気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

『舟を編む』 三浦しをん著 (光文社)

2016年11月09日 | 
賞(2012年本屋大賞)をとったり映画やアニメになったりしていましたが、観たり読んだりしたことはありませんでした。

誰が演じたかも知らず、図書館でこの本を手にし、読んでみました。

三浦しをんさんと言えば、以前「風が強く吹いている」を読んだことがあります。
箱根駅伝をイメージした作品で、無名の大学の学生がどうにか集まって駅伝出場を目指すというストーリーでした。

箱根駅伝が好きで毎年観戦していますから、読んでいてとても面白かった記憶があります。

これも映画化などされたようですが、キャスティングなど細かいことは知りません。

私の場合、映像を見てしまうとどうしても先入観が入ってしまいますから、後から本を読むことはないのですが、今回何も知らなかったのは幸いでした^^;
(読みながらの私のイメージは馬蹄光也が「とと姉ちゃん」に出演した星野武蔵役 坂口健太郎で、奥さんの香具矢は檀れいでしたが、実際には馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいだったのですね^^;)




で、本題ですが、辞書の編纂をする人を中心に書かれたストーリー。
辞書は身近なものですが(最近はIT化で身近では無い?)、作る側のこととなると、全く知らない世界です。
実に根気のいるお仕事ですね。
「辞書は言葉の海を渡る舟」「海を渡るにふさわしい舟を編む」・・・あぁ、それで「舟を編む」なのねと今更に理解できました(^^ゞ


「心を形にするために手紙を書く」とありましたが、現代ではメールが主流でしょうか。
書くのが苦手な人もメールなら気楽かもしれません^^ 会話感覚なんでしょうかネ?

「何かを生み出すためには言葉が要る」、一緒に働く人との意思疎通、いろいろな人に伝える手段、自分の考えをまとめるにあたって言葉は大切ですね。
とはいえ、社会に出れば人間関係は難しい。



言葉が無くても伝わる時はありますが、言葉があるから思うことを伝えられ、理解しあえるものなんですね。
それ(言葉)が伝わらなかったり正しく理解していないゆえの誤解も生まれることもありますし、言葉足らずで伝わらないことやすれ違いもありますから、コミュニケーションと言うのは難しい。そこに信頼関係があるかないかで流れが変わっていくようにも思えます。

長い時間のつらなりの中でそんなことを感じたことが最近ありまして、偶然とはいえ私がこの本を読んだのは奇縁(思いがけない縁)でした。








辞書というのは個人的な感情や意見は入れず、正しくその意味を書くことに終始しています。
自由な航海をするすべての人のために編まれた舟・・・最近辞書を引かなくなったナ^^;
今はパソコンやスマホで調べたりする事の方が多くなりましたが、また辞書を見直したいと思いました(^^ゞ


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4 コメント

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挫折しました。 (さるや)
2016-11-09 15:04:58
この本は購入したのだが、少しだけ読んで・・・挫折した苦い記憶があります。
素敵なご本だったのね。(-_-;)
Unknown (インレッド)
2016-11-09 17:01:01
今晩は。
この本を読んで私は感動しましました。仕事にこんなに
夢中になれる人は羨ましいなー とも思いました。
言葉と言う海を渡るそれぞれの人間模様が良かっ
た!!。
さるやさん (sanae)
2016-11-09 17:24:18
それはもったいない^^;
是非読んでみてください、とても良い本ですよ。
インレッドさん (sanae)
2016-11-09 17:33:48
こんばんは♪

私もとても感動しました。
一筋に打ち込めるって凄い事ですよね。
趣味と違って仕事となるとなかなか難しいと思いますもん、普通は。
会社勤めでもこれだけ夢中になれるって幸せだなと思いました。
個性が強いと浮いたり、追い込まれたりすることもあるでしょうけど、こんな風な恵まれた環境だと良いですよね。

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