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屋根リフォーム工法の種類
屋根リフォームには大きく分けて3種類の工法がありますが、屋根の状態により、適切な工事方法が変わるので、屋根の状態を見てもらってから工事方法を決めましょう。
一般的には、7~10年で「塗り替え」を、15~20年で「ふき替え」を行うのがリフォームのサイクルです。
塗り替え
屋根の基礎部分である下地があまり傷んでいない場合にお勧めのメンテナンスです。
ただし屋根材が日本瓦の場合は塗り替える必要はありません。
塗料には主に「アクリル樹脂塗料」・「ウレタン樹脂塗料」・「シリコン樹脂塗料」・「フッソ樹脂塗料」の4種類がありますが、様々な屋根に塗装でき、密着性・耐候性・防水性に優れた「ウレタン樹脂塗料」や、光沢性・安定性に優れ、耐久性が良い「シリコン樹脂塗料」がよく使われます。
塗料の色は、周辺の家や環境になじみ、外壁と合うものを選びましょう。
また、同じ色でも面積が大きくなると明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じられるので注意しましょう。
尚、鮮やかな色は色あせが早いので避けた方が良いでしょう。
重ねぶき
既存の屋根に新しい屋根材をかぶせる工法で、下地がそれほど傷んでおらず屋根材の傷みが激しい場合にお勧めのメンテナンスです。
ふき替えより工期が短く、廃材が出ないので費用を抑えることができます。
また、外観も一変するだけでなく、屋根が2重になることで、遮音性や断熱性がアップします。
ただし、屋根全体の重量が増加するため、施工前に建物の強度と耐震性を確認し、適した重量の屋根材を選びましょう。
ふき替え
ふき替え屋根
既存の屋根を撤去し、下地も含めて屋根全体を一新する工法。
屋根材を選ばず、換気扇や天窓等を設置することも可能です。
建物の耐久性が大幅に向上しますが、その分、工期が長くなります。