旅ごころ

「旅」をキーワードとして、イエローな脳細胞を駆使して生活を愉しむ。

下呂温泉で家族の絆を愉しむ♨️

2017-08-13 07:35:24 | 下呂
下呂温泉。飛騨高山から美濃加茂を流れる木曽川水系の飛騨川沿いに佇む温泉地。檜の木立の中に純和風ホテル「湯之島館」が85年経った今も営業している。私達夫婦と長男夫婦の家族会議で評価の高い由緒ある伝統あるホテルへ行くことに決定。旅の喜びの場合、私は企画する段階が一番楽しい。今回はそれよりも、遥かに旅行後の満足感がある。新しいカタチの家族の旅、そして全く忘れていた職場の先輩たちとの楽しかった旅。
今年8月上旬に出かけた。旅行メンバーは1歳8ヶ月の孫娘を含む長男夫婦と私たち夫婦5人。当日は朝から晴れ。息子たちは愛知県から7人乗りのマイカーで到着し自宅で私たちを乗せ出発。自宅から温泉地まで約75キロ。行きは交通が少ない山間を抜ける県道を走る。通過する隣町の関市には「武芸川温泉」や「上之保温泉」がある。いつも私たち夫婦は日帰り旅行でこれらの天然温泉を利用している。午後3時に「湯之島館」に到着。
85年前昭和6年開業。部屋に檜と露天風呂ふたつが付いている純和風別館4Fに滞在。内湯は露天岩風呂と檜の内風呂。24時間入れる部屋付きの露天風呂は一晩中掛け流しで湯量を心配したいくらい。
さすがに一流ホテル。玄関からの出迎えと部屋案内はしっかり出来ている。到着時女性のみカラフルな浴衣サービス。
亡くなった私の父が、和歌山県のあるホテルが宿賃を安くするためビジネスホテルのような接客にした折、えらく憤激していたのを思い出す。接客はやはりあった方が良いと思う反面俺も歳とったと思う。久しぶりの和室は気品があり落ち着く。
夕食前、大風呂と野天風呂に入る。日本人ばかりではなくヨーロッパ系の親子連れもマナーよく入浴している。野天風呂からは下呂の街が見下ろせる。わざわざ下呂の丘陵斜面の檜の木立の中によくぞ手間かけ造ったものだ。このため自然のなかにいるという趣がある。夕食は本館の家族用和室で。飛騨牛のしゃぶしゃぶと鮎の塩焼きが印象に残る。鮎は地元のもので骨っぽいが美味しく感じた。
それにも増して息子と飲む生ビールが美味しい。息子や息子の嫁も温泉と料理を楽しんでいる様子で会話は弾む。特に孫娘が、身体部位の名前に加えしゅっぽっぽのオノマトペ言葉が言えはじめている。家族をとても愉快がらせる。夕食後、気持ちよく酔ったせいか部屋でうたた寝。うつらうつらしてると花火の音に引き続きにわか雨。目が覚めたので深夜部屋付属の檜風呂と露天風呂に入りやっと床に着く。
翌朝は6時に起床。昨夜夕立あったが今日も晴れ模様。館内を散歩する。朝だけで2,000歩程歩くことに。昨日も到着後館内を様子見していたが迷路のように感じる。昨日はテラスになっている「山の足湯」にやっと行けたくらい。
山の斜面に造られていることもあり階段が多く、緩やかな山登りの気分。会議室やビリヤード室、ピンポン室、家族風呂などを観ながら多くに和洋折中のカルチャーを感じる。
大浴場へ行く途中にはかなり前の昭和天皇と今上陛下の宿泊時の御写真。別の場所では宿泊した往年の大スターの写真も並べて廊下に掲示。さらに宿泊した好きな作家の一人司馬遼太郎のこのホテルに関する紀行文の一部(春慶塗り)も廊下に掲示。
箱根の富士屋ホテル、軽井沢の万平ホテルと同様にクラシックホテルが持つ独特のワールド。やっぱり誰かに上手い解説してもらうともっとその世界を味わえるかも。
午前8時から8F新館大広間で家族で食事。朝は韓国始めアジア系の宿泊者を見かける。皆さんテーブルマナーが良い。その後私は部屋で3度めの露天風呂へ入る。
午前11時にチェックアウト。玄関前で記念写真撮るが、靴を履き歩きまわりたい孫娘は安全のため抱っこされるせいか、朝食時良かった機嫌が少しずつ悪くなる。下呂市荻原町まで評判の良い予約した昼食場所へ15分程度ドライブ。
行く途中禅昌寺という禅宗のお寺の横を通った。途端親密な付き合いしていた元職場の先輩たちと下呂温泉へ行った15年以上前の最後の旅(先輩の病気などで以降叶わなくなった)で此処を訪れたことを鮮明に思い出した。先輩の一人が熱心な禅宗の信者であって歴史ある16世紀建立の寺を見学。私の最初の職場時代から当時で30年程の付き合いであった。最初から先輩たちは若年者を褒め、とても愛情深く接してくれた。残念ながら多くが高齢などで亡くなられた。彼らの発言から「ヒトの人生は褒められて成長する」ことを身をもって学び、一緒によく旅をしていた。
レトロな建物、でもトイレはとっても新しいイタリア料理のレストラン「クッキーアイオ」に到着。
私は、前菜に引き続きスパゲッティボンゴレを食べたがとても美味しい。
当初孫娘は機嫌そこねてたから(俗に言うイヤイヤ期でもある)、その室内でもなかなか泣き止まない。家族は困り果てなんとかあの手この手で 宥める。食事終え午後1時出発、飛騨川沿い国道41号線をドライブ。
孫娘は車の中では音楽がかかるやいなや静かに。一体さっきは何だったんだろう。直ぐこっくりしだした。可愛いい寝顔を見ながら家族は苦笑いするしかない。私は泣く子と地頭には勝てぬとの格言を思い出している。午後2時半過ぎには自宅へ帰着。
ここ何年かの旅は息子たちが結婚してからなので夫婦だけの旅。今回は離れて住んでいる長男家族たちとの一体感が始まる旅。そして思い出旅、私を育ててくれ旅好きに導いたとも言える人たちとの15年以上前のヒトの絆の旅。やっぱり旅はいいなあ。
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