オリーブ

　オリーブ

地中海地方が原産。スペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されています。オリーブは有史以前から栽培され、古代エジプト王朝のミイラの棺からはその枝や葉が出土していたのでした。

代表的な聖書植物では、古代ヘブライ人の重要な植物の一つであったことが知られていました。そして、食用のほかに、いけにえを捧げる儀式の灯油とされ、清めの油などにも使わたのです。

『旧約聖書』の「ノアの箱舟」では、放ったハトがオリーブの枝をくわえて戻ったことから、ノアは、神の怒りである洪水が引いてふたたび大地が姿を現したことを知ったのでした。それで、以来オリーブをくわえたハトは平和の象徴とされました。国際連合の旗のデザインにもオリーブの枝があしらわれていますね。

またオリーブは女神・アテナの神木でした。平和を愛する、戦いと知恵の女神です。そして、ギリシアの国樹とされています。アテネの政治家ソロンは、自由、希望、慈悲、純潔、秩序の象徴とされていて、市民の庭にはオリーブが多く植えられたのでした。

日本語では「橄欖（かんらん）」と呼ばれ、フランスより持ち帰ったものでした。また、明治末期から小豆島なら、1910年頃はじめて成功したのでした。

さて、実は塩漬けにして食用として保存され、油は髪や肌に塗り、その香りは体臭を消すなど健康維持のためにも使われています。また、花粉症に朗報です！

プラチナリーフはこの季節に多くの人が悩む“花粉症”に優れた作用を発揮するオリーブ葉エキスのサプリメントドリンクです。オリーブはエキスには優れた抗酸化作用をもつ「オレウロペイン」を始めとするポリフェノールが豊富に含まれています。代表的な効果として「花粉症の緩和」「アレルギーの緩和」「風邪の緩和」などあるようでした。

花言葉　平和 知恵