お雑煮新聞社

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広辞苑

2016年09月19日 | 近況
 会社で、とある文書を読んでいたら意味のわからない言葉があった。

 脊髄反射のように、「広辞苑!」 と思うものの、前の会社と違ってそれがどこにあるかわからない。
 周りの人にきいたら、「どこかで見かけたことはあるけど」 という返事 


 フロアを探したが、結局見つけられず……はい、ずーずーしい私は買って貰いましたよ、広辞苑の第6版


 独り占めする訳にはいかないので、みんなが見られる所においてあります。




 で、それとは別に。
 今日、我が家にある第一版二十五刷の広辞苑の後書きを読んでおりました。



 広辞苑の第一版第一刷は、なんと昭和三十年である。

 後書きには、「昭和十年から辞書の編纂をおこなってきたのに昭和二十年の戦火で原稿が焼けてしまい……戦争が終わって気付いてみれば、世の中が180度変わってしまい、今までやってきた辞書編纂がまるで役に立たず、新しい語彙を調べようにも新聞すら手に入らない、紙がない、鉛筆がない」 というような趣旨の、新村出氏の思いが綿綿と綴られている。

 その後書きを読むのにも、その広辞苑を引かないと意味のわからない言葉が多くある。

 それでも、辞書を引いて読みたいと思わせる何かが、その 「後記」 にはあるのだ。



 三浦しをん氏の 『舟を編む』 を読んで、持っていた広辞苑第二版補訂版の自序や、今回手に入れた第一版の自序、後記を読んで、『広辞苑』 は充分に 「読んで面白い本」 だと推薦できる。


 皆さん、電子辞書より製本された広辞苑を読んで下さい。
 やっぱりこれは素晴らしい辞書ですよ
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