心とは脳の思考回路で生まれた情報。
車とは4つのタイヤに乗っかった四角の箱。と言っているようなもので、心とはの答えになっていない。
人の脳で生まれた情報は、例えばコンピュータで作られたデジタル情報がハードディスクに保存されるといった形で保存されるわけではないようだ。人が作った情報、あるいは記憶は発信、しゃべったり、書いたり、身振りしたり、歌ったり、描いたりして人に伝えた段階で消失してしまうのではないかと思う。
残るのは使った神経回路の痕跡で、記憶や情報はその都度新しく作られる物だと思う。
改めて心とは何でしょう。
脳で生まれた情報には違いないのでしょうが、それにやさしさ、思いやり、同情、情熱、悲しみ、怒りなどの感情が伴った発想と言ってしまいます。
その人固有の心は、特に偉大な心はその場限りで消滅してしまうのはもったいないです。音楽、絵画、彫刻、小説などの芸術作品は心を後世に伝える手段ではないでしょうか。