メタボ君の自由・気ままな人生&散策あるばむ(元気悠遊人)

自由気ままにぶらり散歩に出掛け、四季折々の風景、花々、景観、鳥撮りを楽しみ、整理し日記アルバム風の備忘録帳

   

古都・鎌倉の鎌倉三十三観音霊場巡礼備忘録集(1(発願)-9)

2016-06-22 | 古都鎌倉
おはよう、
今日(160622)は、古都・鎌倉の観光の中で、「鎌倉三十三観音霊場」に巡り合い、巡礼を実行しました。その記録を備忘録として整理し、します。鎌倉には四季折々訪れていたが、霊場巡りという目的で訪れるのは初めてである。少し時間も経ちましたが、巡礼時間、回数を含めてまとめてみました。鎌倉霊場は、意外とエリア毎に集中しており、かつ、バスの利用も容易で、数回で、完了できました。(徒歩でもOK)総巡礼回数:6回、巡礼期間:2012年5月19日~7月13日の3か月間、2015年5月21日で3ヶ年であった。
補足事項:a)鎌倉三十三観音霊場の巡礼順は、発願寺(1)、結願寺(33)は、厳守すること。
      発願印、結願印が、頂けない。
      巡礼順が理想であるが、特に必須ではない。
     b)ご朱印帳、ガイドブックなどは、杉本寺(1)で、購入できる。
     c)妙高院(27)参拝時、都合(住職不在)によりご朱印帳への記帳が頂けなかったので後日再参拝し、
      記帳を頂いた。
第一回巡礼 2012年5月19日 9札所  
      注)5/19、20、21は2泊3日で実行(鎌倉保養所を利用) まとめであり、札所順に記載。
      杉本寺(1):発願 →安養院(3)→瑞泉寺(6)→光触寺(7)
      →五大堂明王院(8)→延命寺(11)→教恩寺(12)→別願寺(13)→寿福寺(24)
第二回巡礼 2012年5月20日 8札所
      浄光明寺(25)→海蔵寺(26)→妙高院(27);半紙のご朱印、参拝 
      →建長寺(28)→龍峰院(29)→明月院(30)→浄智寺(31)→東慶寺(32)
      再参拝:2016年3月3日実行
第三回巡礼 2012年5月21日 5札所
      長谷寺(4)→来迎寺(5)→成就院(21)→極楽寺(22)→高徳院(23)
第四回巡礼 2012年6月24日 8札所
      注)6/24は1泊2日で実行
      宝戒寺(2)→来迎寺(14)→向福寺(15)→九品寺(16)→補陀洛寺(17)
      →光明寺(18)→蓮乗院(19)→千手院(20)
第五回巡礼 2012年7月13日 3札所
      注)7/13は1泊2日で実行
      浄妙寺(9)→報国寺(10)→円覚寺・佛日庵(33):結願
第六回巡礼 2015年5月21日 満願のお礼、祈願参拝へ
      注)5/21は、1泊2日で実行
      信州・長野 善光寺(満願) :前立本尊御開帳時期に合わせて、参拝して来ました。

「鎌倉三十三観音霊場」巡礼の写真集を整理しました。
観音さまは、三十三に化身し人々を救うという信仰から、観音菩薩を祀る三十三の霊場をめぐる札所がつくられた。西国三十三箇所や坂東三十三箇所、秩父三十四箇所を合わせて「百観音巡礼」と云う。

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札所第一番 大蔵山 杉本寺 「」
正式名称 大蔵山 観音院 杉本寺
本尊   十一面観世音菩薩(別称;杉本観音
宗派   天台宗
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「鎌倉巡拝の出発点」になっている。石段が五間四面の茅葺の観音堂へ通じている。賑やかなのぼりが立ち並ぶ、茅葺きの本堂、苔が美しい石段、本堂隣のお地蔵さま(六地蔵)等。
コメント:石段を登り、左側の高台から富士山を見ることができます(快晴時)。
ご朱印                  「杉本寺」の扁額(ガイドブックからの写真をコピーしました)

「杉本寺」の紹介板標

山門、門柱

石階段の参道と奉納旗 参道は、杉木立ちにおおわれ、すりへった石段である。(危険のため迂回)

現在は、登りやすい女人坂を登る。


茅葺きの仁王門の仁王像

茅葺きの観音堂(本堂) 十一面像は4体安置されている。


「十一面観世音菩薩」の石標と鐘楼堂

六地蔵菩薩


「鎌倉三十三観音ガイドブック」と「ご朱印帳」を購入し、三十三ヶ所満願を目指す。2012年5月19日(発願:ほつがん) 石段を数段上がった所に拝観受付がある。


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札所第二番 金龍山 宝戒寺 「萩の寺
正式名称  金龍山 釈満院円頓 宝戒寺
札所本尊  准胝観世音菩薩(別称;
宗派    天台宗
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いま「萩の寺」で知られている。境内のしだれ梅や白萩の美しさ等。
コメント:財産富貴の福神・毘沙門天
ご朱印

「宝戒寺」の紹介板標

細長い参道

山門、門柱
花の時期になると、参道の石畳の上に両側から萩の枝が覆いかぶさり、道を塞いでしまうほどだ。

参道から本堂を望む
 
本堂
本堂には、本尊である「子育経読地蔵大菩薩(国重文・鎌倉二十四地蔵尊一番札所)」と「准胝観世音菩薩」が安置されている。


山門を入ると拝観受付がある。境内には、他に聖徳太子を祀る「太子堂」などがある。一年を通じて様々な花が咲き、特に秋には境内一面に白い「萩の花」が咲くので「萩寺」とも呼ばれている。


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札所第三番 祇園山 安養院 田代寺 「ツツジの名所、北条政子ゆかり寺」
正式名称  祇園山 安養院 田代寺
本尊    千手観世音菩薩(別称;田代観音
宗派    浄土宗
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「ツツジの名所」で知られている。春は、色鮮やかなツツジに埋もれる。本堂脇の桜も美しい。
ご朱印

「安養院」の紹介板標

境内に入る正面の参道、石標

山門

観音堂正面

観音堂

2

「安養院」の扁額

集合写真
参道と本堂


境内には、「日限地蔵尊(鎌倉二十四地蔵尊第二十四番札所)」が祀られおり、そのすぐ隣には樹齢700年の槙の巨木が茂っている。北条政子の墓といわれる宝かん印塔がある。 納経所は、境内右手にある。昼休みの時間帯は不在で受付不可なので、訪問時間には要注意。


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札所第四番 海光山 長谷寺 「」
正式名称  海光山 慈照院 長谷寺
本尊    十一面観世音菩薩(別称;長谷観音
宗派    浄土宗
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本尊は、一面金箔の高さ十メートルの巨像(十一面観世音)、「あじさいの名所」で知られている。経蔵脇の斜面を埋めつくすアジサイがみごと。境内の見晴し台からは、眼下に由比ヶ浜が望める。
コメント:出世開運の福神・大黒天
ご朱印                 「十一面観世音菩薩」(ガイドブックからコピー)

合わせて「阿弥陀如来」のご朱印も後日頂きました。
阿弥陀堂には、源頼朝が四十二歳の厄除けに建立したとされる「本尊阿弥陀如来」が祀られており、鎌倉六阿弥陀」の一つに数えられる。

「長谷寺」の紹介板標

山門

様々な山門の顔

2

赤い提灯が印象的である。

観音堂の前の香堂

2

観音堂(改築後の姿) 本堂には9.18mの「本尊十一面観音菩薩」が納められている。
この十一面観音は、大和長谷寺の本尊とともに一本の楠から造られ、一体は大和長谷寺の本尊として祀られ、もう一体は衆生済度の願により海中に投じられたものが横須賀に流れ着き鎌倉のこの地に遷されたと伝えられる。

十一面観世音菩薩像は、奥の内陣に安置されている。
高さ9.18mの木造十一面観世音菩薩は台座を含めると11.9mもあり、巨大な像と、金箔の輝きに驚く。木造彫刻の観音像としてはわが国最大の像である。

集合写真
観音堂の様子 入口には、「長谷観音」と刻まれた大きな扁額が掲げられている。

2  改装後の観音堂の外観

境内の様子
鐘楼堂

2

紫陽花散策路、紫陽花が植栽されている斜面に咲く紫陽花

2


長谷観音」の名で有名な長谷寺は、「鎌倉大仏」、「鶴岡八幡宮」とともに鎌倉の三大名所の一つである。境内は、池や庭園を主体とした「下境内」と観音堂など諸堂中心の「上境内」とに別れている。境内には、他にも大黒天を祀る「大黒堂」、弁財天と十六童子の磨崖仏が刻まれた「弁天窟」などがある。弁天窟は洞窟の途中から天井がとても低くなっていて、普通の人は腰をかがめないと歩けないくらい。「宝物館」にもたくさんの仏像や考古資料が展示されていて観音三十三応現身などを間近でみることができる。


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札所第五番 満光山 来迎寺(西御門) 「」
正式名称  満光山 来迎寺
札所本尊  如意輪観世音菩薩(別称;
宗派    時宗藤沢清浄光寺末
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ご朱印

「来迎寺」の紹介板標

山門(真新しい門柱)、長い石階段

本堂 以前は一段下に観音堂があったらしいが、札所本尊の如意輪観世音菩薩像は、現在、本堂の本尊阿弥陀如来坐像脇に安置されている。

2


如意輪観世音菩薩」は、もともと「法華堂」の本尊であった。本尊は、「阿弥陀如来」で「鎌倉十三仏の第十番札所」になっている。「地蔵菩薩」は、南北朝時代の優作。来迎寺の如意輪観世音菩薩は、ほぼ等身大で、宋朝様式がみられる。衣文には粘土と漆を混ぜて型抜きしたものを貼り付けた大小の土文が見られる。現在の鎌倉では、土文を残す仏像は九体のみという貴重なもの。


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札所第六番 錦屏山 瑞泉寺 「花の寺」
正式名称  錦屏山 瑞泉寺
札所本尊  千手観世音菩薩(別称;
宗派    臨済宗円覚寺派
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1月の水仙、2月の梅は見事で、「花の寺」にふさわしい。大きな庭園があり、広大な境内は四季の花、木で彩とられ、とくに水仙、梅、紅葉の美しさが名高い。
ご朱印

「瑞泉寺」の紹介板標

総門

石段は2つあって、かなり擦り減った古い階段と、新しい石段がある。(気を付けて登ること)

山門

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本堂

本堂には、本尊の「釈迦如来」、札所本尊の「木像千手観音坐像」 などが安置されている。

昭和四十五年に発掘・復元された「夢窓疎石作池泉式」の庭園

地蔵堂 本堂に向かって左奥には「鎌倉二十四地蔵」のひとつで「どこもく地蔵」が祀られているお堂がある。

2

「瑞泉寺」に向かう途中の道路に、色鮮やかな「紫陽花」が咲いていた。

2


四季折々の花が咲き乱れる。1月のスイセン、2月の梅は、見事。四季の花が絶えることのない境内には、均整のとれた棟反りをもつ二層屋根の本堂、総門、山門、仏殿、客殿、地蔵堂、開山堂、鐘楼などが建ち並んでいる。


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札所第七番 岩蔵山 光触寺 「」
正式名称  岩蔵山 光触寺
札所本尊  聖観世音菩薩(別称;
宗派    時宗
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四季の花が咲き乱れ、「塩なめ地蔵」が巡礼を向かいている。一遍上人ゆかりの寺院。
ご朱印

「光触寺」の紹介板標

山門

2

本堂

2


本尊は、「阿弥陀三尊像(重要文化財)」である。「鎌倉二十四地蔵」でもある「塩嘗地蔵(塩なめ地蔵」が祭られていお堂もある。「鎌倉七時宗」: 鎌倉には時宗の寺院が7ヶ寺ある。内6ヶ寺が三十三観音霊場の札所寺院になっている。光触寺はその内の1ヶ寺で、「藤沢の清浄光寺の末寺」である。


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札所第八番 飯盛山 五大堂 明王院 「」
正式名称  飯盛山 寛喜寺 明王院 五大堂
札所本尊  十一面観世音菩薩(別称;
宗派    真言宗御室派
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茅葺の小さなお寺。五大明王院の長い参道がある。境内の撮影は禁止されとり、門からの撮影です。
ご朱印

「明王院」の紹介板標

山門

萱葺きの本堂


(注:境内は、撮影禁止ですのでご注意願う。よってほどんと写真が残っていない)
「五大明王」は、本堂に向かって左隣にあるお堂の方に祀られている。明王院は、「五大明王(不動明王,降三世明王,軍荼利明王,大威徳明王,金剛夜叉明王)」を本尊に祀る、京都仁和寺末の真言宗の寺である。


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札所第九番 稲荷山 浄妙寺 「」
正式名称  稲荷山 浄妙寺
札所本尊  聖観世音菩薩(別称;
宗派    臨済宗建長寺派
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鎌倉五山の第五位の面影をのこす。春になると桜に埋もれる長い参道がきれい。広い境内には白砂が敷かれ美しい。境内は国の指定史跡。
ご朱印

参道、山門正面

山門と「稲荷山浄妙禅寺」と刻まれた石標

山門と石畳の参道、本堂の眺め

2

山門からの本堂

本堂

2

刈り揃えられた庭木の中を真直ぐに石畳が本堂まで続いている。途中、8段ほどの石段があり、本堂は段の上に建っている。


浄妙寺は、「鎌倉五山の第五位」で、稲荷山 浄妙寺と云う。現在では、総門、本殿、客殿、庫裡殿だけになっている。数段の石段をのぼると山門があり、右手には「稲荷山浄妙禅寺」と刻まれた石標が立っている。山門を入った左手の拝観受付で拝観料を払い、納経帳を預ける。

以上
コメント;


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