中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

新しい力

2016-12-13 22:03:24 | 山形交響楽団
 昨日は山響で、福島は郡山の近く、本宮でのスクールコンサート。高校生対象でした。

 浪江高校。浪江というのは原発の近くの町です。震災の後、本宮に移って、本宮高校と一緒にやってきたわけです。それがこの度、休校になる。その記念を兼ねたコンサートでした。


 ステージから見ただけですが、高校生の印象を一言で言えば、明るくてしっかりしている。

 普通、高校生という生き物は、自己形成の途上で思うようにいかない部分が、かすかな「イライラ」となって蓄積されているものです。だから、明るくはしゃいだ時にも、よく見るとわずかにヒステリックで、痙攣に近い笑い方をする。本当に面白いかよりも、場のノリに遅れまいとするアレです。…大人でもいますけどね。これがなくなると、精神的に「大人」になるのだと思います。

 そういうところが、全くない。

 震災時には中学生。高校生活の全てを避難先で過ごして来ているわけですから、チャラチャラしようもない。

 辛かったことも、たくさんあったと思います。でも、みんなそれに負けてしまわずに、確実にしっかりした若者になっているのがわかります。思いどおりにならないことがあるからといって「グレて」しまう都会の高校生の、なんと甘ったれなことか。


 こちらが襟を正さなければいけないような気持ちになりました。卒業してからも頑張ってほしいと思います。

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