田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

そんなのでいいのか

2017-01-06 | 日々の暮し

ハナよ、反省せよ!とは去年の一コマ(画像クリックで拡大)

 新入社員を過労により自殺に追いやった大手広告会社の電通。
 労働基準法違反の疑いで書類送検され、社長が辞任することを明らかにした。
 人の命を奪って、社長1人の辞任だけで終わるのか。
 二度と帰らぬ命はそんなに軽いのか。

 社員を含めた組織全体の責任はどうするのだ。
 労働組合は何をしていたのか。
 そもそも、そんな会社に労働組合ってあるのか。
 あっても御用組合?
 彼女は会社組織全体によって命を奪われたのだ。

 辞任する社長は、明日から路頭に迷うこともないだろう。
 娘を失くした家族は悲嘆にくれているというのに。
 口先では何とでも言える。
 誰の目にも責任を感じているということを示すべきだ。

 幹部、社員を含む「社」全体の責任として、一旦、法人を解散して出なおす位の覚悟を示してはどうか。
 命はそれほどに重いのだ。

 ボランティアをしている貧乏小生だって、行為に対する責任のとり方はいつも考えているんだよ。
 それも指導できない経済界トップなどは「自己ファースト」で信用できないこととなる。

 まあ、組織人というのは怖いものだ。
 組織と金の力で訳の分からぬ理屈をつくるからな。
 非文化国、日本である。

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