気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

『山の旅 本の旅』 大森久雄著 (平凡社)

2017年04月20日 | 
重量感のある中身の濃い内容でした。
時間が無くてなかなか思うように読み進まなかったのですが、やっと読み終えたという感じです。

登山の歴史や登山者の含蓄のある言葉などから始まり、自身の山歩きの事を日本だけでなくアルプスにも及んでいます。

読んでいると昔の山の風景や山歩きの風景が、良くも悪くも今ではかなり様変わりしている様子が伝わってきます。

生活の糧の場であり、信仰の場でもあった山が、楽しむ場へと変わっていく経緯の中で、やはり深田久弥氏の存在は大きいとありましたが、確かに、今山歩きしている人で深田百名山を知らない人は少ないのではないかと思いますね。

どんな気持ちで山に向かっているかは人それぞれで、山頂に立ちたいとか、花を見たいとか、ただ歩くのが好きとか、虫や鳥を観察したいとか、岩登りや沢登りとか、何となくとかいろいろあると思うのですが、イギリスの登山家G・W・ヤングの言葉を引用して「mountaineer というのは単に山に登る人のことだけではない。歩くことが好きで、山について読んだり考えたりするのが好きな人だ」とありました(そういえば、イギリスの最高峰はスコットランドのベン・ネビス山1344mなんですね。初めて知りました。でも登山家としての歴史は日本より古いのですね)。

山から絵が生まれたり、歌が生まれたり、もちろん本が生まれたり、今ではインターネットで綴られるケースも多いですし、山は歩くだけでなく表現する場でもあったりするわけですね。

読んでは山へ行き、山へ行ってはまた読んで・・・

私はひたすら歩いて撮って、この花の名は何だっけと悩ますのが精一杯ですし、本もたいして読んではいないですが、読むのもまた楽しいです。読みっぱなしですぐ忘れますけど^^;

かつては巡礼の旅によって安息を得ていたという歴史がありますが、いつか巡礼とかもしてみたいです(^^ゞ

何のために?と問われたら答えられませんが、深田百名山完登などのような充足感が得られるような気はします。
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