戦前の日本陸上界の最速短距離走者は吉岡隆徳さんで、100メートルのタイムは10秒3。その吉岡さんにつけられた異名が『暁の超特急』だった。戦後のスポーツは古橋広之進さんの活躍で目が覚める。 昭和24年の全米水上の1,500メートル自由形で18分19秒0で優勝する。現在の記録から見れば「な〜んだ(そんなタイムか)」となろうが、当時はそれが世界新記録だったのだ。 古橋さんに『フジヤマのトビウオ』の名が冠された。 異名(別名、愛称)も多々あるが、私は「○○の××」と「の」がつくのが好きだ。むろんスポーツ選手だけでなく、『東洋のマタハリ(川島芳子)』、『マレーの虎(山下奉文)』『アナタハンの女王(比嘉和子)』なんてのもいい。野球では『打撃の神様(川上哲治さん)』『雪国のスタルヒン(太田幸治さん)』より『塀際の魔術師(平山菊治さん)』の方がネーミングとしては上だろう。極めつけは、『東洋の魔女(東京五輪の女子バレーボールチーム)』だ。 誰が考えたのか知らぬが、この命名は巧いね。 主将の河西昌枝さん。サウスポーでファイターの宮本恵美子さん。私は、ふっくら型の半田百合子さんのファンだった。この『東洋の魔女』という言葉を考えた(思いついた)のは誰なのか。まさか監督の大松博文さんではないだろうが・・・。
トラックバック
- この記事のトラックバック Ping-URL










