田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

ぺんぺん草

2017-03-03 | 家庭菜園
 柿の剪定、続きをする。上ばかり向いていると頭の血が減るのか貧血直前のような気分に襲われる。作業を中断して地面に腰かけて休憩。近くに春の七草、ナズナが咲いている。


畑に咲く春の七草、ナズナ(画像クリックで拡大)

 「なずな」は今年生まれた孫の名でもある。名を聞いた時、「ペンペン草のことか」と口走りカミサンの冷たい視線にさらされた。
 (茎を振るとハート形の種がぺんぺんと鳴ることからそう呼ばれるようになったとの説あり)
 広島に原爆が投下され、街が一瞬にして破壊された当時、ここにはペンペン草も生えないと言われたそうだ。生命力あるペンペン草でさへこの地には育たないだろういうことだ(勿論、広島は復活した)。

 で、「なずな」と命名された孫娘、生命力ある女の子に育って欲しいということか。優しい語感でもあり好きだが、オッサンには「ペンペン草」との呼び方が沁みついている。孫が大きくなって「ペンペン、こっちにおいで」などと呼んだら怒るやろな。もっとも、命名した親にとっては、この「なずな」とあの「ナズナ」は無関係なのかも知れないが。

 本日をもって柿の剪定は完了。
 次はジャガイモの畝作りでおじゃる。