山田歯科エクセレンスクリニック:山田忠生の歯医者人生&文化活動人生

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パンキー歯科診業哲理:152

2017-02-18 | パンキーフィロソフィ:日本語版山田忠生新
宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生


目的:患者の必要性と欲求を確定すること

古典的な漫画に、ボーイスカウトの話がある。一日一善を実行しようと決心し、老婦人に道路を横断させようとしている。蹴とばして、悲鳴をあげさせながらひきずって行った。考えたことは正しかったのだが、考慮するべき事柄に誤りがあったのだ。つまり、老婦人の必要性と欲求について考え違いをしていた。

私たち歯科医師が善行をしたいと思うのであれば、注意深く患者の話を聴いて、本当は何を希望しているのかを見出さねばならない。傷みや不快感を即座に軽減することなのか。長年にわたる問題を扱うために長期間の仕事となるのか。質の高い歯科医学であるのか、あるいは”簡単な修理”なのか。患者は休暇の後まで処置を遅らせたいと望んているのか。それとも休暇前なのか。患者は自分の協議問題を抱えて、オフィスにやってくるのである。

私たち歯科医師も同じように協議問題をもっている。その一つは、患者は本当に何を望み、必要としているかを見出すことである。

Dr.ハロルド・ワースは診療前のインタビューを、「どのような質問がありますか。」という質問で始めることを薦めている。そうすることによって、患者の最も関心のあることを発見できる。





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