vol.200 ヤーコンジュースの生産を開始する

2010年01月25日 | Weblog
ヤーコン初味漬の生産に続き、ヤーコン搾汁の生産を開始しました。
ヤーコン100%ジュースは個性があり過ぎてとても難しいものでした。
今度は美味しさを第一とし、ヤーコン入りの人参ジュースを生産する計画です。
詳しくは次回に書くこととし、テレビを見る暇もないほど忙しい日々を送りました。

ヤーコンの皮を剥きながら手伝って下さる主婦の方々の話を毎日聞いていました。
「小沢さんはいつ逮捕されるのだろうか」、「検察が小沢さんを逮捕できなかった
ら、検察幹部の首が飛ぶそうよ」、「小沢さんが田中真紀子さんと結婚していたら、
喧嘩ばかりしてただろうね」・・・。私はもっぱら聞くだけで過ごしています。

「9時のNHKニュースを聞き、10時のテレビ朝日、11時のTYSニュースを聞
くが皆同じ内容よ。独自の取材?全て検察のリークに決まってるじゃない」。
「政権交代しても何も変わっていない。自民党の方が安心できたんじゃない?」
何しろ山口県は自民党王国です。会話の中身からも窺がえます。

私は1つの出来事、1つの場面で物事を判断しない事にしています。
麻生内閣の時、検察庁長官を官房副長官に選びました。
西松事件で小沢さんの秘書を逮捕した時、官房副長官はテレビの前で、
「捜査は自民党には波及しない」意味の事を発言し、これを私は直接聞きました。

この時から私は「検察が小沢さんの逮捕だけに的を絞っている」と感じていました。
人は思い込んだらそこから抜け出せないものだと思います。
足利事件で検察官は「DNAが一致すれば絶対に間違いない」と、
思い込んでしまって重大な間違いを起こしてしまいました。

私は単純労働、特に物づくりが好きです。料理人に向いていたなと思ったりします。
それにしても主婦の話は延々と1日続き、これが結構楽しいものです。
物が良くて安い隣町のお店の情報を得て、早速本日の休日買い物に出かけました。
こんな生活があと1,2ヶ月は続きます。
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vol.199 私の仕事始めはヤーコン初味漬づくり

2010年01月04日 | Weblog
新年を迎え、これからの日本への期待を2つ考えました。
1つは日本の中心を九州・山口に移してもらいたいこと。
もう1つはベンチャー企業創出世界3位以内の国になる事です。


長い自民党政権下で東京1極集中が進み、日本はアメリカの51番目の州(?)と揶揄されたこともあります。
一方で世界一の借金大国となって日本の地位はドンドン下がり続けています。


昨年、国民の意思で政権交代があり、これまで空港、港湾、新幹線、高速道路、ダム建設などの面でなんら戦略なしに作り続け、ムダを垂れ流してきた事がわかりました。


今後はアジアの発展を手助けする形で、戦略的に日本の再生を果たしてもらいたいと考えます。
そのための目標が上記2つの私の願いでもあります。


第一の視点は日本の歴史を振り返ってみても正当性があると思います。
先祖の辿った道でもあります。
第二の視点は工学部出身の総理、副総理誕生で科学振興への期待がもてる事もあります。


元旦の屠蘇を味わいながら考えた事ですが、今年の仕事始めは完売し欠品になっているヤーコン初味漬づくりからです。
今年は主に上記2つの事柄について仲間と語り合いたいと考えています。

本年もお付き合いの程よろしくお願いいたします。
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vol.198 環境に優しいお酒は日本酒、ビール、焼酎それともワイン?

2009年12月21日 | Weblog
前回ヤーコン焼酎のことで私の考えを書きました。
お酒のことで最近考えている事が他にあります。

私はとてもお酒が好きです。特に、親しい仲間と話しながらのお酒は格別です。
昭和30年代は日本酒を、40年代はビールを、50年代以降は焼酎を中心に飲みました。
日本酒では度々2日酔いの経験があり、焼酎は健康への配慮から意識して選択したものです。
日本酒からビールへ、そして焼酎への流れは時代の流行でもありました。

最近、日本酒にこだわり純米酒か吟醸酒に特化しようかと考えるようになりました。
政権交代もあり地方主権の流れに沿えば、地産地消に貢献したいとの想いがあります。
「そこで環境に優しいお酒は何だろうか」と自問をし、調べても見ました。
なかなかの難問であり答えは簡単に導き出せそうにありません。

原料面からはお米の消費拡大が日本の農業にとって大切です。輸送面でも安価です。
エネルギー問題やゼロエミッションの点ではビールに軍配が上がりそうです。
大量生産大量消費製品であり、バイオマス利用や排水処理技術も他を圧倒していそうです。
価格面でも水やお茶を買う値段で買うことができ優位です。

「今後は日本酒にしたい」と思う根拠は、地元に酒蔵が増えれば雇用の場が広がり、
お米作りから特殊技術の創生、及び観光面での活性化にも繋がると期待するからです。
これまでの大量生産大量消費、価格値下げ競争の繰り返しに終止符を打ち、
コストはかかってもユニークな地方文化を創らねばと思うからです。その中の1つに酒造りがあります。

ところで政権交代したとたん、国の税収が10兆円近く落ち込んだと言って騒いでいます。
この際税金で食べている人、特に議員や公務員は大幅に給与をカットすべきです。
民間並に苦しんでもらい、国レベルで2,3兆円を穴埋めしてもらいたいと怒りを持って訴えます。
地方に活力を取り戻せるよう来年も私なりに物づくりで頑張ります。

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vol.197 ヤーコン焼酎作りの情報が寄せられ首を傾げる

2009年12月03日 | Weblog
ヤーコンの製品開発に熱心な私に全国の仲間から地域の情報が寄せられます。
この度、「ヤーコン焼酎づくりが始まった」との新聞を送ってもらいました。
またか。との思いはありましたが、全国で3,4の酒造会社が製造しているようです。
事実商品も送ってもらい飲んでも見ました。決して美味しくはありませんでした。

私は化学屋ですからお酒造りの事もおおよそ理解できます。
同時に私たちはヤーコン酢を作っていますから経験済みでもあります。即ち、
ヤーコンをアルコール発酵させ、次いで酢酸発酵させてヤーコン酢を作っています。
この時アルコール濃度は高々5〜6%であり、酢酸濃度も同じ程度でしかありませ
ん。

ヤーコン酢の場合は醗酵後もヤーコン中の成分を殆どそのまま含みます。
オリゴ糖は酵母でアルコールには変わらず、ミネラル類は勿論変化しません。
結果として甘味たっぷり、ミネラル豊富なお酢が出来上がります。
一方、ヤーコン焼酎の場合は、事情が違います。

ご存知の通り焼酎は蒸留酒です。蒸留によって主としてアルコールだけを取り出します。
ヤーコンの場合は芳香もありませんから、単なるアルコール水と言って良いでしょ
う。
焼酎の中にヤーコンを漬け込んだリキュールなら分らないでもありません。
以前飲んだ不味いヤーコン焼酎はアルコールを添加しているのではと疑いたくなります。
同じ根菜でもレンコン焼酎はレンコンの芳香があって大変美味しかったですね。
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vol.196 ヤーコン初味漬の初年度完売で元気を頂戴しました

2009年11月25日 | Weblog
「ヤーコン芋の形を残した保存性の高い商品を作りたい」とかねてから考えていまし
た。
即ち、ヤーコンのシャキシャキ感が味わえて、これぞヤーコンと言える製品を求めて
いました。
それが私にとっての自慢作「ヤーコン初味漬」でした。
本年3月に1トンあまり製造し、5月末から地元スーパーで販売を開始、
6ヶ月を経た11月末で完売できる見通しとなりました。それ故、感慨も一入です。

早速本年度収穫のヤーコンで初味漬を作り、欠品にならないようにと思っていまし
た。
しかし、地元農協加工場が沢庵漬で忙しく、1月に入らないと出来そうにありませ
ん。
1ヶ月余りの間、欠品となりますが仕方がないことだと諦めざるを得ません。
これまでの歴史の中で日本の農産加工は農協に頼らざるを得ない側面があります。
農産物が季節商品であり、個別に対応できる設備を持つことの難しさがあります。

ヤーコン初味漬は昨年春に試作し、11月の工業的試作で本格的に始まりました。
1年を経た今日でも商品は色が濃くなる以外、常温保存できる事が実証できました。
一方、冷蔵庫の中では見た目の変化(色調変化)も全くなく、品質は保持できます。
しかし当初から安全策をとり、今日でも賞味期限を半年にして販売しています。
ただ、包装ポリ袋の強度不足から調味液が漏れ、お店の方に迷惑をかけたこともあり
ました。

いま1つ、辛味を効かせた1品を商品として加えて欲しいとの要望が多々寄せられて
います。
そこで唐辛子や柚子胡椒などを加えて試食を私自身繰り返してきました。
その結果、現在の商品に七味を加えるだけでほぼ満足できる事が分りました。
これはご家庭でも簡単に出来ることで、新商品を出すかどうか少し迷っているところ
です。
2年目に入る来春からは、包装フィルムを一新して安全性を高め、
量も倍増して全国の皆様にお届け出来るようにしたいと考えています。
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vol.195 見た目にも美しいヤーコン100%ジュースは不可能?

2009年11月11日 | Weblog
現在販売中の野菜毎日「ヤーコン100%ジュース」についての悩みは尽きません。
一番の悩みは、見た目にも美しくない褐色系の色調を呈している事です。
食品としては一番嫌われる色で、未完成品と言われても仕方がありません。

食品としての必要条件は、食欲を誘う見た目にも美しくて美味しく、
その上で健康増進に役立つものでありましょう。
腸を守る最高の商品だと言っても、見た目が悪く美味しくなければ始まりません。

ヤーコン100%ジュースはどうかと問えば、常識では商品として失格です。
その一方で、これを求めて下さる消費者の存在が現実にあります。

ヤーコンはとてもアクの強い褐変し易い根菜です。最後は黒くなります。
試行錯誤の結果、このアクを美しい緑色の形で安定化することに成功しました。
瓶詰めする段階では緑色で、100℃の加熱でも緑色を保持しています。

ところが土壌菌を除く為、121℃でのレトルト処理が絶対に必要です。
1分では不十分で10分以上の加熱を必要とします。この過程で褐色系に変わりま
す。
飲む過程でガラスコップに移せば、徐々に元の緑色に戻ります。

緑色色素はアミノ酸を含むポリフェノールで、これを食べない手はありません。
消費者に直接説明できれば分ってもらえますが、これは容易な事ではありません。
100%ジュースの商品力を如何にして上げられるかが私の重要な仕事です。
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vol.194 沖縄とヤーコン

2009年11月05日 | Weblog
沖縄の方からヤーコンのことについて問い合わせを受けた事が度々ありました。
又、ヤーコンのポット苗や球根をお送りした事もあります。
沖縄を一度も訪れた事のない私が躊躇なく本土と同じ発想でお答えしてきました。

先月の事、ご縁があって初めて沖縄を訪れました。
「これまでお答えしてきた事が間違っていたのではないか」疑問に思う事がありま
す。
冬でも気温が10度以下にはならず、夏も想像したほどの高温ではないと聞きまし
た。

本土のように4月から5月の初めに植え、11月に収穫する事でよかったか?
冬のない沖縄。沖縄に適した植え時期があったのではないか?と考えました。
いずれにせよ今後沖縄にあった栽培法を調べる必要がありましょう。

初めての沖縄は予想以上に活気に富み、実感としては山口県以上でした。
国際通り等の商店街は人が多く、夜の街は広範囲に明々と繁盛していました。
人口は軍関係者を入れると山口県とほぼ同じですが、面積は5分の1です。
人口密度が高い故か道路は隅々まで整備され、家も殆どが鉄筋コンクリートです。
エメラルドグリーンの海に囲まれた美しい島である事は言うまでもありません。

お世話になったキノー食品開発の前原社長のお話では、
沖縄の方言で「いちゃりばちょうでー」という言葉があるそうです。
「一度会ったら心を許して兄弟になろう」との意味のようで(一会皆兄弟)、
沖縄の県民性を表した、とても素敵な言葉であると感激しました。

「ヤーコンを通して沖縄の方々と親しく交流できる」。これ以上の喜びはありませ
ん。
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vol.193 ヤーコンは超優れたエコ植物?

2009年10月16日 | Weblog
私は「健康と環境をキーワード」に事業テーマを選択しています。
環境問題では、CO2の25%削減が鳩山政権の半ば公約となっています。
「CO2の消費能力に関して、ヤーコンは特に優れた植物だ」と私は考えています。

その理由は次の通りです。ヤーコンは10アール当り3〜4トンのお芋と、
同じく3〜4トンの葉茎の合計6〜8トンが6ヶ月で生産・収穫できます。
これは大雑把に考えて、同量のCO2を消費して生まれた産物と考えられます。

お米の場合は10アール当り約500kg、葉茎を含めて1.5トン程度でしょうか。
従って、CO2の消費量・削減量はヤーコンの4分の1程度に過ぎません。
松や杉は50年で使い物になりますが、6ヶ月比では左程の成長速度ではありません。

民主党政権では、農家への戸別支援が行われますがお米が対象のようです。
ヤーコンなどの野菜にも支援をしてもらえれば、安く原料調達が出来て助かります。
特に、CO2の消費量・削減量で農家への支援を考えてもらえれば・・・と。
これも農産物加工業で利益を上げることの困難さ故の私の嘆きです。
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vol.192 私の人生で一番嬉しかった事

2009年10月01日 | Weblog
「人生で一番嬉しかった事てなんだったろう」と、時々考えることがあります。
高校や大学に受かった時、就職が決まった時、結婚した時、子供が生まれた時、
学位を授かった時、自宅を新築した時など色々節目がありました。

「一番嬉しかった事は」と聞かれれば、迷わず「就職が決まった時」と答えるでしょう。
特に私は戦時中に、祖父に父、父の弟2人を失い、母子家庭になりました。
我が家には確たる収入がなく、子供を育てる母の苦労が私の体に焼きついています。

地元の企業に就職が決まった時、一番喜んだのは母だったに違いありません。
「これで経済的苦しみから開放される。一家の生活が安定する」と。私自身も、
研究所に配属され、最初の給料を手にした時の嬉しさは生涯忘れる事ができません。

年輪を重ねるにつれて有難さは萎ぼみ横着になりましたが、
「出身大学で出世が決まる社会」を特に気にすることはありませんでした。
むしろ、「自分を磨き実力をつけることに集中しよう」と考えて生きてきました。

これは戦後の日本と我が家のどん底を味わったが故の帰結だろうと考えます。
感謝の気持ちを持ち続けているからこそ、「サラリーマン人生に続き、
起業家人生をと、一身にして二度の人生を送ることができた」と思います。

幸い子供たち3人も、大企業にそれぞれ就職する事が出来ました。一方で、
ここ十数年、若者は就職難に追い込まれ、経済的健康が脅かされています。
現在の若者の苦しみを見るにつけ、自分だけの幸せを喜んではおれません。

「人の一生は重荷を負って遠き道を行くが如し」という家康の言葉を教訓とし、
「若い時の苦労は必ず良い経験になる」と若者を励ましたいと考えています。
やっと日本にも革命が起き、若者を支援する社会がやってきそうです。

今日から10月、下期の始まりです。
私も苦しい経営を一刻も早く乗り越え、若者と一緒になって頭を使います。
新しいアイディアも浮かんでいます。更に一層、新商品開発に努めます。
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vol.191 ヤーコンの収穫量は肥料次第。ただ途中経過が掴めず困っています

2009年09月24日 | Weblog
エリート養成塾を開いている友人の試みに、しばしば感心する事があります。
その中の一つに、箱の中でのお米作りがありました。鶏糞及び牛糞だけで作ったも
の、
お米作りに一般に使われている化学肥料で作ったものの3種です。

肥料のみを変えた箱植えの稲は背丈は皆同じくらいに立派に成長しています。
化学肥料で作ったものは、さすがに頭を垂れるほどに実をつけていました。
鶏糞だけのものは、しらほばかりで実らず、牛糞は少し実をつけていました。

子供達は一見して肥料による、でき不できを観察する事ができます。即ち、
お米作りに窒素、燐酸、カリの含有比率が重要である事を知ることができます。
特にリンが不足すると実のりが悪く、ウンカの被害にあったような有様です

私もヤーコン作りで、肥料による違いを長年にわたって実験してきました。
鶏糞のみで作ると窒素分が多すぎて、葉など地上部ばかり成長して芋は太りません。
有機肥料を配合した化学肥料を使うと、芋の生育が良いようです。
牛糞だけでも芋のできは良いのですが、化学肥料を併用すると収穫量は上がります。
リンを多く含む蝙蝠の糞を使用すると、大きな芋を収穫できます。

お芋作りは掘り起こし収穫して始めて成果を掴むことが出来ます。
それに比べてお米作りは、日々の成長を観察することができ、実る姿も一見出来ま
す。
子供達の教材には「お芋よりお米作りの方がはるかに優れている」と感じた次第で
す。
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