中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

秋田公演

2009-08-08 08:35:54 | 山形弦楽四重奏団
 秋田の夏祭りは「竿燈(かんとう)」ですよね。ちょうちんがたくさんついた竿を、腰に乗せたりしてバランスをとる…すみません、見たこともないしよく知らないのです。でも、山形の人でさえも「花笠より竿燈の方がすごい」と言ってるぐらいですから、見る価値があるんだろうと思います。確かに花笠は「町の盆踊り」を巨大な規模でやってるようなものですから、見るより参加して楽しむものなんでしょう。私は踊りのセンスがないので「見るあほう」専門でいきますが。


 そしてついに、山形Qの初の秋田公演が終わりました。「秋田公演」なんて言っても、長い歴史を持つ「モォツァルト広場」という、モーツァルトの音楽を聴く会にゲストとして呼んで頂いただけなんですけどね。それでも、何となく「近くて遠い秋田」のクラシックファンの方々の前で演奏できることは、我々にとって待望の機会でした。

 好きなモーツァルトの曲のK番号を会員番号として持つほどの、モーツァルトマニアが集まる会でしたから身の引き締まる思いでしたが、「マニア」とは言っても「通を気取る」のではなくて「心から愛好している」方々なのが伝わってきて、良い演奏会でした。特に役員、スタッフの方々の情熱に感動しました。良い演奏会を創るのは演奏家じゃないんですね。

 …ということで気持ち良く打ち上げ。レギュラー出演者のピアニスト、久元祐子さんや役員の方々と楽しく(1時過ぎまで)飲みました。久元さんは穏やかなゆったりした方で、そのままどんどん飲むので、すっかりファンになりました。
 秋田の酒は刈穂の「六舟」で決まりです。これが決定版です!力を込めて強調します。今まで秋田の酒はいろいろ飲みましたが、「どれもちょっと…」。でもこの六舟ならわかる。もう秋田ではこれしか頼みませんっ。(けど、そう言えば昨日「だちゅ」のお父様から凄く良さそうなお酒を頂いたのでした。決定版変更の可能性ありか?)


 …秋田が少し近くなった感じがしました。
コメント (4)
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