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遊びのルール

2017-08-13 18:20:26 | 日記
ヤクザの幹部であるAが東家、私が南家、ヤクザの組員Bが西家で、北家は床屋の主人のCである。おわかりの方が多いと思うが、麻雀の場面である。私は決して先ヅモはしない。先ヅモはルール違反である。Bは先ヅモをする。気持ちが急ぐのだろう。私が振る前に牌の山に手が伸びる。ついでに床屋のCも誘われるように先ヅモをする。私は忠告しない。ルール違反をする人間は、結果的に勝負に勝てないと思うからだ。しかし、やがてAがBに向かって言う。「おい、おまえ、ツモるのが早すぎるぞ」。Bが「すみません」と頭を下げる。組の幹部と一組員の差である。もちろんCも先ヅモをやめる。もう50年以上も前の、東京世田谷の三軒茶屋の麻雀荘でのことである。ヤクザは賭場を持っている。花札賭博を開いている。その場でルール違反があれば、違反者の小指が飛ぶだろう。そういう世界である。麻雀の先ヅモもインチキは可能である。牌のスリ換えはできる。ヤクザと呼ばれる人達は素人よりも遊び(ギャンブル)のルールには敏感であり、キビシい。

同人誌Kの会には、20歳代の女性から60,70代の爺さん、婆さんまで100人を超す会員がいた。誌は年に4回発行された。誌の中にはそれぞれの作品に対する批評、感想を述べ合うページがあった。毎号60篇ほどある投稿作品の半分ほどに、批評や感想が寄せられた。それに神経質な老男老女がいた。私は40歳と50歳の間ぐらいだったから、いわば大先輩の方々である。この先輩達がピリピリしていた。自分の作品は完全であると思っているから、ちょっとでも批判されると頭に血がのぼった。随筆雑文同人誌なんて、所詮は遊び(趣味、娯楽)である。そして、遊びのルールがある。
一旦、自分の手から離れた(リリースされた作品は、誰がどういう風に読んで、どんな感じを持ったかについて、反論はしないのが当然である。そのことがわかっていない人間が、1人や2人でないことを知って私は驚いた。気の毒だなぁと思った。自分の書いたものに自信がある。それが自惚れでしかないことに気づかないというのは、哀れであり、滑稽でもあった。
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