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アンパン、シンセイ

2017-10-20 08:35:19 | 日記
チームAno打者が3塁線に強いゴロを打つ。守るチームBの3塁手が捕れず、打球がレフト線に転がる。「ヒヤボー」と審判が叫ぶ。ヒヤとは冷えではなく、フェアの意味である。「ハルボーだっぺ」とBチームが不平を言う。ハルボーは春坊ではない。ファウルボールのことだ。途端にAチームから声がかかる。「アンパンシンセイ!」の大声が飛ぶ。アンパンは中村屋のアンパンでなくて、アンパイア(主審)のことであり、シンセイは神聖だ。つまり、審判の判定は神聖で絶対だ、という意味になる。

昭和24,5年。私は茨城の中学生だった。クラスメートで作ったチーム(もちろん軟式)、大人も混じったチームの両方で、雨の降らない日は毎日のように草野球に参加していた。その場で飛び交う用語が前記のようなものだった。謂わば、終戦3,4年目の少年野球のコトバに茨城訛りが加わったものである。アトボーなんていうのもあった。打者がファウルを打って、ボールがグラウンドの外へ消えると、別の球が必要になる。それをアトボーと言っていた。アザーボールの略である。

昨日、Tvkテレビでセ・リーグのCS 横浜対阪神を途中だけ観た。雨中のゲームだった。強いゴロが、1,2塁間を抜けてもライト前まで行かずに失速した。グラウンドが泥だらけの田圃状態なので、ボールが転がらない状態だった。審判団が集まって協議する場面もあったが、ドロー(試合不成立)とはならなかった。観ていて、選手たちが気の毒だった。なぜ、こんな試合を続行するのかわからなかった。そのとき、ふと思い出しのがアンパンシンセイだった。たとえ勝っている方のチームから文句が出ようと、審判の決定は絶対である。神聖である。あの泥んこゲームは5回の表で不成立試合とするのが正しかったのではないか。とにかく、どこかから苦情が出ようと、アンパンシンセイだっぺよ。
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