪化していても、現在の相場の動向がたんなるリスクオンではないので、それによる下落は一時的なものに留まると思う。よって、もし大きく下落したら買いの方向で考えている。もちろん、それなりの幅もあるかもしれないのでチャートを見つつ、あまり無理せずを心がけたい。
 
年末の相場にそれほど無理をする必要がないというのは多少相場をやってきたものの経験則ではある。しかし、一ヶ月前の大統領選挙前に、未来からやってきた人が、12月にはトランプが当選して、ドル円が114円になっていると言っても誰も信じなかっただろう。相場とは本当に不思議なものだと思う。



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OPECの減産決定というニュースでリスクオンが進行し、円安が急速に進んでいる。特にポンド円が顕著であるが、この後、出遅れている豪ドル円やユーロ円もさらなる上昇に入ると思われ、前エントリーで書いたように、次は、ドル円とクロス円がともに上昇する相場が現実化しそうである。ADP統計が良かったこともあり、おそらく雇用統計もそんなに悪い数値ではないのではないか。雇用統計で115.6円(フィボナッチ6割戻し)達成が見込まれる。どこで止まるかまったく見えないドル円相場であるが、まだ総員ロングというわけではないので、止まりにくい。いましばらくの上げが続くと思われる。
 
自分のトレードは変化無し。ドル円が押したら1時間足のトレンドラインなどを見ながら適宜買い。上に行ったら一部放流という感じで、ちょっとずつ買い増ししている。ピラミッディングと言えなくもないが、それほど意識的にしているわけでもない。110円以下のロングポジションは125円を超えるまではまったく触らない予定である。



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数日前から、豪ドル(ドルストレート)が上昇気味なのが気になる。ユーロドルはまだ下降の勢いがあるが、豪ドルは底を打ったかのようにも見える。豪ドルが上がるのには、豪ドル円の買いがかなり重要な部分を占めていることがある。とすると、ドル円での円売りが、豪ドル円などのクロス円にも波及しつつあるのではないかと推測される。クロス円全般は、ドルストレートの方が下げ気味だったので上昇が弱かったが、さすがにここまで円売りが来ると、クロス円でも上昇が顕著になるのは当然の動きだ。年末年始からのクロス円の動向には気をつけていきたい。

感謝祭休暇となり、これから年末まではそろそろトレードを休むトレーダーも出てくる時期だ。意外な値動きが出てくる時でもあり、気をつけてトレードしたい。短期のポジとりは少なめにして、リスクテークはそこそことしておきたい。

 

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昨晩のNYからまたドル高が進んでいる。ドルインデクスも101.80まで上昇した。完全に100を上抜けたと言える。102となると、P&Fでの上方ブレークだけでなく、月足のMA200をMA50がゴールデンクロスすることを意味しており、チャートでみるようにこれはなんと2000年以来、16年ぶりのこととなる。2000年時には、レーガノミックスで、ドルインデクスは120近くまで上昇している。

ここで、ドルインデクスの長期の歴史をちょっと振り返っておこう。1980年代にドル高が進み、ドルインデクスは120に達したが、1985年のプラザ合意でドル安誘導が行われ、数年のうちに90までに落ち込んだ。その後米国の金利上昇にともなってドル高となり上記の2000年頃に至る。その後、徐々にドル安が進み、その大底(70)となったのがサブプライム・リーマンの時期である。準恐慌状態の中でドルは大きく上下したが、QEによって80前後に低位安定して2014年に至る。

ところがQEが2014年に停止するや、ドル高が急進し、1年で95まで上昇する。その後、利上げのペースが遅いまま今に至った。しかし、QEの停止だけで、80から95まで急上昇したドルインデクスであるから、ここで順調な利上げペースが始まれば、このチャートでわかるように、110、120と上昇する力は十分に秘めていると考えられる。ドル円で言うと、従来の相関関係からすると、ドルインデクス110でドル円は125円以上、ドルインデクス120で、ドル円は135円以上150円程度までに達する可能性がある。

ドルインデクスの月足チャート分析からすると、今後、ドル円も、5,6年後の135円以上の値に向けて上昇を開始した可能性がかなり出てきたと思う。FXが一般に広がった2000年以降、ドル円は135円を超えたことはないが、今までの常識で125円から130円あたりで上昇が止まることを前提としたトレードはおおいに危険である。短期では今後も円高期は十分にあるとは思うが、長期の視点を同時に持っておきたい。

当面のトレード方針としてはドル円は押し目で買うのみ。半値戻しは達成したので、次は6割戻しの115円半ばをめどとしたい。ここまで、上昇途中で買った分は適宜残しつつ、1円程度上げたら一部を節目で売っていくという形にしている。まだネットなどの記事では個人はショートが多いようなので、ここはロングで行けそうだ。ドルインデクスは日足・週足では上げ過ぎだが、それを気にしていてはいけない局面なのではないか。






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福島での地震によるリスクオフでドル円が下降している。いまのところ、大きな被害にはなっていないのは良かったが、東京のトレードはちょうど1日の終わりの締めの時間になっていて、本格的には動いていない。この後、特に問題がなければ、日中はまた111円に向かうものと思って、すこし様子見ロングしたが、警戒感も全体にあることから、さほど伸びない可能性もある。しばらく、全体に111円をはさむ神経質な動きになると予想している。

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週末なので、短期見通しはさて置いて、なぜこんな大きな変動が起きているか考えてみる。今回のドル買いの背景に、金利の先高感があることは疑いない。それで、ここでは、その代表である米国10年国債の超長期金利チャートを見てみよう。このように1980年代以降、それまで10パーセントを超えていた長期金利はずっと下げてきている。この下げトレンドは月足の120ヶ月平均線がレジスタンスとなっている(宮田氏分析)。現在はそのレジスタンスは2.8パーセントにあり、今日は2.34パーセントなのでまだそこには及んでいない。しかし、今の金利上昇がもしそれを超えていくことがあれば、宮田氏の分析のように、この金利低落が反転して、上昇に転じることを意味するかもしれない。この金利チャートのサイクルはごらんのように100年単位であり、もし今がその転機だとしたら、現在の相場は100年単位の相場の転換の初期ということになる。

最近の世界的低金利の原因の少なくとも一部は、ある意味グローバル化が招いたものだ。生産活動のグローバル化により世界的に賃金が平準化し、発展途上国は潤った。しかし、先進国の中間層はそのわりをくったことは否めない。生産物が低価格化して賃金は低下してデフレとなり、生産地が海外に移転し労働の場所はなくなるなど、いいことは無かった。今、Brexitやトランブ現象など、世界的な中間層の反乱による反グローバル化の政治的動きが起きているが、それがもし経済活動、金融情勢に波及していくものとすると、これまでの低金利が反転し、金利上昇へと変わっていく「きっかけ」になる可能性もあるのではないか。

このチャートからわかるように、現在の超低金利は長期サイクルの底付近を意味しているとも見える。とするならば、ここから長期上昇に向かうとすれば、また数十年のうちに、10パーセントにも及ぶような高金利時代がやってくる可能性もある。1980年代は30年前のこととはいえ、そんなに昔でもない。ドル預金が超高金利になる時が数十年でやってくる可能性も考えつつ、今の、大きな動きを見ていきたいと思っている。単にトランブが大統領になって政策が変わるというだけではなく、金利動向の底流に「反グローバル」の世界的流れという文脈があるという仮説を置いてみたい。

(付記)今朝の朝日デジタルを見ていたら、イアン・ブレマーのインタビュー記事があった。中で印象的だった言葉を引用する。

「20年後に世界史の本を書くなら、「パックス・アメリカーナ(米国の力による平和)」は1945年に始まり、2016年の米大統領選で終わったと記されるでしょう。トランプ氏の勝利は、世界貿易やグローバル化という価値を守ることへの米国民の関心を著しく低下させました。「米国第一主義」は、米国が同盟国への支援を継続しないことを意味します。新しい秩序が訪れようとしています。」

この1945年から2016年が、この長期金利チャートの一山と一致するのはおそらく偶然ではないだろう。次の一山(が来るとして、それ)を作る主体が何かはまだわかっていない。




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NYの遅い時間になってさらにドル高が進行、ドルインデクスは101に達し、ドル円はついに110円を突破した。110円は売りオーダーが大量にあったはずだが、軽々と超えてきた。このドル買いの勢いはまさに規格外れである。109円ハイでちょっと売っておいたのだが、1円下げるのがやっとで押し目を形成しただけで、戻ってきてしまった。
 
深い押し目を作るのはどこになるか、こうなるとまったく見当がつかなくなってきた。テクニカル的には125円からの100円までの半値戻しの112円が次のめどになりそうだが、ドルインデクスが完全にブレークしそうな勢いであるので、果たしてそこで止まるものかどうか疑問である。
 
自分のトレードとしては109円ハイでの試し売りは、戻ってきてしまったので損切り。あとは、中長期のドル円買い、ユーロドル売りのみだ。短期は手が出しにくい状況なので、とりあえず様子見である。試すとしたら、軽く押したタイミングを狙って、浅いストップでのドル円ロングだろう。




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ドル円は予想外のスピードで上昇して当初の目標としていた109円台に到達した。値動きも、108円からはドル買い主体から円売り主体となり、より強力な上昇となった。安倍さんも黒田さんも強運だ。アベノミクス息切れのところ、トランポノミクスで息を吹き返したと言っていいだろう。

ドルインデクスも100を超えて短期ブレークしたが、長期のレジスタンスを超えるには102を見なくてはならない。もう少し様子を見たい。ユーロドルの下落の勢いが止まり気味であることも合わせ、単純ドル買いは一旦お休みになる可能性がある。となると、あとは円売りの動向ということになるので、リスクのオン・オフを見定めていきたい。

いずれにせよ109円台はさすがに慎重に見ていきたい。個人的にも上昇途中でのロングポジは一部収穫して、保険を掛けておく。

このあと、特に109円ハイから110円での下落には気をつけたいと思う。大統領選挙前の105円台はひとつの目処であるので、このあたりまでの下落は今後もあり得ると思う。



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月曜日もドル円は窓開けで上昇。ユーロドルの売りも強い。全世界がドル買いをしている感じだ。私のそれほど長くないトレードキャリアではあるが、今までにこれだけの勢いの相場は見たことがない。こうなるともうファンダメンタルズとかの話ではない。とにかく、アメリカ買っておけ、ということだ。実際、クロス円の動きはさほどでもなく、円売りは弱いことがわかる。ただただ、ドル買いなのだ。まだしばらくはドルを買ってもいいと思われる。

材料としては、トランプ政権の人事が出てくるにつれて、わりと共和党主流派のまともな人事になっていることはあげられるだろう。これはアメリカでも材料となるはずで、おそらく今晩のNYも基調は変わらないトレードではないか。




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