小説工房/山田企画事務所www.yamada-kikaku.com/

小説●ビジネスマンガ制作 山田企画事務所yamada-kikaku.com

なみだ石の伝説第5回■最終回この地球に取り残された。 癒される事のない寂しさ。 私は、なみだ石を握り締め、今までの2000年分の自分の歴史を思った。

2021年02月04日 | 「なみだ石を探して」
なみだ石の伝説第5回■最終回この地球に取り残された。 癒される事のない寂しさ。 私は、なみだ石を握り締め、今までの2000年分の自分の歴史を思った。 . . . 本文を読む

染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第4回私、日待明は、、過去を思い出す。かわいそうな地球人たち、、、私は常に思う。そして彼女への想いは、

2021年02月03日 | 「なみだ石を探して」
染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第4回私、日待明は、、過去を思い出す。かわいそうな地球人たち、、、私は常に思う。そして彼女への想いは、 . . . 本文を読む

染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第3回 故郷、頭屋村まで僕、日待はたどり着く。が、友人の滝の変心の理由は?

2021年02月02日 | 「なみだ石を探して」
染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第3回 故郷、頭屋村まで僕、日待はたどり着く。が、友人の滝の変心の理由は? . . . 本文を読む

染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第2回僕は、いま 1975年ー昭和50年の思い出の中にいる。田舎バスで神立山のある故郷、頭屋村へ

2021年02月01日 | 「なみだ石を探して」
染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第2回僕は、いま 1975年ー昭和50年の思い出の中にいる。田舎バスで神立山のある故郷、頭屋村へ . . . 本文を読む

染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第1回僕、日待明(ひまちめい)は頭屋封へ、町中の生活で得た悲しみ洗いおとすために帰る

2021年01月30日 | 「なみだ石を探して」
染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説第1回僕、日待明(ひまちめい)は頭屋封へ、町中の生活で得た悲しみ洗いおとすために帰る . . . 本文を読む

「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第5回■最終回

2018年12月31日 | 「なみだ石を探して」
  「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第5回■最終回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所     第5回ー最終回   私が目をあけると、ヘリはすべて夜空から消えていた。 残滓が飛び散っていた。 滝は、滝であった生物は、緑色の光を櫛びた物質に変化していた。   私は草原に腰をおろし、涙岩をながめて . . . 本文を読む

「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第4回

2018年12月30日 | 「なみだ石を探して」
「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第4回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所     第4回   人々の悲しみの涙を集めた涙岩が、粉粉になる。 その涙岩のかけら、「なみだ石」が、緑色、瑠璃色の光を放ちながら、 漆黒の闇の中へ、消えていくはずなのだ。   今日がその日だ。   「君も芝居がうまいね、日待クン . . . 本文を読む

染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第3回

2018年12月29日 | 「なみだ石を探して」
染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第3回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所    「ええ」僕は答える。    「そうですか.僕、この路線走るのは始めてですねん。ふだんでも,このバスは,ほとんど頭屋村までいかんのですわ。 最近は、客が、よういってるようだけど。本当は、これより先はいかんのなあ。いやだなあ」 「バス停には、頭屋村まで通じてますの地図と張 . . . 本文を読む

「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第2回

2018年12月12日 | 「なみだ石を探して」
「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第2回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所     第2回  僕は、いま 1975年ー昭和50年ーの思い出の中にいる。  正直にいうと実は、「なみだ石」を一つ持っているのだ。    東京へでてからの僕は人づきあいの悪い人間だった。 特異な風貌、まるで禁欲的な僧侶にみえた。 なみはずれた長身、それにど . . . 本文を読む

「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第1回

2018年12月03日 | 「なみだ石を探して」
「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第1回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所  僕達2人は、乗りごこちの悪いローカル線に乗っている。 列車は。僕の故郷に向かっていた。 故郷といってもあまり記憶はない。親戚もいない。 僕は都会の中で一人、孤独で何年も住んでいた。 あるきっかけで故郷へ帰ろうと思った。  奈良県、和歌山県、三重県の3県の県境にあるふるさと。 . . . 本文を読む

「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第4回

2018年07月19日 | 「なみだ石を探して」
「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第4回 この小説のURL : https://ncode.syosetu.com/n9669cz/ 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所     第4回   人々の悲しみの涙を集めた涙岩が、粉粉になる。 その涙岩のかけら、「なみだ石」が、緑色、瑠璃色の光を放ちながら、 漆黒の闇の中へ . . . 本文を読む

染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第3回

2018年07月19日 | 「なみだ石を探して」
僕は、乗りごこちの悪いローカル線に乗り、故郷に向かっていた。故郷での記憶はない。親戚もいない。僕、日待明(ひまちめい)は頭屋封へ、何年もの町中の生活で得た悲しみ、体の中にたまりすぎた汚れを、洗いおとすために帰る」とはじまります。 僕、日待明(ひまちめい)は頭屋封へ、何年もの町中の生活で得た悲しみ、体の中にたまりすぎた汚れを、洗いおとすために帰る。苦しみは僕の体をむしばんでいるのだ。&nb . . . 本文を読む

「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第5回■最終回

2018年03月20日 | 「なみだ石を探して」
「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第5回■最終回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所第5回ー最終回私が目をあけると、ヘリはすべて夜空から消えていた。残滓が飛び散っていた。滝は、滝であった生物は、緑色の光を櫛びた物質に変化していた。私は草原に腰をおろし、涙岩をながめていた。手になみだ石をにぎりしめていた。 リーラが私の側まで歩いてきた。 しばらくだまって私をながめていた。 「さっき、パ . . . 本文を読む

「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第4回

2018年03月19日 | 「なみだ石を探して」
「染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第4回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所第4回人々の悲しみの涙を集めた涙岩が、粉粉になる。その涙岩のかけら、「なみだ石」が、緑色、瑠璃色の光を放ちながら、漆黒の闇の中へ、消えていくはずなのだ。今日がその日だ。「君も芝居がうまいね、日待クン。いや本当の名前は何というのかな」ふっと滝は鼻で笑いながらいう。しみじみと、僕を馬鹿にしている。でも僕は理解でき . . . 本文を読む

染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第3回

2018年03月12日 | 「なみだ石を探して」
染み入れ、我が涙、巌にーなみだ石の伝説」第3回作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 「ええ」僕は答える。 「そうですか.僕、この路線走るのは始めてですねん。ふだんでも,このバスは,ほとんど頭屋村までいかんのですわ。最近は、客が、よういってるようだけど。本当は、これより先はいかんのなあ。いやだなあ」「バス停には、頭屋村まで通じてますの地図と張り紙がったぜ」 滝がいいかえす。 「ここからは道が、 . . . 本文を読む