自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

6月16日のホタル

2017-06-17 10:17:59 | Weblog
6月16日金曜日 前回の金曜日がお客様700人越え、今日も多いだろうと
20時前に堂々川へ来てみたら、嘘ーと言える車2台。
ホタルもあちこちでピカリピカリと光り出した。

今日はゆっくり、見守りぬきで写真が撮れると喜んだのであります。
しかし1回目の飛翔が終わり始めた頃8時20分には100人を越えて車が続々
坂道御登ってくる。会員の交通整理も無く車は好き放題に止めて1部交通渋滞。
上流の大倉地区の人、サンサンホームの人申しわけありませんでした。

今年のホタルは4月6日、7、8日と雨又は雨模様でホタルの幼虫の上陸があったが
それ以降4月はほとんど雨が無く幼虫の上陸が大幅に遅れた。

その結果、堂々川のホタルは光り始めた日は例年と変わりはないが、沢山光り出したのは
例年より、1週間以上遅れた。
ホタルの命は自然界では長くて2週間、ストレス(風や人工の光他)が無いと
1ケ月近く生きた経験データーを私は持っている。

能書きはさておいて、6月16日のホタル



堂々公園下の砂防堰堤(砂留)付近


砂留付近から下流のホタル



この頃から車が沢山になり、写真撮影はむずかしくなる。
方針を変えて堂々川の夜の自然散策記録をとる。

光りが遅れていた分ホタルの産卵も遅れているようだ。


メスが川岸の草むらに
メス=お尻の黄色部分が1節と赤色

捕獲して石の上に置くとオスが来た
オス=お尻の黄色の部分が2節


産卵する場所へ行くと


卵を産んでいるようだ


付近にはいろいろの生き物がいた。


蜘蛛



このメダカお腹が大きいい、オスが近づいているからもうすぐ産卵か


待望の蛾を発見


毎年数十は見るが今年は初めて

ムカデが蜘蛛の巣にかかってもがいていた
蜘蛛は遠くで見学していた。こわいのか!


21時前、お客さんがピークを過ぎたた頃、一人の小学生が網を持つて
ホタルを盗っている。
「ホタルをとらないで 」無視、ムシ!
「おかあさん止めさせなさい」
良く見ればハンドバックからホタルが飛びだしている。無言!

「こら、あんたー、ホタル同好会の人がどれだけ苦労しているのかわからんのか」
どうも子供は起こられているのが分かったらしいが親はまだ分からんらしい!
数分後その場から離れた。親父さんもいたようだ。かなり威厳のある人みたい?
車の番号を公表しょうと思ったが止めた。2度とホタルをとらないで!

一方他の来場者で子供が手で獲ったり、服に飛びつくホタルについては注意なし。




このケースは同好会では推奨はしていないが、会員によれば子供にホタルを見せている人もいる。
これって数年先のホタル同好会の会員になってもらう先行投資と考えている。
新しい代表の施策?
福山市のホタルが見られる場所の新しい企画だそうだ。
この子供たちすべて放して帰っている。

先ほどのハンドバックに入れて帰るおばさんとは大違い。