ホンでもって自己探求してる日々

ー大切なことはみんな本が教えてくれたー

なんとかなるさ!

2016-11-17 13:08:49 | 日記
「なんとかなるさ!」
ー山崎 直子著ー


宇宙飛行士の山崎さんをテレビで拝見したとき、
(こんな美しい方が?)と驚いた記憶があります。

しかもママであると言うからさらに驚き。

自分には一生縁のない世界だからと興味を持った。


この本には宇宙飛行士、主婦、母親の両立などが
中心に書かれていて、
世の働くお母さん達ってのは本当に大変なんだなぁ、としみじみ。

でもそれ以上に、ご主人の理解と協力が凄い。
あまりに過酷過ぎて体を壊してしまう事も。

いつ搭乗できるのかわからない毎日で、
時にはご主人に宇宙飛行士を否定される言葉を
投げかけられた事も。

それでも辞めなかった仕事。
過酷な訓練さえもが安らぎの時間。

そんな彼女の先の見えない日常を乗り越える秘訣。
それは

「なんとかなるさ!」

「なんとかなる」とは単なる楽天的な思考ではなく、
今、目の前のできる事を一生懸命やっていれば、
必ずどこかに道は開けるはずだという思い。

「人事を尽くして天命を待つ」
に近いニュアンスらしい。


一番印象に残った所は、
母子家庭状態で外国に住んでいたとき、
自分に何かあった時、
小さい子供は自分でお水を飲むこともできないから
水道の水を常に少し出していたと。

これ、小さい子供を抱えた母親なら
誰でも思う事。

今、ここで自分の意識がなくなったら
この子はどうなるのかと。

久々に子供が小さかった頃の不安を
想い出しました。


普通の人達と同じような悩みを抱えて
日々、仕事と子育てに奮闘する姿は
(意外と一緒だ!)
と思う部分もあり、大いに参考になると思う。


追記

今はご主人と離婚されているみたいですね。
きっと今も全力で「なんとかなるさ!」と
頑張っていらっしゃるんでしょうね。