思いつくままに

思いつくままに日々のあれこれを綴ります。

映画、ゴジラを見て。

2016-10-16 09:58:46 | 日記
Essay-14 10/16ゴジラ映画をみて
過日、家族4人で久しぶりに映画を見にいった。 日本ですでに公開され、評判の良いシン、ゴジラという映画だ。ゴジラの歴史はふるく、第1作は1954年制作で、私が生まれて2年後との事。その為かはわからないがゴジラは私にとって懐かしい映画の一つだ。ゴジラのあの叫び声は毒々しく、しかしどこか哀愁を帯びており、私の子供時代への懐かしさの呼び声でもある。その声を聞くたびに私の子供時代がなぜか髣髴される。 何時、誰とゴジラを見に行ったのは思い出せないが、強烈な思い出がある。ゴジラが出るまでの不気味さ、そしてその大きさ、町を自由自在に破壊する力に、感動したのを覚えている。特撮という言葉が流行ったのもゴジラだったと思う。その後は、数作続編を見に行ったが、内容はほとんど覚えていない。代1作のゴジラが、あまりにも刺激に満ちていたのだろう。 社会人になると、ゴジラも随分変わったなという程度で関心もなくなった。そして1998年アメリカ版ゴジラが上映され久しぶりに見に行った。ゴジラの上陸場所が、N,Y であり、全く以前と異なったゴジラの様相であった。まさにトカゲが進化した巨大でスピーディーなゴジラであり、それなりに面白かったが違和感を覚えた。そうそう、松田聖子が日本からの旅行者役で出演していた。また、2014年は渡辺健が博士役で出たゴジラがあった。 これもそれなりに面白かったが、内容はほとんど覚えていない。そして今回は、久しぶりの日本製の映画である。今までのゴジラとは違うとのことで、興味ぶかい。

夕方のラッシュを考慮して家を出たが、7時過ぎには映画館に着いた。大きくて立派な映画館で座席のすわり心地もなかなかよい。すでに数十人が入っており、平日7時半という時間帯にしては、まずまずの人気振りといえよう。家内の知人であるマイクも既に来ていた。彼は30台半ばのアメリカ人で、6フィート2,3インチはある大男だ。若い時からゴジラの大ファンで、ほとんどの映画をみているという。その為に日本語の勉強し、日本語は流暢に話す。日本でゴジラの映画を見たこともあり、ゴジラに関する本も持っているとの事。彼はゴジラの絵がらの法被を着て、興奮気味に開演を待っていた。  

さて、その映画だが、突然、東京湾に原因不明の爆発(?)が発生したと思われるシーンから始まる 総理大臣を初め関係閣僚が集まり、対策を協議するのだが、その正体が特定できずに進める会議が面白い。議題に関わりがありそうな各省のトップが、答弁に経つのだが、前例の無い事象(この言葉は最近良く使われる)の対処に関して、責任逃れの回答に近く、たらいまわしになる。最後には総理の判断が迫られ、決められていくが、総理の決定もその成り行きで進行しており、責任ある決定と呼ぶのはいささか遠い。それでも、テンポの速い会議にユーモアを感じる。会議の終わりの段階で、市民が取った現場のビデオのなかに、何か生物の尻尾のような映像が映り、その正体がいよいよ不明になるが、最終的に有害鳥獣駆除という名目で方針が決定する。ゴジラであることを知っている観衆(我々映画を見ている人々)になんとも可愛い有害鳥獣駆除を持ち出してくるところも愛嬌があって面白い。

中盤になって、この巨大生物の(この時にはゴジラと呼ぶことになっているが)活動の源が原子力ではないかとの疑いがあがり、その攻撃方法について、日本一国では決められず、アメリカを始め国際レベルの問題として対処することになる。有事における安全保障の問題となってきた。

またこの生物の残骸を、アメリカがほとんど独占して持ち帰るという話もでてきて、日本がいまだにアメリカの管理(保護)の下にいるということを印象つけている。最後にゴジラを殺す方法として、冷凍にする方法が決定するが、その為の液剤の製造期日とアメリカが要求する核攻撃のリミットとの時間の戦いになる。
その核攻撃の決定に対して、日本人の主人公は、核攻撃もやむなしとの考えにいたるが、日系2世のアメリカ人高官が、核攻撃を今回行えば、日本での3回目の核使用となる、とつぶやくシーンが出てくる。なるほど日本は世界で唯一の被爆国であることを再認識させてくれる。

アメリカ人は映画が面白くないと、その時点で映画館を出て行く。過去に幾度かそういう光景をみてきた。 しかしこの映画では私の前に座っていた、50台の男性が途中で退席し戻ってこなかったが、それ以外は途中で退席する人はいなかった。 70名前後いた歓客でその7~8割がアメリカ人だったとおもうが最後まで観戦していた。
政治的な発言で、日本がいまもなをアメリカに支配されている。また3回目の原子力仕様になるなど、アメリカ人がどう見たかは興味深い。因みに終わった時点で我が家の4人の感想は、大変面白かった、色々考えさせられる映画だったと評価は高かった。ゴジラおたくのマイクも、すごく面白かったとのことで、眼鏡のおくの瞼が、ニコニコしてた。ただしアメリカを批判した何箇所は面白くなかったとの事。その辺を詳しく聞いてみたいと思ったが、彼は大興奮の様子で、早速違う日に違う映画館でゴジラを見に行くとの事。 ここオレンジ、カウンティーでの公演は1週間しかないが、もう少し多くに人の見てもらいたいと思った。

話しは戻るが、ストーリーの展開や見事な特撮に見入っていたが、後半、ゴジラに対する自衛隊の攻撃が始まると、例の音楽が力強く始まった。あーこれこれ、この音楽だと嬉しくなり高揚した。これはまさに子供の時に興奮したあの感覚だ。音楽がその時代を彷彿させる。そこには60代の私ではなく、まさに子供の自分がいたようだ。懐かしさの原因はこの音楽にあったのだといまさら感心した。私は映画が好きで、親父からは日本映画、お袋からは西洋(特にアメリカ映画)の影響を受け、若い時は映画通を持って自認していた。しかし海外に出て35年、時々映画を見ているが、何せ言葉のハンディは避けられない。言葉の分からない場面はその前後から推察するしかない。それで映画好きの私も、時々映画を見る程度になり感動することも稀になった。だが昔見て感動した映画にはそのシーンを思い出させる音楽が必ずある。いわゆる映画音楽で、それを聞きに喫茶店に良く行ったものだ。ゴジラ映画を見たいと思ったその原因の一つがこの音楽にあったのだと再確認した。もう一回見たいなと思うのであるが、家内からは無視されている。
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1 コメント

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新ゴジラ (yukikooo)
2016-10-28 14:05:35
面白かったね〜 また見ようね♡

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