矢嶋武弘の部屋

日一日の命 日々新たなり
われ『記す者』
もし勇気去らば、全てのもの汝より去る(ゲーテ)

明治17年・秩父革命(7)

2017年08月14日 04時54分41秒 | 戯曲・『明治17年・秩父革命』

第7場[10月31日午後、風布(ふうっぷ)村の路上。 大野苗吉、大野長四郎、木島善一郎の他に、農民多数が参集している。 多くの者が白鉢巻きに白たすき姿で、手に手に刀や槍、猟銃を持っている。]

苗吉 「みんな、ついに決起する時が来たぞーっ! いいか、われわれはこれから秩父の中心を目指して進撃する。 すでに、大野福次郎君らの先発隊は荒川へ向って進んだが、警官隊と衝突し逮捕者が何人も出ているという。ぐずぐずしてはいられない! ただちに行動を起こそう!」

農民達 「おーっ!」「戦うぞーっ!」「敵を倒せーっ!」「高利貸しをぶっ殺せーっ!」

長四郎 「俺達は金尾村から駆けつけた。これは風布と金尾の連合軍だ! 隣にいる木島さんが、朝からここの金比羅(こんぴら)山でノロシを打ち上げたんだ! 同志達が続々と集まっている、決起の日は明日だったがもう待てない、今すぐに立ち上がろう!」

農民達 「異議なーしっ!」「賛成!」「決起するぞーっ!」「戦うぞーっ!」

苗吉 「われわれがこの戦いの先陣を切るんだ! いいか、警官隊や俺達を邪魔する奴らがいたら、ぶった斬れっ! 猟銃をぶっ放せっ! 容赦なくぶっ殺せっ! そして、みんなにこう呼びかけろ、おそれながら“天朝様”に敵対するから加勢しろ!っとな」

農民1 「おお、天朝様に敵対するから加勢しろか、いい文句だ!」

農民2 「薩長の専制政府を打ち倒せっ!」

農民3 「そうだ、国家権力を打ち倒せっ!」

苗吉 「よく言った、それじゃ行くぞーっ! 進撃開始ーっ、えいえいお~!」

参加者全員 「えいえいお~! えいえいお~!! えいえいお~!!!」(全員が気勢を上げて行進に移る)

 

第8場[10月31日夕方、寄居警察の署長室。 丸山署長の所へ、2人の警官が慌ただしく飛び込んでくる。)

警官1 「大変です! いま入った連絡によりますと、風布村と金尾村の農民達が武装蜂起したということです!」

丸山 「なにっ、本当か」

警官2 「はいっ、下田野では警備に当っていた大宮署員が“暴徒”と衝突し、10数人を逮捕したということです」

警官1 「130人を超える他の武装集団は現在、荒川を越えて末野から中野上の方向へ進んでいるもようです」

丸山 「う~む、えらいことになった。 畜生、きょうは三条実美(さねとみ)太政大臣の御一行が館林から行田(ぎょうだ)をお通りになるというので、うちの署員はほとんどその警備に出払っていたな。運が悪い・・・とにかく、電報だ、県警本部に電報を打て!」

警官2 「はっ」(メモ用紙を取り出して筆記の用意)

丸山 「いいか。 秩父郡風布村、金尾村の武装した農民達が決起し・・・現在、小鹿野方面へ進出する模様である・・・よって、速やかに応援の警察官派遣を要請する・・・委細は追って連絡する・・・いいか、すぐに電報を打てっ!」

警官1,2 「はっ」(2人の警官、急いで立ち去る)

 

第9場[10月31日夜、金崎村の金貸し会社・永保社の前。 新井周三郎、柴岡熊吉、村竹茂市ら40人余りが武装して集結。]

新井 「われわれの一隊は、風布村の大野さんらに先を越されたが、この永保社をぶち壊して最初の戦果を挙げよう!」

柴岡 「ここには、借金の“カタ”に取られた地権の証書が沢山ある。それらを全部燃やしてしまえーっ!」

村竹 「われわれは、この永保社にどれほど苦しめられてきたことか! 容赦なく徹底的に打ち壊せーっ!」

農民達 「うお~っ!」「永保社をやっつけろーっ!」「たたき壊せーっ!」「怨みを晴らせーっ!」「かかれーっ!」 (多くの農民が竹槍や大槌などを持って、永保社の玄関を壊し始める。 ドスン、バリバリッ、バタンといった凄まじい音。玄関の扉が壊されると、農民達は「うお~っ!」と喊(かん)声を上げて突入する。)

 

第10場[11月1日、下吉田村の椋神社境内。 田代栄助、加藤織平、菊池貫平ら幹部が勢揃いし、多数の農民が集まって決起集会を開いている。]

田代 「諸君、すでに知ってのとおりだろうが、われわれの同志は昨夜から決起し、いま続々とこの椋神社へ向って進軍中である。 風布や西ノ入の“軍勢”は途中で警官隊と交戦したり、金崎の永保社を打ち壊したりした。戦いはついに始まったのだ! 全軍をあげて戦い抜こう!」

農民達 「うお~っ!」「いいぞーっ!」「われわれも戦うぞーっ!」「警官隊をやっつけろーっ!」

加藤 「諸君、さらに聞いてくれ。 新井周三郎君らの一隊はこの後、阿熊村で追撃してきた警官隊に銃火を浴びせて撃退した。30人ぐらいの哀れな警官どもはすぐそこの清泉寺に逃げ込んだが、先ほど、われわれの一隊が攻撃すると、たちまち悲鳴をあげてちりぢりに逃げ去った。緒戦はわれわれの大勝利だ!」

農民達 「いいぞーっ!」「勝ったぞーっ!」「もっと、やっつけろーっ!」

田代 「幸先の良いスタートを切ったが、これで油断してはならない。気を引き締めて戦っていこう。 (紙片を取り出して)そこで、わが困民党軍の主な役割任務を発表する。総理はわたし田代栄助、副総理は加藤織平、参謀長は菊池貫平、会計長は井上伝蔵だ。 軍隊は二つに分け、甲大隊の隊長が新井周三郎、副大隊長が大野苗吉、乙大隊の隊長が飯塚森蔵、副大隊長が落合寅市である。 各村には小隊長を置き、他に兵糧方、軍用金集め方、小荷駄方、伝令係りなどを設ける。以上、異論はないか?」

農民達 「賛成!」「異議なーしっ!」

菊池 (紙片を手にして)「事を起こす前に、ぜひ聞いてもらいたい。 われわれ困民党軍は、農民や民衆を圧政から解放するために立ち上がった。いわば、革命のための軍隊だ。軍隊には最低限の規律が必要である。 そこで、これから軍律5カ条を読み上げるので、しっかりと守ってほしい。まず第一に、勝手に金銭を奪ってはならない。第二に女を犯してはならない。

 第三に酒盛りをして打ち興じてはならない。第四に、個人的な怨みで人に危害を加えてはならない。第五に、指揮官の命令に背いて勝手に事を起こしてはならない。 この5カ条を破った者は、誰であろうとも斬り捨てる! 以上、われわれは名誉ある“革命軍”であることを忘れてはならない!」(会場は静まりかえり、暫くの間)

田代 「菊池参謀長より軍律5カ条が申し渡されたが、肝に銘じて守ってもらうよう私からもお願いする」

加藤 「この椋神社の周りには、すでに3000人ほどの同志が集まっている。警察は全く手も足も出せない状況だ。いよいよ出撃する時を迎えたぞ」

菊池 「そこで、今夜から明日にかけての作戦を発表する。 われわれは甲・乙両大隊に分かれて出発し、今夜は小鹿野町一帯を征圧する。途中、高利貸しの家や村役場などを襲撃し、証書類を全て焼き払え! 明日は大宮郷に進撃して警察、郡役所、裁判所などを占拠するが、その間、遊撃隊は至る所で仲間の“駆り出し”を行なうこと。 諸君はそれぞれの村の小隊に入って、小隊長の指揮に従ってほしい。隊列は第一陣に鉄砲隊、続いて竹槍隊、抜刀隊の順にする。さらに後方は竹槍隊が固め、伝令使が従うものとする。以上」

田代 「それでは、いよいよ出撃だ! 全員、気持を引き締めて戦おう! えいえいお~!」

全員 「えいえいお~! えいえいお~!! えいえいお~!!!」(武装した全員が出発)

 

第11場[11月1日夜、下吉田村の高利貸し・吉川宮次郎邸の前。 坂本宗作、新井蒔蔵、日下藤吉の他、多数の農民が集結。]

坂本 「諸君、手始めにこの最も悪質な高利貸し・吉川宮次郎の家を襲撃しよう! 吉川は秩父で最も強欲な奴だ! 容赦なくやっつけてしまえーっ!」

農民達 「うおーっ!」「やっつけろーっ!」「強欲ジジイを叩きのめせーっ!」

新井 「吉川には怨み骨髄だ! 証書を燃やすだけでは足りない、家も丸ごと焼き払ってしまえーっ!」

農民達 「うおーっ!」「焼き払えーっ!」「火をつけろーっ!」

坂本 「ただし、敵は吉川だけだ。火が隣の家に燃え移ってはいけない。水に濡らした“ムシロ”を用意して、延焼を防止しろ。隣の人は味方だと思え」

農民達 「そうだ!」「さすが、坂本さん!」(10人以上の農民が濡れたムシロを用意し、隣家との間の塀にかける)

新井 「よし、準備ができたら、吉川の家に火をかけろーっ! 燃やせーっ!」

農民達 「うおーっ!」「火をつけろーっ!」「焼き払えーっ!」(農民達、吉川邸にかがり火などで一斉に放火する)「うおーっ!」「やったー!」「燃えろーっ!」

 

第12場[11月1日深夜、皆野の角屋(かどや)旅館。 埼玉県警の江夏喜蔵警部長、鎌田沖太署長ら警察幹部数人が協議をしている。]

鎌田 「こんな旅館に隠れて作戦会議をするとは情けないですが、ご了解下さい」

江夏 「仕方がないだろう、身の安全が第一だ。警察官の被害はどの程度なのか?」

鎌田 「今のところ死者が1人、負傷者が10人程度出ているもようで、他に暴徒に連れ去られた者も幾人かいます」

江夏 「相当な被害だな」

鎌田 「ええ、暴徒に拉致された警官は、どのような仕打ちを受けているか分かりません。それも心配です」

江夏 「う~む、大変なことになった。これでは、われわれ警察だけで対応するのは無理ではないか」

鎌田 「はあ、どうもそういう情勢のようですが、まずは埼玉県警あげての治安出動をお願いしたい所です」

江夏 「うむ、それは分かった。明日中に県警あげての態勢を取ることにしよう。もとより、他の県に応援を要請することも考えよう。 それにしても、もっと早く暴徒どもの動きを察知できなかったのか?」

鎌田 「いろいろ内偵を進めてきましたが、残念ながらここまでの騒動に発展するとは察知できませんでした。申し訳ありません」(その時、何発もの銃声と群集の騒音が聞こえる)

江夏 「おお、えらい騒ぎになってきたな。これじゃ、警察だけでは無理だろう・・・」(そこへ、警官が飛び込んでくる)

警官 「大変です! 小鹿野方面のあちこちで火の手があがっています」

鎌田 「なにっ?」

警官 「これは金貸し業者が襲われているものですが、暴徒は他にも村役場、戸長の家などにも押しかけ公証簿を焼き捨てたり、発砲を繰り返しています」

江夏 「ううむ、これでは駄目だ。こうなったら軍隊が必要だ! 軍隊が・・・」

鎌田 「もう、それしかありませんね」

江夏 「よし、山県内務卿に憲兵隊の出動を要請しよう。 (警官に向って)きみっ、吉田県令宛てに私の名前で、早急に憲兵隊の派遣を内務卿にお願いしてほしい旨の電報を打ってくれ」

警官 「はっ」

鎌田 「いいか、これから寄居警察署に直行して、いま警部長が言われたことを直ちに電報で打ってくれ!」

警官 「はっ、かしこまりました」(警官、急いで退場)

江夏 「このままでは、われわれが皆野に留まるのは危険ではないか。寄居の方へ退却するのもやむを得ないと思うが」

鎌田 「しかし、ここは重要な戦略拠点です。そう簡単に皆野を放棄するわけにはいきません」

幹部1 「しかし、周りは全て暴徒に制圧されていますぞ。ここに居ては非常に危険です」

幹部2 「いったん寄居へ退いて、態勢を立て直してから反撃に出ましょう」

鎌田 「いや、警部長が言われたように、明日中には県警の増援部隊が到着するはずだ。それまでは、ここを死守しないと面目が立たない」

幹部3 「そうは言っても、もしわれわれが暴徒に襲撃されたら、いたずらに被害や犠牲を出すだけです。ここは一歩後退するしかないでしょう」

鎌田 「そう簡単に退却できるか! こちらにも武器はある、暴徒が襲ってきたら拳銃や刀で応戦するだけだ!」(その時また、何発もの銃声と群集の騒音が聞こえる)

幹部1 「いや、とにかく、寄居へ退いて態勢を立て直しましょう。このままでは“袋のネズミ”になってしまう」

鎌田 「袋のネズミだと? ふん、それがどうした。われわれ“薩摩士族”は御一新の時、こんなものよりはるかに危険な中で戦ってきたではないか! 恐れることは何もない」

幹部2 「しかし、ここで“犬死に”しては何にもならないでしょう」

鎌田 「犬死にだと? 馬鹿を言えっ! そんなに怖かったら、お前達はとっとと逃げたらどうなんだ!」

江夏 「まあ、待て。 鎌田君が勇敢なのは分かるが、いたずらに犠牲者を出してはまずい。ここはいったん寄居へ退いて、増援部隊や憲兵隊の応援を待ってから反撃するのが得策だろう。 一時的な撤退はやむを得ない。私が責任を持つからそうしよう!」

鎌田 「はっ、警部長がそうおっしゃるなら、残念ですが・・・」(江夏が立ち上がって退場すると、鎌田らも付き従う) 

 

第13場[11月1日深夜、小鹿野町の諏訪神社の境内。 井出為吉、日下藤吉が“かがり火”の近くで話し合っている。]

藤吉 「井出さん、素晴らしい蜂起ですね。こんなにエネルギーが爆発するとは、目を見張るばかりです」

井出 「うむ、確かに凄い。今のところは統制も良く取れている」

藤吉 「農民の駆り出しも順調にいっているようで、明日は大変な人数になりそうですよ」

井出 「きょうは3000人ぐらいだったが、明日は倍になるだろう。いや、それ以上かな」

藤吉 「井出さんは軍用金集め方になったのですか?」

井出 「うむ、軍用金を徴収する係りで、受領証を発行することになっている。集めた金を処理するのは会計長の井上さんの役目だ」

藤吉 「受領証を発行するんですって? どんなものになるのですか」

井出 「“革命本部”という受領証を考えている」

藤吉 「革命本部? それはまた大胆な・・・」

井出 「うむ、革命政権が出来ればそれが当然だろう。フランス革命やパリ・コミューンを参考にしているのだ」

藤吉 「ほう、さすが井出さんだ。そこまで先を読んでいるとは」

井出 「なにも驚くことはないよ、初めからそう考えていたのだ。 この秩父の蜂起は単なる一揆どころか、今後の自由民権運動の理想的な“ひな形”にしなければならない。歴史に残ることを考えて当然ではないか。 人民主権の“コミューン”を秩父に打ち立てる、それが我々の使命だ」

藤吉 「う~む、同感です。そういう政治理念や目標があると、僕なんかますます戦う気持が強くなりますよ。闘志が湧いてきます」

井出 「ヨーロッパではフランスやイタリアなどに、かつてコミューンやコムーネがあった。中身は多少違うがいずれも自治政権であり、政治や経済活動の自由を求めて、国王や封建領主らと戦った歴史がある。 パリ・コミューンもそうだったが、そういう人民主権の自治政府をつくり、それを“積み上げて”いって新しい日本を創造することが我々の夢ではないのか。きょうは“自由自治元年”の始まりなのだ」

藤吉 「ふ~む、ずいぶん理想主義的ですね。また、井出さんに煙(けむ)に巻かれた感じだ(笑)」

井出 「理想が無くて、どうして戦える? 理想も無い戦いなんて単なる百姓一揆や暴乱でしかない。そんな戦いなら御免だよ。夢を持って当然じゃないか。 そうだ・・・君は肥後(熊本県)の宮崎八郎の話しを知っていないだろう?」

藤吉 「何ですか、その宮崎八郎と言うのは」

井出 「宮崎と言うのは自由民権運動の闘士だったが、西郷隆盛が起こした西南戦争に参加して戦死した男なのだ」

藤吉 「士族の反乱と自由民権運動とは、あまり関係がないでしょう?」

井出 「いや、専制政府を打倒して新しい世の中に繋げるということで、彼は西南戦争にも参加したのだ。そこで、宮崎が戦死した時、その遺体から何が見つかったと思う?」

藤吉 「さあ、皆目(かいもく)分かりませんね」

井出 「宮崎の遺族が遺体を引き取りに行った時、なんと彼の“フンドシ”からルソーの本が出てきたんだよ」

藤吉 「え~っ、それは本当? 信じられない」

井出 「本当だとも、中江先生が訳した例の『民訳論』だ。僕はその話しを聞いた時、胸が熱くなった。理想とは、夢とはそういうものだ。 そこで僕も、今度の革命戦争に備え、宮崎にならって『民訳論』を懐に入れてきたのだ。(藤吉に、着物の懐をそっと見せる) まだ、フンドシには入れてないけどね(笑)。これは僕の秘密なので、誰にも言わないでよ」

藤吉 「そうか・・・井出さんが秘密を明かしたのなら、おあいこだ。僕の秘密はこれ、誰にも言わないで、内緒ですよ。(懐から、松本カヨの手紙を取り出す) ある女性からの手紙です」

井出 「ハッハッハッハッハ、君は正直だな、ますます好きになった」

藤吉 「井出さんのように革命の本ではないですが、この手紙を胸にしまっておくと、ますます闘志が湧いてくるのです」

井出 「うむ、夢とロマンを感じるな・・・どれ、明日の戦いに備えて、そろそろ寝るとしようか。 明日は大宮郷を征圧するからね、良い夢でも見よう。君はその手紙のお陰で、きっと素晴らしい夢を見るだろう(笑)」

藤吉 「そうですね、素晴らしい夢でも見ながら寝ましょう」(二人、横に臥す) 

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