気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

『インストール』 綿矢りさ著 (河出文庫)

2017年07月17日 | 
数々の賞をとり、芥川賞作家でもある綿矢りささんの小説。

これが17歳の子が書いた作品であることに驚きました。

確かに同じ17歳、等身大の主人公を描いているわけですが、内容はかなり衝撃的。

現代の手軽に得られるインターネット通信の不気味さにも愕然とします。

大人に成りすまして子供が簡単に踏み込んでいける、これが現実ですか?

「個性」という

昔も今も、子供といえども内面はかなりデリケート、不安定な時期ですね。

そんな中、小学生の男の子と共に成長していく過程が可笑しくもありますが、二人で乗り越えたような結末にヤレヤレといった気持ちでした^^;



追記:

気になったことは「こんなふうに地べたに横たわるのが私の表現できる精一杯の個性なのだ」というところ。

今の時代、なぜか地べたに座り込む人を時々見かけますけど、これが個性?

常識の認識も人さまざまなこの頃ですけど、人があまりしないことをしたり違うことをするのが個性?



インストールのタイトル、なるほどねと思いました。


(1984年生まれ。2005年初版)
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