FX(外国為替証拠金取引)についての随想です。リンクはどうぞご自由に。
やまはFX



昨晩のNYではドル円119円の下の方まで行ったが、今日の朝になって、株のほうに年金資金と見られる大口の買いが入って、連動してドル円も一気に上昇、120.46までつけた。ドル円の下げ相場になると介入めいた動きがあるのはいつものこと(いわゆる日銀砲)だが、今回は、為替ではなく、株の買い支えであったことは明らかだ。これからも午前の早いところでは気をつけておきたい。
 
この種の介入や買い支えは、ファンダメンタルズ・テクニカル無視の動きになりやすく、今回も119円の下で売り込んでいたら損切りを余儀なくされただろう(幸い、自分は、より上の方からの売りだったので、含みが減っただけだったが)。ただ、広い意味では、レンジの中で動いただけであり、大きく見通しが狂ったわけではない。いずれにせよ、今後も、この種の買い支えや介入が起こりやすい相場の方向だと思うので、ショートにも注意していきたい。

この後は、週末4日の米国雇用統計あたりが大きな動きになるかもしれないが、まだしばらく、119円から122円と見て良さそうだ。



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月が変わって株が二番底めいた動きになってきて、為替もリスクオフ相場となってきた。ドル円は31日の121.60円が当面のピークだったようで、これも想定通りだった。これからも121円ハイは重要なレジスタンスとなりそうでここを意識しつつの戻り売りでいいのではないか。今日は豪ドルも対ドルでさらに下げており、なんとなく不穏な感じである。ただ決定打となるイベントもないので、明日以降さらに下げてくるかどうかはまだわからない。今日のNYに注目してみたい。もちろん、どこで急激な下げに見舞われるかわからないので、ドル円、クロス円ロングについては厳重注意が必要だろう(自分はしないが)。

全体として、このところ書いている展望にだいたい沿った相場だと思うので、無理なくトレードしていきたい。


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レンジを予想していたが、ドル買いが思いの他強く、ユーロドル下落、ドル円上昇の相場になっている。ファンダメンタルズにおいては、暴落時と何の差もないわけであるから、つくづく、相場は心理的要素が大きいことを知らされる。この動きだとドル円のさらなる上昇もありそうだが、個人的には121.8をひとつのメドとしている。125から116までのフィボナッチの戻しで61パーセントであること、5月以前のレンジの上昇限度(121.81、上ヒゲ121.98)であることなどである。このあたりの上にやや余裕を置いたストップで、もう一回売ってみたいと思う。ここを簡単に通り過ぎてしまうようだと123円までの戻しもありなので注意していきたい。
 
FOMCが近づき、また、ジャクソンホールの連銀主催シンポジウムが開かれていることもあり、各地連銀総裁の発言が伝えられるが、「利上げの可能性はほとんどない」、「利上げが必要だ」、「追加緩和も候補となる」、など意見は大きく分かれているようだ。イエレンにとってはまさに重大な決断だ。ここで意外な利上げとなれば、ドル高(ユーロドル安・ドル円上昇)だろうが、その後の株の動きによってはドル円は反転して大きく下落する。利上げがなければだいたい今の動きの継続になるだろう。いずれにせよイエレンの決断はまったく予想できないので、自分としては、今年後半で崩れるという大きな仮説シナリオだけ頭に入れて臨機応変に動くつもりである。
 
この9月は場合によっては歴史に残る大変動の月になるかもしれない。心して相場に臨みたい。




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特に大きな傾向はないが、今日もドル高で進行した。ドル円のレンジはやや上に出て120.5円レベルまであった。

5月以前の狭いレンジでは上は120.84、下は118.4(いずれも日足のヒゲ含む)だったので、かなり上までやったことになる。なお、さらに前の広めのレンジでは、上は121.6程度、下は116程度まで広がっている。ということで、もし5月以前の相場と似た展開(の逆行)とすれば、上はあと1円程度で、下は116円まで動く中で、そのうちに下にブレークという形を想定しておきたい。もちろん、前と同じという強い理由もないので、あくまでもひとつのシナリオとしてだが。
 
ユーロドルはそろそろ反発してもいいころかもしれない。最近の底の1.082からトップの1.172までの50パーセント戻しが1.127であり今日はかなり押したイメージだった。今年から来年のうちには、ユーロドルは再度下降して前回安値を割ると見込んでいるが、もうしばらくはドル安方向を考えておきたい。



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相場は想定通りのレンジになっている。当面はこれが続くと思う。さて、市場の混乱が一段落したところで、意外なところからQE待望の声が出てきた。今日の日経のFT紙の記事で、ローレンス・サマーズとレイ・ダリオという学界、金融界の大物から、現状は利上げどころではなく、新たなQEが必要な状況であるという論が掲載されている。昨日あたりからツイッターでは流れていたが、これは重大な記事だ。レイ・ダリオはもともと経済の8年周期を唱えていて、その点でこのブログの見ているものと同じサイクルに注目している。彼は、8年サイクルからすると今年は重大な下降の年になる可能性が高いと春頃から主張している。サマーズは長期停滞論で有名だが、現状は悪い状況と認識しているのはもちろんだ。いずれも現在の多数派の意見ではないが、無視できる小物の意見でもない。イエレンの来月の決断はまさに剣が峰に立たされた。
 
9月利上げの可能性は相当低くなったと思われるが、利上げなしの発表の場合、おそらくドル安になるはずだが、景気の悪化も同時に予測されるため、単純ドル安ではないだろう。今回のリスクオフと同じように、 円・ユーロ > ドル > 新興国の順序はあまり変わらないのではないかと考えている。つまり、ユーロドルの急上昇と、ドル円・クロス円の下落になるだろう(一時的株の上昇を見込んで、ドル円・クロス円は下がらないかもしれない。)
 
来月がますます注目されるが、現在のレンジ相場がそこで崩れるか、あるいは12月まで延期となるか、トレードするものとしてはむずかしい局面だ。自分としては、ドル円の長期ショートを保持しつつ、短期レンジトレードで進めていくつもりだ。ユーロドルについては、上昇方向とは思っているが、利上げによる下降というリスクも残っているので、ほどほどにしておきたい。


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昨晩の116円の特大の下ヒゲでチャートがいったん壊れたが、その後の動きは予想通りで、NYの引値は118.41でほぼ想定通りだった。その後、自分としては、今日からはレンジの幅をさぐることになるが、今日は、上が120.10円、下が118.9円で、3月から5月のレンジ時とだいたい同じ動きとなっている。当面このあたりを上下する展開と考えていきたい。
 
今後の情勢は上海株の下落はあまり材料にならず、米国の利上げについての思惑を中心に神経質な上下が続くと思われる。ドルストレート、ドル円、クロス円、株式、金いずれもレンジの動きとなると考えている。
 
ちなみに、昨日の116円、NY株の1000ドル下落の主因はコンピュータの高速取引だとされている。そして1000ドル安からの反発は、逆張りプログラムの作動と言われているが、とするならば、昨日のドル円は122円から116円まで6円さがったことになるので、その程度でやはり為替も逆張りプログラムが作動した可能性がある。今後も似た局面はあるだろうが、突発的な理由のない下げでは5円から6円でひとまず止まる可能性があることを覚えておくといいかもしれない。あと、いずれにせよ、このパターンでは戻りも高速なのはいつものことで、下げたらなるべく底で短期ショートは利食うべきだ。昨日は私の取引業者は、ドル円117円台の上昇戻し中でもスプレッド2で買い戻しができた。2chなどを見ると、他の業者ではスプレッドが拡大してどうしようもなかったところもあるようだ。気になる方は検索して調査しておかれるとよいだろう。


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昨日のエントリーで、週のうちにドル円119円と書いたばかりなのに、もう月曜日に119円台に突入してしまった。私の目標値は、正確には、1月から5月のレンジ相場の下限である118.87円であるので、あと1円の下げ幅があることになる。この分だと、今日の夜のNYあるいは明日の東京時間あたりに到達するかもしれない。もちろん、さらに深い押しもあるかもしれないので、そこは調節していきたい。
 
今日の相場の特徴としては、今まで頑強に下げしぶっていたキウイドルが豪ドルに合わせて下落し、ポンドも下落、また、ユーロは対ドルでは上昇したが対円では下落し、リスクオフ相場の特徴である円選好(円買い)が表面に出てきたことがある。ついに、正統的リスクオフになったと言える。ここまでのキウイの強さは、投機的なショートポジション(リスク資産)を手放す(オフする)動きだったという説明でいいと思われる(これはコメントでご教示いただいた通り)。
 
見通しとしては、118.87円あたりを底として今回の暴落は一応打ち止めとなり、その後は一ヶ月以上は120円を中心ラインとした上下1.5円程度のレンジになると考えている。そして、その後、半年程度を経てどこかの時点で下方ブレークし、ドル円105円を目指すというシナリオを採用しておきたい。これは前から述べている通り、ドル円8年サイクル説による(今回は4年周期のダブルボトムになると想定する)。
 
ということで、今後は121.5円程度まで戻る可能性があるドル円の戻り売りを徹底すればよいというのが私のトレード方針だ。もちろん、今回のが単なる押し目であるという考えによれば、ここからロングして上昇を待つということになる。ここは考えどころだろう。株式やクロス円もだいたいこれに準じて考えればいいと思うが、ドルストレートや金についてはもう少し考えて見たい。


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さて、月曜日からの予想となるが、やはりドル安継続を想定している。理由は、ドル円の過去の動きである。
 
現在はこのドル円の日足チャートのように、125円のダブルトップ右側からの落下状態と想定しているが、この逆の、ダブルトップの左側の上昇の様子を見ていただきたい。2015年5月13日に119円だったドル円は、その後急上昇し、6月5日には125.8円をつけている。119円から121円までが 7日間、121円から125円までが14日間でだいたい3週間での短期上昇だった。

今回は、8月11日の125円から昨日の121円台までが10日間であり、上昇と同じ期間とすればあと10日ほど、つまり実質的には来週のうちに119円に下げてもおかしくない。5月から今までの日足チャートを見れば、左右対称形になっていて、ここからのドル円下げが急峻である可能性を示唆している。
 
なお、今回の相場の駆動力は、まだ円高ではなく、ここしばらくと同様のドル安を想定しているので、ドル円下げの主力はドル安になると思う。したがって、ユーロドルの上昇は続き、ユーロ円は横ばいかやや上昇だろう。なお、さすがに、オセアニア・ポンドは、対ドルでは上昇だろうが、対円では少しは落ちてくると思っている。

月曜日は、週末のダウの動きを反映して、日経も大きく崩れるはずで、まだまだ株価の世界的な連鎖下落は続くのではないか。なお、ドル円が119円まで落ちれば、その後はしばらく118円から120円あたりでのレンジ相場になると考えていいだろう(これも左右対称として)。だから、もし、月曜から急激に下げ始めてもあわてる必要はない。その後は相当長く膠着する(たとえば12月くらいまで)と想定している。
 
ということで、来週は相当に重要な週になる。ぜひドル円のチャートをゆっくりと御覧いただきたい。





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ダウの500ドル下げが来た。米国9月利上げがあるとすれば、17日のFOMCなのだが、あと3週間。現在のこの世界的株安の状況が奇跡的に改善されることが無い限り、9月利上げはひじょうに困難になったと考えていいだろう。利上げどころか、場合によってはQEの再開すら想定される世界同時株安の状況となった。
 
この下げの震源地は間違いなく中国だが、その遠因はやはり米国利上げがらみだと思う。商品価格の大下落から始まり、新興国からの資金引き上げ、中国の景気鈍化、株バブル崩壊、元の切り下げ、天津大爆発と進んできたわけで、利上げ懸念の世界的景気減退が引き金になって、中国のこれまでの無理が一気に噴出してきたということになる。
 
今回の危機は、ドル安・ドル高ということが一概に言いにくいのが特徴だ。新興国(BRICS)に対しては明確なドル高であり、元の切り下げもこの一環の動きと見ることができる。それに対して、ドルインデクスの主要成分である、ユーロ・円・オセアニア・ボンドに対してはドルは軟調な動きとなっているため、外見的なドルインデクスは下降している。この分裂が為替トレードを難しくしているのだが、この動きの真の原因はまだつかめていない。(ただ、利上げの先延ばし観によるドル安というだけでは説明しにくい)。

ただ、現象として

 先進国通貨 > ドル > 新興国通貨 
   (ドル安)  (ドル高=商品安)

という分裂した動きが今の状態であることはよく認識しておきたい。これだけでもトレードに対する態度が異なってくる。この、変形リスクオフをもたらした原因は、やはり利上げがらみの思惑だろうとは思う。
 
このまま、商品・株式・為替とも大きく下向き相場になっていくのかは、8割2割で、可能性が高いと考えているが、もし、9月利上げが困難となれば、ユーロや円に対してのドル安はさらに進行する可能性が高く、また、現状に何の手もうてないFRBの無力さがますます露呈し、景気の悪化がひどくなると思われる。

来週の相場への見通しは、明日書くことにする。

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思ったより急激にドル安となって現在ドル円が122.64円、欧州タイムになってから一時122.50を割った瞬間もあるようだ。この後どこまで下がるかが問題だが、前から書いているように、下降の波動に入ったかどうかで大きく予想は異なってくる。下降を始めたとするとそれほど遠くないうちに118円も十分にあり得る。そうでないとすればせいぜい121円台に入る程度で大きく戻るということになる。まあどちらにしてもついていくだけだが、流れとしては前回の125円台がダブルトップで、いよいよ下降を始めたという可能性のほうがかなり高いのではないか。それは株価、商品、その他から、今後さらに盛り返す要素が相当に少ないことによる。宮田氏も述べるように下げが121円半ばを過ぎればそれはさらに可能性が高まる。
 
もし下降に入ったとすれば、長期的には100円から105円を大底とした動きとなるだろう。それが来年前半に実現して、その後上昇下降を2年ずつで繰り返し100円あたりを底とした大きなダブルボトムを形成、7年後あたりから本格的な超円安期となって130円オーバーを目指すというような流れを想定している。(これは、実は、1999年から2007年までのドル円の動きを時間を逆にして述べたものだが、これでだいたいいけそうな感じだ。)。

年内の動きはわかりにくいが、110円あたりで大きくはね返されて120円くらいまで戻して、来年に持ち越しというようなイメージでいきたい。
 
ただ、以上はあくまで下降に入り始めたという仮定の話なので、もう少し様子を見てからさらに考えたい。ただ、単純なナンピンの買いは気をつけたほうがよろしいか、という程度のことである。

なお、週末には中国の新たな緩和策(元の切り下げ、金利引き下げ)があるようなので上海株もやや戻す可能性もある。週またぎの売りには十分気をつけていきたい。






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