お花見日和が続くこの頃ですが、俺の中ではサクラと河合奈保子とが分かち難い記憶となっています。
あれは確か小学4年生の時ですが、倉吉の打吹公園で開催される桜まつりに河合奈保子がゲストとしてやって来るという情報を得て、当時市内に住んでいた俺は同じクラスの佐々木君と喜び勇んで出かけました。浅はかにも「絶対サイン貰おうな!」なんて言い合いながら。
さて、当日はどこから集まってきたのかと思うくらいの人・人・人で観客というより群集といった雰囲気だったんですが、出てきた河合奈保子は新曲のプロモーションということもあって発売したばかりの『17才』という曲をオープニング、真ん中、エンディングと3回歌ったのをよく覚えています。
とにかく観ている人は目の前に売り出し中のアイドルがいることに興奮していて、河合奈保子が移動すれば群集も大挙して移動するのでその異様な熱気に彼女の顔は驚きと恐怖で引き攣っていました。田舎者を侮ってはいけません。そんな状況ですから当然サインなど貰える筈もなく、佐々木君は転んで足を擦り剥いた上に持っていたソフトクリームを落っことすという散々な目に遭っていました。
しかし子供の頃に憶えた事っていつまでも忘れないもので、この『17才』という曲は今でもフルコーラスで歌えます。
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