矢嶋武弘の部屋

あらゆる分野の興味や関心のあることを論じ、小説などの創作を行なう

サハリン物語(3)

2017年10月31日 03時35分29秒 | 小説『サハリン物語』

その頃、ツルハゲ王の指示を受けたロマンス国のラスプーチン宰相は、少人数の部下を連れてシベリア帝国に乗り込みました。帝国の極東軍総司令部がハバロフスクという所にあり、そこを訪れる予定なのです。
ラスプーチンはもともと親帝国派で、何度もシベリアの地を踏んだことがありますが、極東軍総司令官のスターリン将軍とも面識がありました。スターリンはシベリア帝国軍の実力者で、あとで詳しく話しますが、「次期皇帝」の有力な候補者の1人だったのです。
総司令部に着いたラスプーチンは、ただちにスターリンと面会し、久しぶりの出会いに二人は笑みを湛え、しっかりと握手しました。ラスプーチンはロマンス国で起きた事件など、これまでの経緯を詳しく説明しました。そして、カラフト国を討つために、スターリンに軍事援助を要請したのです。
スターリンは答えました。「貴国が大変な目に遭っていることはよく分かりました。私は軍事援助に賛成です。しかし、もちろん皇帝の了承を得なければならない。暫く時間をいただけないか」 彼は賛成してくれたのです。
ラスプーチンはさらに続けました。「首尾よくカラフト国を制圧した暁には、サハリンに統一王朝を樹立したいと思うが、賛同してくれますね」
「それはもちろん! サハリン全土をロマンス国が制圧してくれれば、こんなに有難いことはない。わが友邦国が支配することになり、地域の安定にとってこの上なく良いことです。もう、ヤマト帝国などに介入されることはないでしょう。ぜひ、そうなって欲しいですね」 スターリンは力強く答えました。ラスプーチンとスターリンはすっかり意気投合し、この後は大いに酒を酌み交わしたのです。

その当時のシベリア帝国はイワン・レーニン皇帝が支配していましたが、50歳を過ぎた彼は脳卒中を起こし、静養を余儀なくされるなど健康が危ぶまれていました。この帝国の皇帝は、各部族長の投票によって決まります。世襲ではありません。したがって、功績のあった軍人や重臣が皇帝に選ばれるのです。
イワン・レーニン皇帝の後継ぎを狙って、実力者たちが功績を挙げようと努力していました。スターリンもその一人だったのです。彼には有力なライバルが何人もいて、お互いに鎬(しのぎ)を削っていました。 中でも、西部軍総司令官のトロツキー将軍は幾つもの戦争に勝利し、次期皇帝の最有力候補と目されていました。この他、ジノヴィエフ、カーメネフ、ブハーリンといった有力な軍人、重臣らがいたのです。
このため、スターリンは実績を挙げようと焦っていたのですが、丁度そこにラスプーチンからの要請があったわけで、“渡りに船”とはこのことです。彼はロマンス国を助け、カラフト国を制圧しようと決心しました。

 スターリンとの会談を終えて、ラスプーチンは意気揚々とロマンス国に帰ってきました。シベリア帝国への軍事協力要請、それに将来のサハリン統一王国の樹立という2大目標がスターリンに了承され、極めて満足のいく帰国となったのです。ラスプーチンは早速 ツルハゲ王に報告し、王もこれに満足し宰相の労をねぎらいました。あとは、イワン・レーニン皇帝の最終決断を待つだけとなりました。
ところで、ラスプーチンについては油断のできない野心家のようだと、スパシーバ王子の感想を前に紹介しましたが、事実、そういった面があったのです。彼はそもそも、息子のプーシキンをリューバ姫の夫君にしようと企んでいました。 プーシキンは父に似て才気煥発な上に見映えも良く、リューバ姫より少し年上だったので、彼女の夫には最もふさわしいとラスプーチンは考えていました。そして、もちろん、この2人が結婚して子供ができれば、自分は王室の“外戚”としてさらに力が振るえると考えていたのです。また、プーシキン自身も絶世の美女・リューバ姫に恋心を抱いていました。 ところが、彼女がスパシーバ王子に連れ去られたので、この野望は一気に潰えました。ラスプーチンはそういう意味でも、スパシーバを激しく憎んだのです。何としてもリューバ姫を取り戻さなければならないと、個人的にも思っていました。 また、ラスプーチンはシベリア帝国との関係を深め、その力を利用して、あわよくば自分が王位に就くことも考えていたのです。しかし、今はまだそういう段階ではありません。ロマンス国宰相として、まずはカラフト国討伐に全力を挙げることが使命でした。

そのカラフト国では、ロマンス国の攻撃に備え軍事的な態勢を整えていましたが、一向にその気配が見えないので、やや気が緩んだ感じでした。ラスプーチンが秘かにシベリア帝国に乗り込んだことなど知る由もありません。
平穏な日が暫く続くうちに、王宮の人たちもスパシーバ王子とリューバ姫への関心が薄らいできました。それは二人にとっては幸いだったでしょう。ようやく静かな生活を取り戻した感じになったのです。 ナターシャが兄のことを思い、なにかとリューバ姫の相談相手になっていました。彼女と侍女のカリンカは、ナターシャから色々なことを教えられたのです。

 シベリア帝国の首都はヤクーツクという所にありました。ヤクーツクはレナ川という大河のほとりにあり、美しく静かな佇まいを見せていました。大昔はマンモスが沢山いたようですね。 イワン・レーニン皇帝は本名はイワンでしたが、このレナ川をこよなく愛していたので、自称レーニン(レナ川の人)と名乗ったのです。でも、ここではイワン・レーニン皇帝としておきましょう。
その皇帝の所に、スターリン将軍の使者が密書を届けに来ました。脳卒中で手足が不自由になった皇帝でしたが、密書を読むなりすぐに使者に対して、「分かった。了解したと将軍に伝えてくれ」と言い渡したのです。 これによって、シベリア帝国は、ロマンス国に援軍を派遣することが正式に決まったのです。使者はただちにハバロフスクへ戻りました。イワン・レーニン皇帝の裁可を得たスターリンは、いよいよ俺の出番が来たかと小躍りしたのです。
やがて、この知らせはロマンス国にも届き、ツルハゲ王やラスプーチン宰相らを大喜びさせました。シベリア帝国の援軍が来るとなれば、まさに鬼に金棒です。ツルハゲ王らは勇気百倍といったところですが、領土的野心は表に出さず、あくまでも「リューバ姫を返せ!」を合言葉・スローガンにしました。これは当然でしょう。拉致・略奪された姫を取り返そうと言えば、誰だって納得するからです。

ロマンス国は早速、カラフト国侵攻の準備を始めました。しかし、両国はまだ交流があって国交断絶には至っていません。ロマンス国から帰った商人らの噂によると、どうも状況が緊迫してきたようです。その話を聞いて、ヒゲモジャ王らは警戒心を強めました。しかし、ロマンス国がいつ攻めてくるかは全く予測がつきません。それでも、通常兵力ではカラフト国の方が強いという自負があったので、いつでも攻めて来いよといった余裕はあったのです。この時点で、まさかシベリア帝国が参戦してくるとは思いも及びませんでした。
そのうちに、シベリア帝国の極東軍は臨戦態勢を整えました。スターリン総司令官はなんと2万人の軍勢を引き連れてハバロフスクを出立したのです。当時の2万人というのは、今で言えば20万人ぐらいに当たるのでしょうか・・・とにかく大軍勢です。
シベリア軍がロマンス国に入ってくると、ツルハゲ王はただちにカラフト国に対し、国交断絶と宣戦を布告したのでした。

 シベリア帝国軍の参戦は、カラフト国にとって驚天動地の出来事でした。相手がロマンス国だけなら十分に勝てる算段でしたが、2万人ともいうシベリアの大軍が一緒に攻めてきたら、とても勝てるわけがありません。カラフト国軍はせいぜい3千人程度です。ヒゲモジャ王をはじめ、皆の顔が青ざめたのは言うまでもありません。
王宮で緊急会議が開かれ、王をはじめイワーノフ宰相ら重臣たち、それにスパシーバ王子も出席して対応策を協議しました。しかし、このままでは有効な手立ては何もありません。敗戦は必至です。
その時、スパシーバが発言を求めこう言いました。「今回の戦争の原因は私にあります。私がロマンス国の王女を連れて来なければ、こういう事態にはなっていません。責任を痛感していますので、どうか真っ先に戦場に行かせてください! ぜひ、お願いいたします」
重臣たちは何も答えませんでしたが、ヒゲモジャ王がこう言いました。「王子の責任が重いことは十分に分かるが、今は対応策を練っているのだ。個人的な考えや希望はまた後で聞こう」

重苦しい雰囲気が一座を覆っています。その時、イワーノフ宰相が意を決したかのように、次のように述べました。「このままでは、わが国は滅亡しかねません。シベリア軍の参戦で兵力の差は歴然となりました。こうなっては、わが国を救う方法はただ一つ。それはヤマト帝国に援軍を要請することです。それ以外にありません!」
暫く沈黙が続きました。イワーノフはさらに続けます。「陛下、ならびに重臣の皆さん、私が国政の最高責任者です。したがって、私をヤマト帝国に遣わせてもらいたい。それが最良の方法だと思うのです」
なお、沈黙が続きましたが、ヒゲモジャ王がようやく口を開きました。「うむ、ヤマト帝国の軍事援助を求めるしか手がないようだな。出来ればそれはしたくないと思っていたが、このような危急存亡の時はやむを得ないと思う。そうしなければ、わが国は本当に滅んでしまうかもしれない。各位はどう考えるか?」
ある重臣が答えました。「それしかないと思います。ヤマト帝国に“借り”をつくりますが、国が滅びるよりはマシです。もう、一日もぐずぐずしている時ではないでしょう。陛下のご決断をお願いいたします」
誰も異論を差し挟みません。ヒゲモジャ王が最後に言い渡しました。「よし、それでいこう。事は重大だ。ヤマト帝国にはイワーノフ宰相自らが行ってほしい。ヤマトの援軍を期待するとしても、それまでは何としても持ち堪えなければならない。あとは天運を祈るのみだ」

 イワーノフ宰相がヤマト帝国へ向かった頃、北緯50度線の国境付近ではすでに戦闘が始まっていました。ロマンス国の先鋒部隊が国境を突破し、カラフト国になだれ込んだのです。これは想定内でしたから、カラフト軍も力いっぱいに応戦しました。戦闘は一進一退でなかなか勝負がつきません。こうした膠着(こうちゃく)状態が暫く続きました。
すると業を煮やしたのか、ロマンス軍の第2陣を率いていたプーシキン(ラスプーチン宰相の息子)が、一隊を引き連れカラフト軍の左翼を突破しました。彼は近くの小高い岡に陣取ると、頃合を見はからって敵の側面を急襲しました。これによって、国境近くにいたカラフト軍の一部隊は総崩れになり、ロマンス軍がようやく優勢に立ったのです。
プーシキンは戦況を見る目と果断な行動力に秀でていました。緒戦から戦果を挙げたのですが、しかし、何と言っても彼は闘志に満ちあふれていました。それは想いを寄せていたリューバ姫を、どんなことがあっても奪還しようという執念に燃えていたからです。この後も、プーシキンは絶えず先頭に立って戦うことになります。

一方、スパシーバ王子の方も責任の重大さを感じて、戦いの先頭に立とうと意気込んでいました。しかし、ヒゲモジャ王は血気にはやる王子をすぐには戦場に出しませんでした。それは、王子が猪突猛進することを恐れたからです。もしものことがあれば、カラフト王室が断絶しかねません。それで王は慎重な対応を取ったのですが、スパシーバはこれに極めて不満でした。一日も早く戦場に出たいと願っていたのです。やがて、その時が来るでしょう。 ちょうどその頃、リューバ姫が懐妊しました。それに感づいたのは目ざとい侍女のカリンカでしたが、この話は後でたっぷりとしましょう(笑)。
カラフト軍はよく戦いましたが、戦局は全面的にロマンス軍が優位に立ち、カラフト領内に深く侵攻してきました。ロマンス・シベリア連合軍は数の上で圧倒的に優勢でしたから、これは当然と言えるでしょう。ロマンス軍の兵力はカラフト軍とほぼ同じ程度ですが、その後に約2万人のシベリア軍が続いていたのです。
戦闘はまずロマンス軍が攻め、やがてシベリア軍が応援するという形をとりました。これは「リューバ姫を返せ!」という大義名分から、ロマンス国の“プライド”を尊重した結果です。このため、カラフト軍はせっかくロマンス軍を打ち破っても、疲れ切ったところにシベリア軍が来襲するので、あらゆる戦線で苦戦を強いられたのです。

 さて、当時のヤマト帝国の首都は現在の奈良盆地にありましたが、カラフトからそこへ行くのは大変な行程になります。イワーノフ宰相は少人数の家来を連れ、船や馬などを乗り継いで1カ月余りでヤマト帝国の本拠地に到着しました。当時としては速かったのでしょう。祖国存亡の折だけに急いでいたのです。
イワーノフはただちに帝居を訪れ、当時の皇帝・イワレヒコノミコトに拝謁しました。皇帝の傍らには何人もの重臣が控えていましたが、遠路はるばるやって来た賓客に好奇の目を注いでいました。友好関係にあるヤマト帝国だけに、イワーノフは率直に包み隠さず、カラフト国の危機的な状況を説明したのです。その上で、ヤマト帝国の軍事援助をぜひお願いしたいと要請しました。
これに対して重臣の中から、シベリア帝国軍の介入などについて幾つかの質問がありました。どうやら、サハリン情勢についてかなりの関心があるようです。イワーノフは懇切丁寧に答えていきましたが、肝心の“軍事援助”については誰もはっきりした意見を言いません。これについては、多くの重臣が慎重な構えでいるようです。

イワーノフはだんだん焦ってきました。もしここで、軍事援助の要請が実を結ばなかったら、カラフト国は間違いなく滅亡するでしょう。祖国の絶体絶命のピンチです! イワーノフは思い切ったことを言おうと決心しました。
「陛下、ならびに重臣の皆さん、シベリア帝国はやがてサハリン全土を支配しようとしています。そして、至る所に軍事基地を設置するでしょう。現にユーラシア大陸ではそうしています。彼らはカラフト国の最南端にも基地をつくり、いずれ貴国の北海道にも侵略してくるはずです! それを黙って見ておられるのですか」
イワーノフはこう言いましたが、別に確証があったわけではありません。シベリア帝国の脅威を大げさに、誇張をまじえて述べただけです。しかし、この発言が重臣たちの心を動かしました。シベリア帝国がいずれヤマト国にも侵略してくるだって・・・? 
すると、重臣の一人がこう言いました。「イワーノフ宰相の話は聞き捨てならないものです。友好国であるカラフト国を助けシベリア帝国の勢力を駆逐することは、わが国にとっても大きな“メリット”になるはずです。ここは真剣に、カラフト国への軍事援助を考える必要があるのではないでしょうか」 こう述べたのは、皇帝の甥に当たるスサノオノミコトでした。

 皇帝イワレヒコノミコトは黙ったままです。これに対して、慎重派を代表して宰相のフジワラノフヒトが次のように述べました。「カラフト国とは友好関係にありますが、なんと言ってもサハリンは遠い所にあります。ヤマト国の軍事力でそれなりに対応できても、その間、国力を相当に消耗するでしょう。わが国はまだ発展途上にあります。カラフト国を助けるには軍事力だけでなく、他にも経済支援など色々な方法があります。ただちに軍事援助というのは、納得がいきません。賛成しかねます」
宰相の意見は慎重派の総意といったところでしょうか。しかし、すぐに反論が出ました。皇帝の第3子であるタケルノミコトが、強い口調で次のように言ったのです。「それはおかしいでしょう。カラフト国はいま窮地に立っています。もし滅亡するようなことがあれば、シベリア帝国が次にヤマト国を侵そうとしてくるのは必至です。そうなれば、わが国は今よりずっと厳しい状況に追い込まれるかもしれません。今こそカラフト国を助け、シベリアの勢力を一掃することがわが国にとってもプラスになると思います。逆に、好機到来と考えるべきでしょう」

タケルノミコトは“武断派”の男ですが、これまで国内の反乱や暴動を鎮圧して名を馳せていました。積極論と慎重論が相半ばになった感じですが、ここで初めて皇帝が口を開きました。「今日はこれまでにしておく。明日もう一度会議を開き結論を出そう」 それだけ言うと、皇帝イワレヒコノミコトは席を立ちました。
スサノオノミコトとタケルノミコトが軍事援助を主張したことで、イワーノフ宰相は救われる思いがしました。やはり、シベリア帝国の脅威を誇張して訴えたことが効果をあげたのでしょう。その席で彼は家来に命じて、カラフト国の特産品や高価な衣類などを重臣たちに献上しました。そして内心、明日はきっと良い結果が得られるだろうと期待をふくらませたのでした。

 翌日、宮殿の奥の院で最終会議が開かれ、カラフト国への軍事援助について昨日と同じような議論が交わされました。しかし、これと言った新味のある意見は出ません。最後に、皇帝イワレヒコノミコトの聖断を仰ぐことになったのです。
皇帝は告げました。「カラフト王国に軍事援助を行なう。ヤマト帝国は全力を挙げて戦いに備えよ」 重臣たちは一斉に頭を下げました。皇帝はさらに、帝国軍の大将軍にタケルノミコト、副将軍にスサノオノミコトを指名しました。これによって、ヤマト帝国は正式に参戦を決定したのです。 スパシーバ王子とリューバ姫の愛の逃避行は、こうしてシベリア・ヤマト両帝国を巻き込む大戦争へと発展したのでした。

イワーノフ宰相は大急ぎで帰国しなければなりません。しかし、来る時と同じく1カ月以上はかかるでしょう。そんな時、スサノオノミコトが彼をある秘密の場所へと案内しました。そこには丸い巨大な風船のようなものがあったのです。イワーノフが目を見張っていると、スサノオノミコトが言いました。
「これに乗ってお帰りなさい。これは“空気球”と言って、特別なガスを入れると遠くまで飛んでいくんですよ。皇帝が発案されたのです」
「本当に飛ぶんですか? そんな・・・」イワーノフはびっくり仰天です。
「大丈夫。もう何度も試してみました。これに乗れば、最北端の稚内という所まで数日で行けます。その後は、船で帰国されれば良いでしょう」
イワーノフは信じられない思いでしたが、スサノオノミコトが熱心に勧めるので、ついに空気球に乗ることにしました。それにしても、ヤマト帝国というのは何と変わった国でしょうか。魔術、呪術、幻術などが盛んな国とは聞いていましたが、こういう空気球を皇帝自らが発案するとは・・・イワーノフには、このヤマト帝国が不思議で神秘的な国に映りました。
次の日、イワーノフの一行は空気球に乗って出発しました。天候にも恵まれ、一行はなんと3日間で稚内に到着したのです。彼らにとっては信じられない出来事でした。

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