山形弦楽四重奏団 ブログ

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山形Q 練習日誌63-vol.8 (今井記)

2017-03-27 22:34:54 | 練習日誌
 写真は練習を終えた頃の駐車場。山形Qがいつもお世話になっている出羽公民館です。沢山の利用者さんに重宝されている施設ですが、平日の夕方ですと、山形Qのメンバーの車のみということも時々あります。このように一台、二台、三台、、、あれ?一台足りない?
 
 実は今日は、中爺氏が急な依頼で不在となり、三人での練習だったのです。車もちょっと寂しげに見えます。
 
 しかしそんなことにメゲないのが山形Q。トップパートが不在だからこそ出来る練習というものもあるのですよ。本日の練習メニューは黛敏郎の「弦楽四重奏のためのプレリュード」、ハイドンのひばり、ブラームスの弦楽四重奏第一番から2−4楽章。古典の技法に則ったハイドン、ブラームスは、ファーストヴァイオリンの音がなくても、ゾクゾクする程美しい。名曲の矜持を思い知らされます。メロディの華を思い描きながら、音の流れを作る作業は、これまた難しくも楽しい作業です。

 そして黛。彼独特の邦楽的な音が、色々な情景を想像させます。小節線らしい小節線がなく、あたかも全編即興で演奏されているよう。クラシックという枠を越えた魅力があるのです。それぞれ相応しい音を探さなければなりません、旅は始まったばかりです。

 さて、今日も練習したひばりは、明日が本番。前回もお知らせしましたが、北部公民館にて14時開演です。春休み中のお子様たちと共に、是非生の音楽を楽しみにいらして下さいませ。沢山のご来場、お待ちしています☆

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま24箇所
 

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