気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

『心に山ありて』 川島由夫著 (新生出版)

2017年06月14日 | 
簡潔な文章で分かりやすく知識も経験も豊富でぐいぐい惹きこまれました。お薦めの本です。

海外の山は知らない山も多かったですが、それでも読んでいて惹きつけられました。

日本の山でもハイレベルな雪山登山は想像の域でしたけど、歩いたことのある山域も多かったですし、ロング縦走などはかなり似通った歩き方だったので、目に浮かぶようでとても面白かったです。

若いころからハードな山行をされて、よくぞご無事でという場面も結構感じましたけど(人の事言えませんけど^^;)、事前の下調べや準備をしっかりされ、技術的な学習も実技も積極的に体験され、非常時の対処なども心得て、事なきを得てらしたと思います。でも・・・

発行は2007年。1948年生まれですからこの時点で64歳くらい。

ご存命ならば74歳になられているはずですが、残念ながら2014年9月に故郷秋田の羽後朝日岳に滝登りに出かけるといって出かけ、そのまま行方不明なのだそうです。
かつて一緒に歩かれたという山友達も一人出かけた残雪期の北アルプスで行方不明のままだそうですが、川島さんもその後ご遺体も発見されていないそうで、何とも残念無念なことです。

2014年(平成26年)の9月といえば、木曽御嶽山の噴火が同じ9月にありました。27日11時52分発生で亡くなられた方は58名、今も5人の方が行方不明のままだそうで、どちらもご家族のお気持ちを察するとお気の毒なことです。ご冥福をお祈りいたします。



追記:
「・・・古来日本人にとっての山は、岩と雪というよりは森であり、その森や樹には神が宿ると信じられてきたふしがある。私も多くの登山者同様、この二十数年登山の形態をエスカレートしてきたが、森林の山旅に何か心安らぐのを感じるのも事実である。厳冬期のヴァリエーションルートにも、100m足らずの藪山にも同じ自然を感じたいと思う。云々・・」と書かれている部分に、本当に山がお好きだったのだと感じ、同感の思いです。

山登りは苦しい事も多いですし時には危険もありますが、美しい景色やお花を見たり、気持ちの良い空気や風を感じたり、また山仲間と楽しんだり、未知の人との出会いもあって楽しかったりと良い思い出もたくさんあります。だからまた魅せられて行くのでしょう(^^ゞ

これからも身の丈に合った山歩き(といっても、その時々で山の状況はかなり違いますし、あくまでも自己判断ですけど^^;)を続けられたらと思います。
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