むうん

日々夢想であります。

これぞ暁斎!鍾馗さんのハイパント!

2017年03月05日 19時38分08秒 | 絵画

昨日、渋谷はBunkamuraザ・ミュージアムで「これぞ暁斎!」展を観賞。

12時過ぎに入つたが、思つたほどは混んでおらず、つうか空いてたので割とのんびり観られた。まあ、ところどころ渋滞は起きていたし、ときどき渋滞の原因となつて後から『早動かんカイ』的無言の圧力を受けもしたが、苦痛になることなどなく快適だつた。土曜の昼はこんなモンかな。

最大の目的はやはり河鍋暁斎と言へば『地獄太夫と一休』だつたが、今回は鍾馗の絵も沢山あると言ふので楽しみ。

ありました、鍾馗の絵がいつぱい。迫力満点。小鬼のお仕置きに全精力を傾ける真剣な眼差しの鍾馗。あるいは、小鬼に地獄の小道具を講義する鍾馗。気合入つたり、ぷつと吹き出したりしながら観ていた。 

そして、鬼をお仕置きして蹴り上げる鍾馗さん。題して『鬼を蹴り上げる鍾馗』・・・

「あ、ハイパントしてる!」

鍾馗の蹴り上げの動き、そして蹴られた鬼の跳ね上がり方がラグビーボールと同じだ。鍾馗さんのハイパント!鍾馗さん、そのボールを自分で獲つてそのままトライするんかなとか(笑)

浮世絵で鍾馗は基本的題材。当然、暁斎だけでなく国貞も国芳も北斎も名だたる絵師はみんな描いている。鍾馗さんだけで展覧会が開けると思ふのだ。絵だけではなく、建築物の小物などでも鍾馗さんはいるやうなので、それを集めた展覧会はどうだらう。。。まあ、よろこぶのは俺だけか。
 
夏には京都でもやるやうなので帰省したときにまた行つてみやうかな。
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恵比寿で浮世絵を観た

2016年09月04日 19時13分57秒 | 絵画

この週末は恵比寿の山種美術館へ行つて浮世絵六大絵師の競演展を観てきた。六大絵師とは、豊国、国貞、国芳、暁斎、歌麿、北斎・・・ではない。もちろん欧米人の評価をそのままの春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重である。まあ、それはどうでもよろしい。

山種美術館の所有する浮世絵を奥村政信から北斎まで年代順に、そして広重を展示している。色が鮮やかだ。保存状態がかなり好いらしい。

目玉は歌川広重の『東海道五十三次』全画展示だらう。これはなかなか見応えがあつた。広重の雪景色は好きなのだが、今回の五十三次の中でも『蒲原・夜之雪』は感動ものだつた。五十三次以外では『雪月花之内雪 木曽路之雪』、これは三枚続きの大物でダイナミックに視覚に迫つてきてとても感じ入つた。これらの雪景色は彼の絵師としての表現力が万分に発揮されたものだと思ふ。他の絵は彫師や摺師の主張が強過ぎて技巧に走つた感が強く、そのせいかどうか知らないが、広重の絵は達者でよくできてはいるのだが、ポストカードサイズになると何か物足りないのだ。だが、雪景色は絵師広重の主張が出ている気がする。ちよつと広重を見直した。

写楽の2点『二代目嵐龍蔵の金貸石部金吉』『三代目坂田半五郎の藤川水右衛門』は写真撮りオッケーだつたのでガンガン写真を撮つたが、使ひ途ないや、どうしやう、これ(笑)俺には写楽の絵は全部同じに見えて驚きがない。なんで、こんなのに欧米人ははしやいだのだらう。。。まあ、俺たちは今さら何度も見せつけられて馴化してしまつただけかもしれないが。

さて、俺が一番気に入つたのは、歌川豊国の2点、役者舞台之姿絵『高麗屋三代目市川高麗蔵の千崎弥五郎』『大和屋初代坂東蓑助の早野勘平』である。後に五代目松本幸四郎となる市川高麗蔵の外連味あふれる立ち姿にじつと見とれてしまつた。俺の後にちよつと渋滞ができていた、ごめんなさい。実際にもかなりエキセントリックな人物だつたといふ五代目幸四郎のギラギラした人間性があふれ出ているやうに感じた。

浮世絵の技法、丹絵、紅絵から吹きぼかしなどといつた細かいところも解説があつて初めて見る人でも十分に楽しめる。なかなか好い展覧会でした。この機会に発行された図録『山種コレクション 浮世絵名品集』にはこの展覧会の展示品が一通り収められておりもちろん購入。一緒に『高麗屋三代目市川高麗蔵の千崎弥五郎』のマグネットも買つた。会社で書類留めに使はう。

 

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浅草寺伝法院庭園と大絵馬寺宝展

2016年04月29日 23時19分35秒 | 絵画

GWは10連休にしたかつたが5月後半の仕事を考へると休み明けの回復に時間を掛けたくないので7連休で止めた。

その7連休初日、浅草寺は伝法院庭園拝観と大絵馬の展示に行つてきた。

歌川国芳の『一ッ家』を観たかつたのだな。浅草観音利生譚である。国芳は浅草観音利生譚を版画でも多々描いていて、展覧会で見つける度に魅入つている。浅草寺の絵馬は去年のこの展示会で初めて観た。辻惟雄『奇想の系譜』、岩切友里子『国芳』などで紹介されていたのを何度も読む内に急激な勢いで観たい観たいと頭の中がいつぱいになつたところ、去年の公開終了3日前に突如公開情報を取得したので飛んでいつたのだつた。(それ以来、美術館だけでなく、お寺の展示情報も見るやうになつた。)

いやあ、去年もじんじんと背筋にふるえが来たけど、今年も来た。これは、すごいわ。

その他、展示内容は柴田是真の『茨木』、三代堤等琳『韓信股くぐり』など昨年と同様だが、『徳川十六神将図』などいくつか新しい発見物も出ていた。

その後、浅草寺でお参りして、おみくじで大吉引いて、浅草から撤退。なかなかおもしろい1日だつた。

5月8日まで。こちらで内容確認

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安田靫彦展に行つてきた。

2016年04月10日 20時35分41秒 | 絵画

4/8の金曜日、仕事が早く片付いたのでさつさと退社して東京国立近代美術館の安田靫彦展へ。頼朝・義経券すなわちペア券で入場。。。まあ、俺一人で一回分を使つたわけであるが。金曜は20時まで開館。

この人の絵は凄い。変態的な目、エメラルドグリーンのインパクト、独特の富士山の表現、レネ・マグリットと似た感じのある色の置き方、そして歴史好きにはたまらない題材の選択。

そもそも俺が関心を持つたのは変態的な目の描き方である。人物の背後にある表情、感情を全て押し隠す目と言ふべきか。これが突然現れるとまるで肩すかしに合はされた感がして思はず笑つてしまふ。これが妙にインパクトがあるのだ。こういつた目の描き方は30代半ばから頻繁に現れる。この目に惹かれてしまつた。改めてみたら爆発していた。凄すぎる。

さて、今回気づいたのはエメラルドグリーンのインパクト。これは生涯を通じてインパクトがある。それから富士山はすごく感じ入つた。山頂の描き方、色の質感がルネ・マグリットとなにやら似ている。総じて漫画的な線の明確な表現が多く、今の日本の絵画に大きな影響を与えているのが感じられた。これはおもしろい。

金曜夕方夜と言ふこともあり人入りは多くなく、2ー3点に一人二人いるくらいの感覚だつた。落ちついて観られて非常に良かつた。ただ、冷房がやや強かつたのか、1時間ほどしたら寒くなつてきて時々クラクラしていた。その瞬間に、あの目や富士山が現れて目を覚まさせてくれるのである。

図録を買つたが、これもなかなかよろしい。入れ替へ後に、頼朝・義経券の残り一枚を使つてもう一度行かう、今度は音声ガイドを使つてみる。

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国貞だ、国芳だ!

2016年03月22日 23時49分43秒 | 絵画

ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞

3連休3日目の3/21の昼に渋谷はBunkamuraザ・ミュージアムで開催の国芳・国貞展へ。開幕初日3/19と翌3/20は大混雑・入場に20分~40分待ちとサイトが実況を出していたがどうか。

昼飯を食つて11時半頃にBunkamuraへ、と雨がちらついてきた。ミュージアム前では『場内混雑しています』と言つているが、入場自体はスムーズにできた。おお、確かに混んでいるわ。最初の二角くらいは超人混み。ゆつくり魅入り始めると混雑の圧力を感じ次に進まざるをえない。押し出されて先に進んでは戻つてきを何度か。暫行くと緩やかになつた。

ううん、すばらしい!すげぇ~~~。国芳の躍動感は相変わらず凄い。こんな凄い色だつたつけ?これは色の保存状態がよいのだな。だが、それをはるかに上回る国貞の艶つぽさはもつとすごい。美人画は国貞だ!師匠豊国や、渓斎英泉を上回る安定度、これは凄い。さうか、美少女そして年ごろの美人は国貞が最強、国芳の美人画はやや年上好み向きつてことか。そんなことを思ひながらさらに魅入らうとするとやはりさういふ画になると混雑の圧力が発生して押し出されるのである(笑)

そして、ううん、團十郎は国貞に限る!ことに7代目團十郎の迫力は凄すぎる。弟子の豊原国周が9代目團十郎を多く描いているがそれに通じるところがある!もちろん、国芳の役者画も凄い。この兄弟弟子の役者画対決は色気たつぷり、格好いい!

まずは最近の国芳人気に引つぱられているが、この展覧会をきつかけに国貞のスゴさをこの国の人々が思ひ出してくれるとよいなと思ふ。150ー190年前、この国の浮世絵界を制していたのはまずは国貞、そして国芳だつた。俺たち日本人は自分たちそして先人たちがかつて喝采を浴びせ、一推ししたもの、その感性にもつと自信を持つべきだ。現代日本の漫画やアニメーションには、浮世絵から通じるものが多々ある。そもそもそれらをいち早く現実の絵にしたのが国芳と国貞だ。それは、人の顔だ、人の動きだ、そもそも人間の行動を描いた職人技、それが浮世絵だ。

とにかく、総勢170点、これでもボストン美術館所蔵中のホンのわずかでしかない。混雑圧力に負けて3時間半しか観ていられなかつたが堪能。まあ、混んでなければ5時間コースだな、でも腰が痛くなつてたからどうかね(笑)写真撮影OKコーナーもあつた。ショップでは国芳グッズの方が(もともと品種類が多いのだが)やや売れていた。図録と桜グラス(国貞の美人画デザイン)とクリアファイルを買つた。この図録が出来がよい。なんか知らないが、かなり迫力がある。暫魅入つてみたい。また観に行かう。

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国芳だ、国貞だ!

2016年03月17日 22時04分53秒 | 絵画

先週、練馬区立美術館の悳俊彦氏のコレクションの展示会題して『国芳イズム』に行つてきた。感激感激すごすぎる。この躍動感、わくわく感はいつたいなんだらうか。『勇国芳桐対模様』とその登場者をはじめとした国芳一門の作品もまとまつていた。芳年は前から脚光を浴びているが、芳幾、芳員、芳虎がまとまつていたのがうれしい。娘が描いた絵はもっと観たいぞ。歌川以外では小林永濯が多かったのが特に好かった。さうさう、鍾馗画も当然ながら多かつた。誰か、鍾馗だらけの鍾馗展をやつてほしい。。。どうやればできるんだ?

さて、今週末からは渋谷Bunkamuraミュージアムで 『ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 私の国貞』が始まる。待ちに待つた国貞である、三代豊国である。浮世絵界の王者、真打ち登場である。国芳推しの俺でも国貞の前にはただ圧倒される。一昨年10月11月の太田記念美術館での国貞展はすでに国芳推しであつた俺も浮世絵感をさらに革めさせられた。浮世絵界断然トップを争ふ国貞国芳2人、歴史のいたずらで奥に追いやられていた2人が歴史の正常化とともに主役の座に復帰である。これを観ずして浮世絵を観たことにはならない。Bunkamuraだと、マニアではない普通の人たちもやつてくる。もつと多くの人に、浮世絵の真髄、すげぇ~~~と言つてもらふときがきた。もちろん、ちよつとマニアの俺も行つてすげぇ~~~とつぶやくのだ!

ちなみに太田記念美術館では4/1からその国貞展『和の暮らし、和の着こなし。』を開催する。
 
あちらこちらで、国芳だ、国貞だ!すげぇ~~~!
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小牧で『夜桜美人図』を観てきた

2016年03月01日 22時06分31秒 | 絵画

実は、先々週の土曜日であるが、小牧はメナード美術館へ行つてきた。和のかたち」展といふことで日本人作家による絵が中心。その翌日が当展示の最終日なので急いで足を伸ばしたのである。

昭和大正期の絵は俺には分からないものが大半。でも、意外におもしろい。そして、江戸期に入りお目当ての葛飾応為『夜桜美人図』。一昨年の大浮世絵展での初見以来二年ぶりである。やはり、これはすごい。暗闇に浮かぶ美人、そして灯籠の明かり、まさに光と闇のアンサンブル。いや、なんかうまく表現できない。すげぇ~~~といふより他はない。NHK日曜美術館の放映で訪れる人も多いと言ふ。わざわざ、横浜から行く俺のやうなのもいるんだから、盛況だらう。好いことだ。次の公開はいつかなあ。そのとなりに鏑木清方『伽羅仙台萩』。この並びはセンスが好い。月初めに鎌倉の鏑木清方記念美術館に行つているが清方美人にはまつているので、このセンスの好さに感動した。

さて、その他観ていておもしろいと思つたのは安田靫彦。先々週、横浜のそごう美術館で「福井県立美術館所蔵展」を観た時にすでにヘンだと思つていたのだ。この目の描き方、輪郭線のなよッとしていながら筋が通つている感。不思議きわまりなかつた。そしてここでも数点。これはヘンだ、おもしろすぎる、まとめて観てみたい。

さて、コレクション「西洋絵画名作選」の部屋に入つて、ある絵を見た瞬間「こいつ(これを描いた奴)は気が狂つてる」と思はずつぶやいた。ミレーの模写であるが、描いたのはやはりゴッホ。すでに耳そぎ事件の後でこの半年後に自殺している。何かがおかしくなっていることが、画面に現れていた。

その後、また『夜桜美人図』を観に行つたり、安田靫彦を観て「やつぱりヘンだ」と楽しんだり、マグリットをじつと魅入つた。『夜桜美人図』は延べ20分ほど観ていたのではないか。もうちよつと人が少なければ40分は観ていたらだらう。好い時間だつた。

その後は雨の中を小牧山城を制覇、そして晩は名古屋の友人宅で泊して翌日帰宅。

さて、帰宅後検索すると東京国立近代美術館で3月23日から安田靫彦展をやると言ふ。行つてみよう。さつそく前売り券を買つたのである。

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葛飾応為、『夜桜美人図』はすごい。

2016年01月17日 20時44分32秒 | 絵画

NHK日曜美術館 先週の再放送。(番組サイト)

葛飾応為の『夜桜美人図』が紹介されたと言ふので観てみた。

こんなすごい絵はさうさうあるものではない。テレビの画面を通してもやはりすごかつた。

そもそも絵画への関心が再発したのは2013年秋に山口晃の『ヘンな日本美術史』を読んでからだ。洛中洛外図、そして岩佐又兵衛、月岡芳年、河鍋暁斎が頭にインプットされた。ちようど東京国立博物館で洛中洛外図の代表的なものがバンバン公開されたので観に行つたところで、岩佐又兵衛に大きく関心を持つたのだ。岩佐又兵衛と言へば浮世絵の祖である。その前後に発刊された浮世絵関連の本でその興味はガンガン上乗せされた。岩佐又兵衛やら浮世絵やらのキーワードに惹かれて展覧会を観に行くやうになつた。そして、年明け2014年、江戸東京博物館で『大浮世絵展』が開催された。あまりに人が多すぎて、イライラしながら観ていたが、前半はスルーして、中盤からゆつくり見始めた。いくつか気に入つた絵があつたのだが、ひときわ気に入つた絵が『夜桜美人図』だつた。なんか、すごい絵だ。ゾクゾクするものがある。すげぇ~~。作者は誰だらう、と見ると『葛飾応為』とある。葛飾北斎の娘だと書いてある。チケットホルダー(クリアファイル)を売つていたので買つて部屋に飾つている。絵はがきも買つたと思つたが勘違ひだつたやうだ。そして、その絵をいつでも観られるやうにとでつかい図録も買つた。

それから葛飾応為の名は頭にインプットされ、数少ない絵を注意して観るやうになつた。その夏に出た小説『北斎と応為』はもちろん読んだ。大浮世絵展後に北斎の絵を見直したときに『おや?』と感じたことへの答の道筋がそこにあつた。北斎ブランド作品の多くに応為が絡んでいるやうだ。昨年5月に公開された映画『百日紅』は杉浦日向子原作漫画の葛飾応為のある若き日の出来事を描いたエッセイ漫画である。映画公開期を狙つて改めて公開された彼女の傑作のひとつ『吉原格子先之図』を太田記念美術館へ観に行き『葛飾応為観賞ガイドブック』を買つた。そして同時期発刊の『北斎娘 応為栄女集』も買つてさらに思ひは深まつた。

この思ひをうまく表現することができないのが残念だが、絵はまず観るしかない。観て、何かを感じるのが一番だ。何も感じなければそれはそれでよいし、何かを感じればそれはそれでよい。芸術とかそんな大げさな言葉でなく、ただ、「すげぇ~~」そうつぶやくことから始まるのじやないか。言葉での表現はそれができる天才に任せやう。俺たちはすごいことをすごいと感じられるその感性を持つたことを感謝しながら一言「すげぇ~~」とつぶやくのだ。

葛飾応為『夜桜美人図』はそれを感じさせてくれた数少ない絵だつた。こんなすごい絵はさうさうあるものではない。この放送で、改めて彼女とその絵に注目が集まつてくれるとすごくうれしい。「すげぇ~~」とつぶやくことの素晴らしさを多くの人たちが感じてくれるとそれはものすごいことだ。

『夜桜美人図』のチケットホルダーはもちろん今もなお部屋に飾つている。俺の心をいつも刺激してくれる。そして、「すげぇ~~」とつぶやくのだ。
そして、テレビ画面で紹介されたのを観て、うれしく思ふ。そして、改めてつぶやく。「すげぇ~~」
 
所蔵するメナード美術館のサイトはこちら
1/2から2/21までの展覧会で公開中!
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三十六歌仙額公開

2015年10月24日 19時49分13秒 | 絵画

岩佐又兵衛とその一派作の川越市仙波東照宮三十六歌仙額を埼玉県立歴史と民俗の博物館へ観に行つた。公開は三期に分けて行われ今は二期目で明日まで。

月初めに第一期を観に行つているので今日は二度目。12枚がずらりと並ぶ。壮観。柿本人麻呂も小野小町も源重之もみんなあごの下がふつくらりん!豊頬長頤の極意であるな。これで24人のフックラリンを観たのだが、なんかすごすぎる。あと一回、第三期、残り12人も当然観に行くぜ。さすれば悲願達成、俺は泣く。もう既に感激中である。生きていて好かつた。今年は何度この言葉を口にしただらう。何度泣いたことだらう。

さて、美術展示以外の埼玉県史をたどる常設展もじつくり見てきた。現代史のコーナーに「MZ-80K2」が懐かしのパソコンとして展示されていた。これはすごい。涙ものである。写真を撮りたかつたが禁止コーナーだつたので残念。その代わり10分くらい観ていた。

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江口寿史と川崎のぼる

2015年09月22日 20時01分29秒 | 絵画

いや、二人を比べやうつてのではなく、単に二人の原稿展示を観に行つただけのことです。

まずは、吉祥寺へ。『江口寿史KING OF POP ANNEX 展』リベストギャラリー創

9/30の画集『KING OF POP』(玄光社)発売に合わせた展示会。

人がけつこう並んでます。俺もその列に並ぶ。行つた頃は昼飯時で浦沢直樹センセがやつてきて、江口寿史センセを昼飯へ連れ出していつた。何か、すごい図だつた。中に入ると、『魚籃観音図』がかけてある。昨年の『漫画家による仏の世界展』に出した傑作。そしてマンガ原稿の剥き出し展示。これはすごすぎる。『ストップ!!ひばりくん!』の原稿に感激感激感激感激。ひばりくん登場シーンを写真に収めました。

ふと、前方を見ると友人の後ろ姿。混雑して追いつけないので電話で後ろを向かせて合流。江口寿史本人が似顔絵を描いてくれる『5分間スケッチ』は今日も外れたとのこと。明日もチャレンジするらしいが、是非当たつてほしいぞ!

江口寿史の絵は浮世絵にダイレクトに通じるところがあり、だからイラストレーターとしての受けもよいのかななどと思つたり。


JRで一駅、三鷹へ移動。

今度は川崎のぼる展三鷹市美術ギャラリー

『巨人の星』『いなかっぺ大将』『てんとう虫の歌』はもうお馴染みの名作。おお、『フットボール鷹』もこの人だつたのか。彼の原稿を年代順に展示していた。1970年代はまつしぐらに中心にいる絵柄なのだが、1980年代に入るとちよつと古い感じがしてくる。入れ替わつて高橋留美子や江口寿史が登場すると言ふことなのか。(ここは適当)

でも、ストーリーマンガでは絵柄が古くなつても、切り取りの一枚絵では現代でも十二分に訴える力がある。確かな画力に表現力、情熱の伝達力があるのだらう。今は熊本県菊池郡で作画活動中と言ふ。熊本県と言へば江口寿史は熊本県水俣市出身だな。

けつかうな量の原画にひとまず満足。

『巨人の星』はやつぱり花形満がとてつもなく格好好いぜ!と再認識。どこかで、花形満展をやつてくれないだらうか。十数年前にWOWOWでやつたアニメ巨人の星の特別編集『花形満特別編』を思ひ出した。あの宣伝ポスター『今回、主役』は今も部屋に貼りだしてある。

てなところで。。。

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