あっという間に、こんな時間。

『あと一年で五十だよ』と言うタイトルでしたが、2009年を機に変えてみました。
思えば遠く来たもんだ。

ドラマ『贖罪』最終回

2012年02月11日 | テレビ・芸能
一週間も前の話になってしまいましたが。
WOWOWのドラマ『贖罪』の最終回を観ました。
期待が大きかっただけに、正直言って最終回の内容には今ひとつスッキリしないものがありました。

結局、エミリ殺しの犯人は香川照之演じる「青山(旧姓・南条)。
彼は小泉今日子(エミリの母・麻子)との因縁が殺人の動機でした。

二人は学生時代の恋人同士。が、麻子の親友・秋恵も南条のことが好きで、南条の気持ちも秋恵に傾いていた。
麻子は嫉妬心から二人を引き離すべくあれこれ手を尽くし、結局秋恵は南条への思いを綴った遺書を残して自殺するのだが、居合わせた麻子はその遺書を持ち帰って封印してしまう。

麻子は別の男性(現在の夫)と結婚するのだが、実はその後一度だけ南条と過ちを犯し、エミリが産まれる。
エミリの本当の父親が南条だということは、麻子だけが知る秘密だったわけです。

時が流れ、事件の起きた町に麻子一家が引っ越してきた。
エミリは友達4人(4話までの主人公たち)と、それぞれの宝物を別荘の金庫に数日だけ隠す遊びをしたのですが、彼女は母親(麻子)が大切にしまい込んでいた指輪と手紙を、その金庫に入れてしまう。

それを回収する前に、フリースクール用の建物を探していた南条が、不動産屋の紹介で偶然その別荘を下見に訪れる。
金庫の中に、自分が麻子に贈った指輪と秋恵の遺書を発見した南条。
秋恵の愛と麻子の卑劣さを知った南条は怒り、自分の大切な存在を奪った麻子にも同じ思いをさせるべく、実の子とは知らぬままエミリを手にかける…

ということでした。

事件の遠因となったのは麻子の行為であり、そんな麻子に「犯人を見つけるか、罪をつぐなえ」と言われて人生を狂わされた4人の少女にとっては、まさに池脇千鶴が言っていたように「とばっちり」を受けてしまった話だったわけです。

結局すったもんだの末に南条は麻子の目の前で鉄道自殺。
彼を殺そうと包丁を持っていた麻子ですが、お咎めなしで釈放され、事件のあった町の中をふらふらと彷徨う場面でドラマは終わりました。

何で「今ひとつ」だったかと言うと、私の個人的な意見ですが
「香川照之と小泉今日子が不釣り合い」の一点です(笑)
この二人が「大学時代に愛し合っていた」なんて言われてもなあ…
香川照之は凄い役者だとは思いますが、やっぱり小泉今日子の相手だったら、もう少しスラリとした、それなりの見栄えのいい俳優にやって欲しかった。
しかも全然エミリに似てないし…。
香川照之、すべてにおいてくどすぎる感じで、走る姿も何だか歌舞伎の花道を走ってるように見えたりして。

大学時代の話も、映像ではなく「語り」だけで説明されてしまうので、三角関係や遺書の重さなんかが良く伝わってきません。
本当はもう1話くらい長くても良かったのではないでしょうか。

で、私のお気に入りの新井浩文ですが、麻子と対峙する刑事の役でした。
なんというか、「罪人の告解を聴く司祭」みたいな役割。
特に何もしないし、結局南条は死んでしまうし、事件の解決には全然役に立ってません。
いつ「実は俺が…」って告白するかと思って見てましたが、最後まであっさりとした役柄でした。
わざと感情を排したような、一見「棒読み」のようでいて実は緻密な感じの演技が彼らしかった。

全5話の中で一番面白かったのは、小池栄子の回でした。
安藤サクラは虫と遊ぶシーンが素晴らしかった。
またこういうドラマが観てみたいものです。

あ、そうそう。
第1話の遠山未来の不気味っぷりも半端じゃなかった(笑)





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