隣のお父さんの、見たこと、聞いたこと、感じたこと

季節を教えてくれる小鉢のミドリ、自然の風景、私の興味をそそる鬼瓦、コレクションの煙草の包装紙、文化etc‥‥、

飛鳥路の勧請縄

2012-05-27 05:25:58 | 京の歴史 よもやま
京、笠置町、木津川の南岸に位置する飛鳥路地区,布目川の流れの上に渡されている珍しい勧請縄がありました。縄には大小がありますが、大の方のサイズは長さが30M、直径が20cmのモチ藁でつくられた縄です。ここの縄の特徴は縄にいろいろな作り物をぶら下げることで、作り物は藁製の男根、女陰、や、木製のスキ、クワ、カマ等のミニチュアが付けられています。縄造りの行事の中に山に棲む鬼を弓矢で退治して、山作業の安全を願う行事も行なわれます。飛鳥路の勧請縄行事は、村の財産が流されないように、福が流れてきた時は流れ去ることなく留まる様に,招福厄除けを願い、同時に山仕事の安全を願うことで毎年1月7日の行事として伝承されてきたようです。

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