宝塚仁川/山田歯科エクセレンスクリニック 歯科医師・山田忠生
1-4 ブロードリック咬合平面分析器(Flag)を用いて、下顎臼歯を望むべき咬合線と咬合平面を確立
本項を読みに当たっては、サプリメント1、そしてランフィヨルドとアッシュによる著書“オクル―ジョン”を読むことを薦める。この両方には、正しく模型を装着し、ハノ―咬合器を調節する手順が記述されている。
模型をハノ―#2に装着し、咬合器を患者の咬合記録で調節することで、下顎臼歯がフラッグを用いて最も適正な咬合線と咬合平面を確立する準備が整ったことになる。フラッグの使い方はハノ―#2の仕様書に従う。(図1)