リアルタイムで活躍するジャズマンを聴くメリットは時代を共有出来る事とアルバムの音質が良い事、そして贔屓になった場合生演奏を聴くチャンスがある事だろう。先ずはテナーマンfredrik lindborg、1976年スウェーデン生れなので今年41歳、数枚のリーダー作を出しているが紹介するのは29歳時のワンホーン作品。全曲彼のオリジナルなのだが耳に馴染む曲ばかりでどれも何処かで聴いた事がが有るような錯覚に陥る。ブルースや32小節モノにオーソドックスなコード進行で構成されている為だろう。加えて彼の演奏スタイルがど真ん中のハードバップで押し出しが強く典型的なテナーサウンドの持ち主である事も要因。ピアノレスが好みらしく次作『The One』も同様の編成。聴いていてスカッとする演奏で私好み、今彼の参加したアルバムを物色中だ。
◆MUSIC DATA
1.Struttin’ In The Wild 4:13
2.Hoover 3:51
3.Needle Valse 5:30
4.Coming Back 4:07
5.Miss Rumba Queen 4:05
6.The General 5:37
7.Left Behind 5:56
8.Two Of A Kind 4:01
9.The Brothel 5:30
10.Blues Business 3:54
11.Deep Down 6:26
12.Waltzin' Four 3:00
13.For Samuel 4:52
All Compositions By Fredrik Lindborg
◆PERSONEL
FREDRIK LINDBORG (Ts)
GUSTAV LUNDGREN (Gt)
KENJI RABSON (B)
MOUSSA FADERA (Ds)
◆RECORDED
2005.8.16 2006.1.21~23
◆ENGINEER
GUSTAV LUNDGREN
◆LABEL
IMOGENA