四季折々 やぶさか真佐の吉野だより

世界遺産の地 吉野から怒れるおばちゃんの四季折々をお届けします。

環境測定

2012年06月22日 09時09分39秒 | Weblog

 奈良コープの環境測定日が21日。台風で1日、勝手に延期した。降雨はPH6.2以上で安心。大気汚染と河川測定はまだ。 測定を始めてから15年以上になるかなあ。たまに、川のCODが高くなることがあるがほとんどが正常値? 美しい環境を誇れる美しいふるさと吉野町。

 「美しい村連合」に加盟できるかどうかの調査が入るって言っていたなあ。6月だったと思うけれど・・。珍しく我が家の玄関に蛍が。 持続可能な吉野町のキーワードは、美しい自然と環境。町内全域で蛍の飛び交うふる里再生をめざしたい。

 

 


台風4号通過

2012年06月19日 21時52分54秒 | Weblog

 台風4号通過。午後4時30分役場駐車場水没寸前。このとき大滝ダム放流量毎秒115トン 昨年の12号台風災害復旧工事完了現場も水没。水が引いた後、また、原状回復で税金を注ぐのだろうか。 これが工事完了状態。大勢の人達が口々に「水が出たら流されるとわかっていてなぜ?」と言っていた。遊水池にすべき所に必要のない護岸工事。確かに一時だけ美しくなったけれど千数百万円は大きすぎる。住民が納得できる説明がほしい。

 今まだ、暴風ふきちゅう。これから、最大放流量毎秒1100トンの時間帯を迎える。大きな被害が出ませんように。


消費税10% 絶対反対

2012年06月18日 23時26分52秒 | Weblog

 文教厚生委員会で南和の広域医療病院予定地視察。 広大な予定地。でも、計画がなかなか進まない。予定通りに進めないと消費税増税の影響を受けてしまう。

 今日、びっくりするような話を聞いた。これほど騒がれているのに高校生に 「消費税って何?」と尋ねられたとか。桜井の支部の人達が宣伝していた時のことだそうだ。高校生が物心付いた頃には、ほとんどが内税になっていたのだ。

 かつて100円で買えていたお菓子がいきなり103円になって、子どもたちが戸惑った時代があった。税金が見えなくなっているので搾り取られていても感じられないのだ。美容院が美容液の消費税をお客に転嫁できなくて経営が苦しい上に、お客さんも生活大変でカットのみというのが増えたそうだ。10%になったら廃業せざるを得ないという声をよく聞く。つらい。自民党野田派の皆さん、庶民の苦しみがわかりますか?


森林セラピー・まちづくり

2012年06月16日 12時56分02秒 | Weblog

 昨夜、森林セラピー・まちづくりの会議があった。『悠久の美林』を活かした吉野でしかできない町づくりをというコンセプトがすばらしい。

 以前、森林浴やフィトンチットが一般的になり始めた頃、「森林浴を活かした吉野の町おこし」について一般質問した時、「私有地の山林を使うのは困難」と歯牙にもかけてもらえなかった。先輩が、山の有効活用をした癒しの空間作りやツリーハウスを使った子どもの野外体験で山林の有効活用をしているという話を聞いていたけれど、吉野では、取り上げてもらう事もできなかった。森林セラピーで町おこしをしようという今の時代に隔世の感がある。

 写真は最近の奥六田ゴルフ場跡地。見えにくいけれど、実は、しかの大群が・・。一瞬、放牧地かと思った。ざっと20頭。バンビもいた。地元の人の話では、もっと多い時もあるとか。

 この地を有効活用したいとつくづく思う。ついでにマイナスを活かすのが町づくりなら、 鹿苑だって、鹿肉の有効利用だってできると思うのだけれど・・。森林セラピーが町民みんなの夢のある町づくりにつながってほしいと思う。セラピーロードに認定されなくてもすばらしい散策路は町内至る所にあるのだから。


宗教とは?

2012年06月02日 09時42分53秒 | Weblog

 すばらしい杖立があるというので見せてもらいに行ってきた。町内のお寺の本堂上がり口。直径50cmはあろうかという杉の古木を磨いたもの。骸になっていて趣き深い。書かれている歌がいい。『薬師さん 杖を頼りにお願いに 村の行く末 笑顔と絆』 さまざまな困難を抱えつつ生きてきた村人の願いが結実している。

 先日、NHKがオウム真理教の特集をしていた。過酷なサリン事件、まじめな頭脳明晰青年達が組み込まれていく様子がありありと描き出されていた。洗脳され他の生きる道を選ぶことができずに殺人集団に育ってしまった新興宗教。本来、人の心を癒し、聖なるものに畏敬の念を抱き、命に感謝する場であったはずなのに・・。仏教なら、兵戈無用 余分な殺生はするな命に感謝だけれど・・。

 声の大きい人に弱いものは飲み込まれる、ヒトラーの演説を熱狂的に支持した人達が行き着いたのはホロコースト=大量殺戮。今の世の中も危うい時代だと感じることが多い。国民の閉塞感をうまく利用する指導者が現れると、結果として庶民は自分の首を自分で絞める。

 坂本弁護士一家が拉致された時、家族やオウムに反対する人達が落ちていたオウムのバッジから「オウムを調べてほしい」と運動を起こしていた。新聞赤旗でも連日キャンペーンを張ったが警察は動かなかった。松本サリン事件でも無実の人を犯人に仕立て上げて警察のメンツを保とうとした。隠すことで真犯人に到達する時が遅れたのだ。真実を主張する声は、なかなか大きくなれない。マスコミが取り上げるのはどうしようのなくなってからの事が多い。宗教団体という名の下に結果として大勢の国民が巻き添えになった。

 お薬師さん、阿弥陀さん、行者さん、八百万の神々・・古来からの優れた宗教文化を持つ日本で、今、真の心のよりどころになる宗教が求められている。すべてが人を救う宗教であってほしい。