中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

ワルツとギャンブル

2016-09-17 23:59:34 | 山形交響楽団
 明日は山響「音楽宅急便」の新潟公演。内容は名曲コンサート的なもので、プログラムの一曲目はハチャトリアン「仮面舞踏会」のワルツです。

 フィギュアスケートで浅田真央選手がこの曲で踊ってから有名になりましたね。ものものしい感じて耳に残りやすい曲です。ワルツの回転とともに、運命の渦に巻き込まれていくようなイメージが印象的です。


 この「仮面舞踏会」というオペラの内容はよく知りませんが、ギャンブルが大切な要素となって悲劇を大きくするようなストーリーのようですね。

 恥ずかしながら、パチンコと麻雀にのめり込んだことがある私には、ギャンブルの「魔力」のようなものは、よくわかります。

 「天の配剤」とか「運命の悪戯」というものはすべて、賽の目と同じでただのランダムなのです。それ自体には全くもって、何の意味もない。この「ランダム感」が人間には受け入れがたいのです。

 何の罪もない人が、天災などの不慮の事故で命を落とす。逆に罪深い連中は、悪さをして得た金で、あんなにワイワイ盛り上がっている。結局、神様なんかどこにもいなくて、サイコロが転がり、ルーレットが回ってはデタラメな目を出し続けているだけで、人間はそれに踊らされることしかできない。

 …だったらいっそのこと、その賽の目にすべてを預けてしまいたい。「何がいけなかったんだろう」…そんな答えの出ない悩みを捨てて、持っているものをすべて賭け、目をつぶってサイコロを投げてみたい。そもそもこの世は、はじめから一時の夢に過ぎないのだから。

 危険ですね。しかし、一片の真実が含まれていることも確かです。


 ドストエフスキーの「賭博者」もそうですが、ロシア人は酒も博打も、行くときはとことん行く感じがします。寒いからでしょうかね(偏見)。この「仮面舞踏会」も一度はきちんと観てみたいものです。
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