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私の中の彼へー青き騎士ー第9回★

2013年11月11日 | 私の中の彼へー青き騎士ー

私の中の彼へー青き騎士ー第9回★
青き騎士(1992年作品)
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
Manga Agency山田企画事務所
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第9回●シーン8

 この後、私、沙織は移動略奪隊「ローズグループ」の民となった。
既存するコロニーや残存する地球連邦軍戦略基地を略奪し、人を殺す。テクニックは「ローズバット」で教わった通リだった。逆に体が反応していた。

 1シーズンがすぎた頃、あるコロニーを襲っていた。
そして、見覚えのある老夫婦が、私の前にひきずりだされてきた。
「ごいつらか、ボスを育てたって言ってます。いちおう、殺さずにおいたのですが」
 驚いた事に、そう、養父母だった。
私のゆがんだ性格の最大原因。「ローズバット」に私を売り払った張本人だった。

「ああ、沙織様、私です、あなたの命の恩人を覚えていてくださいますよね」
「そうです。私たちはあなた様の育ての父と母です。幼ない頃、世話をしてさしあげた。
まさか、それをお忘れれではないしょう」
まだまだ大様な態度。あの頃とはほとんど変わっていない。
が、私は、あの頃の私ではなくなっている。
「こんなやつらは知らない。家と一緒に焼き殺してしまいな」
私の声は冷たい

「なんて奴なんだ」
2人は驚きの表情だ。態度か豹変する。
「お願いだ、助けておくれよー」
二人は私の足元にひざまづき、今にもにも足の裏までなめそうだった。
「おまち」
私は仲間に言った。
「そいつらを助けておやり」
「ここから逃がしておやリ」
「しかし沙織、こいつから」チェリー花咲が言った。彼女は事情をよく知っている。
「ローズバット」訓練時代に話をしていた。

「いいんだよ、私が決めたんだ」
「沙織。お前はやはり優しい子だよ」
「そうさ、昔から良い子だよ」
「いいから、早く私の目の前から消えて」

二人は、私の足にキスし、それこそ、少なくなった動物資源「ねずみ」のように逃げ去っていった。

「たまには、いい事をするね、沙織」
チェリーが言った。

「いいかい、あまったれるんじやないよ。ここから逃げたって、どうやって生活できる。外は冷たいよ。もうすく雪のシーズンだ。どうせ助かりっこないさ」

 か、その考えはあまかった。
彼ら二人は通信機を持ち逃げした。
私連の居所を知らせると、政府から賞金がでる。私たちの首には賞金がかかっていた。
居場所が知れると、残存する政府軍か捕縛の手を伸ばしてくる。

おまけに小型のビーグルまで盗んでいた。

 私達は父母を追跡するはめになった。
「だから、沙織、いわないこっちゃなぃよ」
チェリーがうめいた。
「今のあんたには、「慈悲」なんて言葉が、似合わないのさ」

 私達は、彼らをようやく追跡し、今度こそ、息の根をとめようと思った。
 が、二人は、政府軍遊撃部隊「狼部隊」の1台の人工頭脳装甲機に保護されていた。

それが、彼との出会った、はじめの時だった。

そして、その貴重な時も、私は、まだ、
彼が、、私にとっての「青き騎士」だ、、とは気づいていなかった。
(続く)
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
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