新人職員研修会

平成29年5月11日（木）日高川町きのくに中津荘において、和歌山県老人保健施設協会主催の新人職員研修が開催されました。


今回の研修には、やよい苑より3名の新人スタッフが参加いたしました。


研修のテーマは【社会人としての成長～接遇・コミュニケーションを通して～】となっており、経験年数3年未満の職員が対象となります。
また、講師には株式会社アクティブマドリード　ステップワンキャリアスクール　統括責任者・キャリアコンサルタントの石川礼子先生よりご講義いただきました。


講義が始まり、早速グループワークが始まりました。
これは石川先生より指示された内容をグループ内で話し合い発表するというものでしたが、限られた時間内で指示された内容が終わらなかった場合にどのようにしてコミュニケーションを図ることが望ましいのか？ということを考えさせられる内容でした。



その後、グループごとで自己紹介を行い、コミュニケーションについての説明がなされました。
コミュニケーションで大切なことはどういったことなのかを考え、実際にコミュニケーションを良くする要因や悪くする要因をそれぞれ知り、円滑な人間関係の構築にはコミュニケーションが非常に大切だということを学べたのではないでしょうか。


続いては第一印象について説明がなされましたが、皆さんは第一印象が何秒ぐらいで決まるかご存知ですか？
諸説様々ありますが、だいたい3秒から5秒もしくは7秒という時間で決まると説明がなされ、視覚からの情報でほとんど決まってしまうということです。
ということは、第一印象を良くする為にはどういった所を気をつけなくてはならないかを知り、それが仕事でのビジネスマナーにも繋がるということを理解できました。


ここで午前の講義が終わり、お待ちかねの昼食ＢＢＱの時間がやってきました。
このＢＢＱでは、参加スタッフ同士が親睦を深めることを目的に昨年から実施しております。
今年も和気藹々と親睦を深めている様子を見ていると、今年も実施して良かったなと思いました。
また、ＢＢＱ後の休憩時間には鬼ごっこやだるまさんが転んだなどの遊びをして昨年以上に親睦を深めている様子は新人職員ならではなのかなと感じました。





午後からは、立ち居振る舞いや尊敬語・謙譲語・丁寧語、あいさつについてや相手の心に近付く為にはということの説明がなされ、石川先生も講義の中で言われていましたが大切なことは相手中心に物事を考えることに尽きるということでした。


相手の為の立ち居振る舞い、相手の為の尊敬語・謙譲語・丁寧語、相手の為の挨拶と考えると、少し違った視点から他人とコミュニケーションを図れるような気がしました。
何事も気持ちが大切だということを今回の講義で認識しました。


研修の最後にはグループごとにスゴロクを行い、それぞれのお題に対して発表しお互いのことを深く知り研修会が終了となりました。



福祉の仕事は、人と人とが接することが多い為、提供するサービスには形が無く人によって変化させていく必要があります。
また、サービスの質もお互いの関係によって変わるということを考えますと、コミュニケーションは必要不可欠であり、もちろん仕事におけるスキルアップも重要ですが、やはり相手の気持ちを考えより良い関係を構築することが何よりも重要ではないかということを今回の研修を通じて実感しました。



そういった気持ちを忘れず、今後の業務にも携わりたいと思います。

介護老人保健施設やよい苑ＨＰ

投稿者：新人研修参加者