vol.117 多くの坊ちゃん政治家達に日本の将来を託して大丈夫でしょうか

2007年07月17日 | Weblog
参議院選挙が始まりました。政権与党の話を聞いていますと、景気は良くなり、
新しい雇用の創出も進み、年金も全く心配ないと自信満々に胸を張って言います。
私は政治も経済も社会も日本は悪い方向に向かっていると思っています。

昭和の終わり頃から、経済のグローバル化が進み、企業は日本の人件費が高すぎて
競争力を失うとの危機感から、人件費の抑制に取組みました。
現在では1/3を派遣社員に置き換え、製造拠点も人件費の安い海外に移し、
その甲斐あって、大企業は好決算を続けています。

この間、学生の理系離れは進み、相対的に技術力は低下し続けています。
団塊の世代の700万人が退職した後は、若者の雇用は増大しますが、
技術の継承にさえ苦しむことになりましょう。

835兆円ともいわれる国の借金を抱え、どうしてこの国が安心なのでしょうか。
お金で苦労をしたこともない二世三世の坊ちゃん政治家達の言葉を
そのまま信じることはできません。未だに地方分権も進まず一極集中のままです。
根本から国の仕組みを変える時が来ています。

お金の苦労をしないで済んだサラリーマン時代には私も気がつかなかったのですが、
企業を興し、お金に苦労をするようになって、日本の将来が心配になってきました。
地方政治も政策能力を持たない議員に任していては魅力ある都市は築けません。
市民一人一人が積極的に行政や政治に物申す時だと思います。

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