遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

映画、いつまた君と

2017-07-11 10:09:33 | 映画
平成29年7月11日(火)

映画「いつまた君と」を見て来る

先日、カミさんと二人で「いつまた君と」を
見て来ました。


イーオン港で昼食後、隣接の東宝シネマズへ、、。

エスカレーターで2階のスクリーン10へ、
平日の昼下がりの所為か、かなり空いています。




「いつまた君と」何日君再来(ホーリンジュンザイライ)
は、人気の俳優「向井 理」さんの祖母朋子さんの
自叙伝を向井 理さんが編集、長年の念願が叶い、
映画化された様です。

日米開戦(昭和17年)から、終戦、戦後の混乱期
中国で敗戦を迎え、大陸から引揚て貧乏のどん底、
怪我や病気を抱えやがて、最愛の夫(吾郎)の死。
何をやっても上手くいかず、、波乱万丈の日々。

この時代、殆どの人が大なり小なりこれと似た様々な
経験をしてをり(私、ヤギ爺の親達も)、、、、
本当に身につまされる、、、そんなドラマです。

いつまた君と、何日君再来

スタッフ
監 督 : 深川 栄洋
原 作 : 芦村 朋子
脚 本 : 山本 むつみ
音 楽 : 平井 真美子
撮 影 : 石井 浩一
録 音 : 林  大輔
美 術 : 三松 けいこ
企 画 : 向井 理

キャスト
芦村 朋子 : 尾野 真知子
   吾郎 : 向井 理
   真美 : 岸本 加代子
   忠  : イッセー 尾形
芦村 朋子(現代): 野際陽子
高杉 幹夫 : 駿河 太郎
芦村 理(現代): 成田 偉心

主演の尾野真知子さん、向井理さんはもとより
先日亡くなられた野際陽子さん、岸本加代子さん
駿河太郎さん等、芸達者な皆さんが揃い、、
中でも、朋子の実父役のイッセー尾形さんの
迫真に迫る演技、、、どんな役も見事にこなす
なくてはならない名バイプレーヤーですネ。


ストーリー
昭和15年夏、朋子は吾郎との初デートで、
吾郎の南京での生活の話に感動し、、吾郎との
結婚を決意する。
南京で平穏な生活を送り、二人の子(男児)を
授かり幸せな日々、、(昭和17年日米開戦)

(場面は現代へ、、、)
大学生の理は何時もの様に、近所に住む、祖母
朋子の家を訪れると、、床に祖母が倒れて居り
病院へ、、、母親とその兄弟が駆け付ける。
理は祖母の家に戻り、、、パソコンの画面上に
祖母が書き記す、日記の様な文章を見つける。

(場面は再び戦時中の中国に戻り、、、)
見送りに来た、親友の高杉と、、

太平洋戦争が悪化し、、昭和21年吾郎一家は
上海から日本へ引き上げる事に、、、、。

引揚船で混乱の中、3日後鹿児島に上陸、、、
吾郎一家は朋子の実家の愛媛の村へ身を寄せるが
此処での生活は苦しく、、裸同然の娘一家を詰る
父親と、慣れぬ畑仕事に苦労する吾郎、、、

苦労の末、僅かばかりの金を貯めポンコツ車を
手に入れて、。。実家を捨てて一路茨城へ、、、

茨城への途中、野宿する吾郎夫婦、、

運送屋を始めるがポンコツ車は故障ばかりで廃業。
やがて、吾郎はタイル会社へ就職、、順調に行き
管理を任され、、出張先で事故に遭い入院、、、。

退院後、急ぎ会社へ、、、

退院後、会社に戻ると社員に会社の金を持ち逃げ
され、会社は遭えなく倒産、、、。

貧乏のどん底に喘ぐ吾郎の下へ、友人の高杉から
寒天が届く、、、。
吾郎は一念発起、、、トコロテン屋を始める。
これが大当たり、、、
長男が入学し、長女を授かる、、、、が
順風も束の間、、、やがて商売敵が次々に、、
店は閑古鳥の中、追い打ちを掛ける様に、
在る夜、酔っ払いが店で暴れ、吾郎が暴れ、、
この騒動が下で店は閉じる事となる。

或る日長男が近所の餓鬼大将のイジメに遭うのを
目撃した吾郎は息子に「ヤラレタラ、ヤリカエセ」
と、、朋子は息子を庇うが、口論となり、、、、
吾郎は鬱積したものを爆発させ、家を飛び出す。
夕闇迫る草原でボンヤリする吾郎を見つけ、朋子
が寄り添う、、、。(手には摘んだ野バラが、、)

昭和27年、大阪へ引っ越しした吾郎は、友人の
高杉の紹介で「鶴丸石油」で働く事になる。
業績が上がる会社の高杉は、吾郎のもとを訪ね、
「岸和田に建設中の新油槽所の所長に抜擢したい」
と告げる、、、、。

後日、完成間近の製油所を大型の台風が襲い、、
設備は倒壊する。

吾郎は腰痛のため入院する。
入院中の吾郎は朋子に自分の夢を語る、、、。
「二人で世果中を旅して、、、、」とスケッチ
ブックにその夢を描き、朋子に語り掛ける。

吾郎の腰痛が悪化し、主治医は「チフス性腫瘍の
疑いが在ります」 吾郎は直ちに隔離病棟へ、、。
その後、病状悪化で吾郎は逝去、、、。

朋子は吾郎の遺書を見て、子供達を守る決心をし、
「高杉さんの会社で働かせてください」と、、。


会社の寮母として住込むため、朋子は幼子の真美
を泣く泣く愛媛の実家へ預ける事に、、、。

(再び、現代に戻り、、、)
入院中の母朋子の退院後の面倒を兄弟で相談する中、
娘の真美は頑なに断る、「お母さんは私を捨てた」
と兄達に愚痴る、、、。

或る日、真美の息子の理がパソコンに記述した朋子
の「自叙伝」を目にした真美は、母が鶴丸石油に
住込みの寮母として働くために止む無く真美を実家
へ預けた事を知り、、、
入院中の母の許で、、、、古びたスケッチブックを
手に取り、思い出を語り、涙する母と娘、、、。
スケッチブックから、、茶色に変色した野バラが。


エンデイングに流れる「何日君再来」の歌は、
朝ドラ「とと姉ちゃん」の高畑充希さんが唄って
います 。透き通る歌声が流れ、エンデイングです。

今日の1句

籐椅子の軋みに残る母の影 
      ヤギ爺









『俳句』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 祭りの準備 | トップ | 潮路句会定例会 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。